今回は、「理学療法士・作業療法士の学生さんもブログを作るのはおススメですよ」という体で記事を作成してみます。

 

理学・作業療法士の学生さんがブログするメリット

 

理学・作業療法士さんがブログをすることのメリットは以下だと考えています。

 

  • 学生さんならではのオリジナリティーが出せる
  • 自分の考えが整理できる
  • 表現力が高まる
  • 思い出として残せる
  • ドメイン力が高まる

 

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学生さんならではのオリジナリティーが出せる

 

学生さんがブログを運用する場合は、必ずしも理学・作業療法士とは目的が同じではないと思います。

 

あるいは表現方法も異なるかもしれません。

 

そんな中で、学生さん同士で共感し合えるような記事を作ったら、全国の学生さんから注目してもらえるかもしれません。

 

あるいは、学生さんだから分かる「この業界に対する単純な疑問」なんかを問題提起としてあげて、自分の考えを述べてみることも良いかもしれません。

 

学生さんは、様々なシガラミや固執が無い状態なので、そんな学生さんたちだからこそ情報発信できることは多いのではないでしょうか?

 

そして、これらの作業を通して身についた「物事を考える力」であったり「常日頃から情報に対するアンテナを立てておく習慣」は、理学・作業療法士になっても活かせる能力なのではと思います。

 

 

自分の考えが整理できる

 

学生の間は、基礎分野(解剖・生理・運動学など)から、理学・作業療法に関する専門分野まで、今まで触れてこなかった未知な知識が頭の中に流れ込んできます。

 

そして、それらを必死で覚えて、実習で応用したり、試験で合格しなければなりません。

 

ですが、これらを「詰め込み式」として丸暗記するのも一考ですが、ブログを通して自分なりに整理しなおしてみたり、「難しい言葉をかみ砕いて説明すると、どういった表現になるのだろう」などと考えているうちに、丸暗記とは異なった記憶として定着し、忘れにくくなる可能性があります。

 

 

分かりやすい記事を作成するよう心掛けることで、表現力が高まる

 

前述した「自分の考えが整理できる」でも記載したように、かみ砕いて説明できるようになるという事は、物事を深く理解したからこそ可能となります。

 

専門用語の中には「分かりやすく表現すれば冗長になるからこそ専門用語が存在するのだ」という側面があるため、「分かりやすく説明する」というのが難しいテーマもあったりしまあすが、挑戦する価値はあると思います。

 

また、ブログでは何も理学・作業療法士に関連したテーマだけを選ぶ必要はなく、日ごろのニュースを分かりやすく記事にしてみたり、健康という理学・作業療法と類似したテーマと学んでいることを関連付けながら分かりやすくまとめてみたりと、様々なことで表現力が高まる可能性があります。

 

 

日記調なブログでも構わない(思い出として残せる)

 

時間の過ぎ方は人それぞれです。

 

1年があっという間に過ぎてしまったと感じる人もいますが、1か月すらも非常に長く感じるという人もいます。

 

そして、「時間の密度、新鮮な体験」といった要素が多いほど、時間がたつのが長く感じるようです。

 

※「夢中に物事に没頭していると時間がたつのが早い」というのと矛盾した現象もあったりしますが、もう少し時間軸を長くて考えた場合は上記のようになるらしいです。

 

※確かに、私も理学療法士の新人1年目と、現在とでは、1年という時間の経ち方は同じではない気がします。

 

前置きが長くなりましたが、要は学生時代は「新しいことを学ぶこと」の連続であったり、「喜怒哀楽な様々な感情」や不安・悩み・葛藤などと向き合いながらドンドンと成長する時期です。

 

そんな濃密な時間を「ブログ」というツールを活かして、日記として記憶にとどめておくことは、理学・作業療法士になった後でも読み返して熱い思いがよみがえることもあるのではないでしょうか?

 

 

長期運営によってドメイン力が高まる(古いドメインのほうが良い)

 

これは将来の話になりますが、理学・作業療法士になった後に「学生時代とは別の目的(自分の広報・収益などなど)でブログを運営していきたい」と思った際に、古いドメインのほうが『SEO(検索エンジン最適化)』の効果を発揮します。

 

要は「全く同じ内容の記事」が書かれたブログであった場合に、古いドメインのほうが検索エンジンで評価を受けやすいという意味です。

 

※もちろん古いドメインであることはSEOの一要素に過ぎません。あくまでも、他が同一条件であれば古いドメインが有利という事です。

 

※これは、「古くから今も継続して運営されているから、きっと価値の高いブログに違いない」と検索エンジンに判断されているという側面があるからだといわれています。

 

※学生さんで、最初から独自ドメインを取得してブログ運営する人は少数派だと思うので関係ないかもしれませんが、古い独自ドメインは高値で売却できることもあるようです。

 

これは裏を返せば古いドメイン(古いブログ)に一定の価値を見出しているからこその高値ということも言えると思います(もちろん古いだけでなく、そのブログが残したある程度の実績も評価されてのことだとは思いますが)。

 

ただし、SEOを考えるのであれば無料ブログでは意味がありません。

 

※厳密には、無料ブログでも良いので、少なくとも独自ドメインで運用しておく必要があります。

 

この点に関しては、以下の記事で言及しているので観覧してみてください。

 

無料ブログを無料なまま運用するVS有料化(独自ドメインの取得) 

 

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匿名にすべきか

 

ここから先は、余談になります。

 

ブログを運用するにあたって、匿名or本名のどちらにするかということを考えています。

 

ブロガーさんの中には(少数派ではありますが)名前を公表している人もいます。

 

そして、そのほうが記事に対する信頼性が高まることも知られています。

※顔出しまでしたら尚更だと言われています。

 

一方で、学生さんが運用するブログの信頼性を高めることのメリットが如何ほどのものかと考えた時に、そんなにメリットは感じません。

 

むしろ、名前まで公表する弊害のほうが大きい場合もあるのではと感じます。

 

例えば、自身の学校に関する問題を(匿名で)記事にしようと思っても名前を晒している以上書けません。

 

実習中の悩みなんかも同じです。

 

その他諸々において、匿名にしているからこそ思い切って発言できるテーマなんかも多いのではないでしょうか?

 

重複しますが、名前を明かすことで、自重したほうが良いテーマが出てきたり、勝手に自分が思い込んでブレーキをかけてしまう事もあったりします。

 

そして、これが「当たり障りのないありきたりな記事しか作れないこと」に繋がってしまう可能性もあります。

 

もちろん、名前を公表することで親友・友人に注目してもらえるだけでなく、単なる知人などからすらも注目してもらえる可能性があり、これは大きなメリットかもしれません。

 

重複しますが、要は一長一短です。

 

そして、万が一匿名にしておき、学校を卒業して理学・作業療法士として働きだし、尚且つ「妙なしがらみを自分は感じない」「名前を公表しても自由な記事が書ける」など、あるいは「名前を公表してブランディングツールとしても活用したい」などと思い立た時点公表しても、何ら問題ありません。

 

逆に、名前を明かしていたのに、急に匿名になると、何だか不信に思われることはあるかもしれません。