H22年3月に日本ドイツ徒手医学会が閉鎖されてセミナーが受講できないまま音信不通となっていましたが、

 

H24年4月から『ドイツ筋骨格医学会日本アカデミー』としてセミナーの再開が予定されている様です。

 

『ドイツ筋骨格医学会日本アカデミー』というのは、

前ドイツ徒手医学インストラクターの手による営利を目的としない、

学術のみを追求した内外に開かれた法人格を有しする学術団体であるとのことです。

 

とりあえず、会員を新たに募るのではなく、セミナーが途中で中断されてしまった元会員の不利益解消に努めていくそうです。

 

海外の筋骨格系理学療法学派は他にも様々ありますが、それらの学派と比べても遜色の無い有益な知識・技術がドイツ徒手医学会から得られると思います。

 

特にS1~S4・E1と受講したパリスアプローチとは内容が似通っており、どちらも優れている面があると思いますが、

同様なテクニックの習得を比較した際には、前ドイツ徒手医学会の方がテキストの作り方や指導方法などに創意工夫がみられ好感が持てました(例えばピストルグリップを用いたテクニックなど)。

 

その他、前ドイツ徒手医学会では

 

  1. 会員専用の掲示板があり、そこでコンセプトについての質疑応答が可能で、それらを皆で共有出来る
  2. まだ受講していない資料も会員専用ページからダウンロード可能

 

というサービスが好評でしたが、新団体でも、これらのサービスが利用できるのかが気になるところです。

 

 

その他で気になるところと言えば

 

  • 年会費や受講料などは以前同様なのか?
  • 途中で中断した受講生に対して、何か+αとしてのメリットを提供たりするのか?
  • LBB・HSAを修了した受講生に対するセミナーも存在するのか(僕的には一番気になります)?
  • そもそもドイツ本国の新組織って、どんな組織なのか?
  • 日本においては新団体になったが、セミナー内容や受講システムは旧団体と全く同じなのか?
  • 新団体立ち上げの目的に関して、他の主な海外理学療法学派同様に理学療法士(や作業療法士)を主体として募集していき理学療法士の地位向上なども目指すのか、旧団体の前半期の様に開業権を既に持っている有資格者も対象とてとにかく受講生を増やすのか?

 

・・・・・など、他にも色々あります。

 

今回アップされたホームページには極最小限の情報しか掲載されていませんが、

コンテンツは徐々に充実してくると思いますので、定期的にチェックしてみてください。