PNF(固有受容性神経筋促通法)が讀賣新聞(2016年2月19日)に紹介されていたので、ブログでも紹介してみる。

 

PNFが読売新聞で紹介されていた

 

読売新聞におけるPNF紹介文と記事は以下の通り。

 

リハビリに使われるPNF(固有受容性感覚器神経促通法)という手法を生かした介護予防トレーニングが注目されている。からだを動かす時に必要不可欠な神経の動きを活性化させるもので、家庭でも取り入れられるという。

 

PNFは、皮膚や関節、目、耳など外部からの刺激を感じる「固有受容性感覚器」に働きかけることで、神経の伝達をスムーズにするよう促すというものだ。1940年代に米国の医師がリハビリ手法として考案した。

 

神経には、感覚器が受け取った感覚を脳に伝える「感覚神経」と、脳からの指令を筋肉に伝える「運動神経」がある。
PNFでは例えば、リハビリ中の患者が動かそうとする方向と逆の方向に、介助者が患者の体を軽く押す。
こうした刺激により患者の感覚神経を活性化させる。さらに脳から筋肉に伝達する運動神経も鍛えられ、体が動きやすくなるという。

 

国際PNF協会認定インストラクターで理学療法士の市川繁之さんによると、日本では2000年頃から病院や訪問看護、訪問介護の現場で取り入れられ始めた。
市川さんは「家庭でも実践すると介護予防になる」として、昨年末に一般向けの書籍「寝たきりにさせないPNF介助術」を出版した。

 

ちなみに出版された書籍というのがこちら。

 

記事には、家庭でできるトレーニングとして、上記書籍を引用したであろう内容も記されている。

 

立ち上がろうとする人を抑えるように下向きの力を加えることで、本人の感覚神経が刺激されると同時に体幹も鍛えられる。

 

「加える力は強すぎず弱すぎず、本人がゆっくり立ち上がってこられる程度で。言葉もかけて聴覚への刺激も与えましょう」と市川さん。

 

一つの動きを3~5回ゆっくりと繰り返す。これを1セットとし、日に2~3セット行う。「体が覚醒していると時間帯が良いので、起き抜けや食事の直後は避けてください」

 

 

イラストで分かる寝たきりにさせないPNF介助術

 

この書籍は、一般の人にも分かりやすいようにPNFがかみ砕かれて解説されいる。

 

また、PNFで連想しがちな「PNFパターンによる筋力トレーニング」よりも、「PNFの概念を介護分野に落とし込んでいくためのヒント」という視点で表現されている点も良いと思う。

 

もちろん、これでPNFを十分理解できるわけではないが、理学療法士・作業療法士が「何となくPNFを理解する」という意味でも良い本なのではと感じる。

 

もちろん専門書籍ではなく一般書籍(そのなかでも、かなりかみ砕かれた部類)なので、期待しすぎると肩透かしを食らう可能性があるため、まずは立ち読みで確認してみてほしい。

 

以下に数ページだけ内容が記されている。

⇒『医道の日本:イラストでわかる 寝たきりにさせないPNF介助術

 

 

関連記事

 

リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)向けに記載したPNF記事は以下になる。

 

以下の記事から、PNFに関する様々な記事へもジャンプできるようになっているので専門職の方は是非一度観覧してみて欲しい。

 

PNF(固有受容性神経筋促通法)の臨床活用法