カテゴリー:疼痛・鎮痛の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:疼痛・鎮痛

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、『アロディニア』という用語について解説していく。痛覚過敏とアロディニア痛覚過敏(hyperalgesia)とは以下を指す。『どんなに軽微な侵害刺激に対しても、感作が生じているために本来の刺激以上に強い痛みが生じてしまう状態』これに対して、アロディニア(allodynia)とは以下を指す。『皮膚に触覚刺激、軽い圧刺激など、普通痛みを起こさないような非侵害刺激が加わっただけでも痛みを生じてしまう状態』画像引用:ペインリハビリテーションこの画像は、痛覚過敏が侵害刺激で「ものすごく痛いと感じる」のに対して、アロディニアが非侵害刺激ですら「すごく痛いと感じる」というのが分かり易い。 例えば...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    組織損傷が生じると、多くの場合は患部を中心に痛みが発生するが、時として患部から離れた遠隔部に痛みが発生することがある。そして、痛みの原因となる部位と異なる部位に生じる痛みを関連痛(referredpain)と呼ぶ。関連痛は内臓のみならず、関節や軟部組織由来で起こる事も知られている(仙腸関節の関連痛なんかは理学療法士の間では有名かもしれない)。この記事では、そんな「運動器における関連痛」に関しても言及していく。内臓の関連痛関連痛は「内臓に問題が生じた際に起こる」ということで有名である。例えば、心臓に問題がある(狭心症や心不全など)なら左肩~左腕に関連痛が生じたり、胆嚢なら右肩に関連痛が生じたりす...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、リハビリ(理学療法)を実施ておく上で整理しておきたい『急性痛』と『慢性痛』の基本的な知識を、違いも含めて記載していく。痛みとは?そもそも痛みとは何だろう?国際疼痛学会は、痛みの定義を以下の様に記載している。『実質的または潜在的な組織損傷に結びつく、あるいはこのような損傷を表わす言葉を使って述べられる不快な感覚・情動体験である。』Anunpleasantsensoryandemotionalexperienceassociatedwithactualorpotentialtissuedamage,ordescribedintermsofsuchdamageこの定義での重要なポイント...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、理学療法士・作業療法士の治療対象となりやすい「慢性疼痛」という用語について考えていく。急性痛と慢性痛という分類痛みには様々な分類方法があり、例えば以下の通り。①痛みを症状で分ける分類:アロディニア 痛覚過敏 自発痛 灼熱痛・・・・・・・・・・・など②痛みの原因による分類: 侵害受容性疼痛 神経因性疼痛 心因性疼痛そんな中で、以前より「急性痛」・「慢性痛」という分類が存在する。ただし、急性痛・慢性痛に関しては、どれくらい痛みが続いているかという「期間」で決められていることが多いものの、「期間」について統一した見解は存在しない。※国際疼痛学会は6か月以上持続するあるいは繰り返し発生す...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、脊柱の痛み(腰痛や頸部痛など)に対する神経ブロック療法(ブロック注射)について解説していく。神経ブロック療法(ブロック注射)とは?神経ブロックは、外科手術で用いられている麻酔を応用した治療法である。神経ブロックによって、痛みを伝える神経をブロック、すなわち遮断することで鎮痛を図ることが可能となる。※痛みを大脳に伝達する神経の働きを麻酔薬によって一時的に遮断することで、患者は痛みを感じなくなる。神経ブロックで得られる即自的効果は一時的であり、つまりは『麻酔が効いている時間だけしか効果が無い』ということになる。ただし、定期的に繰り返し行うことで、麻酔が効いていない時間帯の痛みも徐々に...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、軸索反射について解説していく。軸索反射は、痛みに関与していると同時に、鍼灸や徒手療法にも関与しているので、是非参考にしてみてほしい。軸索反射の発生機序以下が軸索反射の機序となる。軸索反射の機序①求心性伝導痛み刺激により侵害受容器から発生した求心性インパルスは、一次侵害受容ニューロンの脊髄側末端部にまで到達する。そして、そこでグルタミン酸・サブスタンスP(SP)・カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)といった神経伝達物質を放出する。※この様に末梢側から中枢側方向への伝導を『求心性伝導』と呼ぶ。軸索反射の機序②逆行性伝導一次侵害受容ニューロンの末梢側(自由神経終末)は幾つもの枝に...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、疼痛と密接に関与しており、尚且つ徒手療法の作用機序としても用いられることもある「神経性炎症」について記載していく。神経性炎症とは神経性炎症とは、一次侵害受容ニューロン(主にC線維)における逆行性伝導(軸索反射・後根反射)によって放出される神経ペプチドによって起こる炎症性症状を含めた様々な作用のことを指す。神経ペプチドには様々な種類が存在するが、一次侵害受容ニューロンの末梢側末端部・脊髄側末端部の両端において疼痛に関与する神経ペプチドとしては『サブスタンスP(SP)』『カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)』などがある。※神経ペプチドには、SPやCGRPといった疼痛に関与する物...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    IASP(InternationalAssociationfortheStudyofPain)は『国際疼痛学会』と訳される。国際疼痛学会は、痛みのメカニズム解明とその治療の可能性を探る学際的な学会で、基礎研究者・医者・心理学者・歯科医・看護師・理学療法士・薬剤師など、痛みに関心を持つ他分野の専門家が参加する国際学会である。学会では様々な分野での報告が行われ、その中には「痛みの神経因性要素」に関する報告も多く含まれる。※神経因性疼痛に関しては、末梢組織に損傷があったとしても、可塑的変化が末梢組織の神経終末、DRG、脊髄内だけでなく、間脳や大脳皮質など神経系全体に及び、その結果、注意や認知などの高...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    リンク先サイトに『痛みの基礎知識』を追加しました。以下の様なキーワードが盛り込まれた作りになっています。・痛みにおける一般的な経路・侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛・心因性疼痛という分類・末梢神経感作・中枢神経感作・脳の機能的・可塑的変化一週間後より、徐々に補足の追加記事をこのブログにボツボツと投稿して、内容を補完していこうと思っています。痛みの基礎知識は、平易な表現を心がけようと思えば思うほど、逆に読みにくくなりそうだったので、他のカテゴリーに比べて専門用語が多く、とっつきにくいかも知れません。そのため、『痛みの基礎知識(の「一般的な痛みの伝導経路の詳細」)』を、もう少しかみ砕いて紹介している...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    私たちにの身体には(良くも悪くも)「可塑性」が備わっている。この記事では、そんな「可塑性」「可塑的変化」について、疼痛にフォーカスを当てて記載している。可塑性とは可塑性という言葉はもともと物理学の用語で、外から力が加わって生じた変形が、その力がなくなっても元の形に戻らない性質のことである。例えばゴムのボールを押して離すと、すぐ元の丸い形に戻る。これはゴムのボールが「弾性」を持っているからである。一方、粘土の塊では押したところが凹んで、その形が残ったまま元に戻らなくなる。「可塑性」とはこの様な性質のことであり、脳における記憶も可塑性のなせる業と言える。関連記事⇒『長期増強・長期抑制と、依存性の因...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    1969年、ノルウェーのテリエ・レモは、『長期増強』と呼ばれる現象を発見して注目を集めた。長期増強とはシナプスにおいて、「神経伝達物質を放出する側の神経」を刺激すると、「神経伝達物質を受け取る側の神経」に刺激が伝わる。そして、放出側の刺激を何百回も繰り返していると、だんだんと受け取る側(の受容体)の反応が大きくなるという現象が起こる。しかも、一度大きくなった反応は、その後も持続することになる。つまり、たった2つの神経が、情報を「記憶」してしまうと言い換えることもできる。この現象は『長期増強』と呼ばれ、反対に抑制性の刺激についても『長期抑制』という同じような現象が認められている。これらは脳の限ら...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    脳内の信号送信の約80%を担うのは2種類の神経伝達物質、グルタミン酸とγアミノ酪酸(GABA)で、それらはお互いにバランスをとり合っている。グルタミン酸はニューロンの活動を活発にして信号の連鎖的反応を始動させ、一方、GABAはその活動を抑える働きをする。グルタミン酸が、それまで結合したことのないニューロンの間に信号を送ると、結合が促される。そして、信号の往来が頻繁になればなるほど、ニューロン同士の連絡しあう力は強くなり、結合が生まれる。グルタミン酸により結合が生まれることは、学習するうえでも重要な要素となる。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、エンドルフィンについて、有酸素運動(ランニング)によって生じるランナーズハイと絡めながら解説していく。ランナーズハイとエンドルフィン1970年代にアメリカではランニングブームが巻き起こり、「エンドルフィンラッシュ」という新しい言葉が生まれた。また、脳にアヘン様物質の受容体があることが発見されたのも、この当時であった。その受容体の存在は、体にモルヒネのような分子で痛みを抑える仕組みが備わっていることを示唆していた。のちにエンドルフィンと名付けられたその物質は、実際に体の痛みを和らげ、多幸感をもたらすことが分かった。エンドルフィンは内因性オピオイドの一種で、脳や体のあちこちにエンドル...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    古くから、情動は痛みの知覚に対して変調させることが臨床上指摘されてきた。例えば、崖から転落して数十か所の複雑骨折をしたが、まずは身の安全を優先するために、中脳水道周囲灰白質の活動を高め、痛みを知覚させないように痛みの伝達システムを構築しなおしたと考えられる事例が報告されている。これは、その時々の状況、そしてそれからもたらされる情動反応によって痛みの感受性は変化することが示唆されている。なお、先の事例はレスキュー隊を発見した瞬間に、全身からの激痛を感じたという。逆にいえば、中脳水道周囲灰白質の機能が低下すれば、痛みが容易に増強してしまう。これをコントロールしているのが前頭前野と考えられており、そ...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    吻側延髄腹内側部(RVM)には大縫線核(NRM)、巨大細胞網様核(NRGC)、傍巨大細胞網様核(NRPG)ががある。大縫線核はセロトニン神経B3であり、中立細胞・オン細胞・オフ細胞の3種類のニューロンがある。中立細胞は侵害刺激が来ても来なくても活動が変わらないニューロンである。オン細胞は痛みの情報伝達に関与するニューロンであり、オン細胞のμ受容体にオピオイド系鎮痛薬や内因性オピオイドは作用して、痛みの情報伝達を抑制する。オフ細胞は侵害受容刺激を受けて、下降性疼痛抑制系にゴーサインを出すニューロンである。中脳中心灰白質からの入力を受けており、脊髄口角に神経線維を送っている。脊髄後角に終止するオフ...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    青斑核(LC)は橋網様体に左右一対ある、ノルアドレナリンを含有する最大の細胞群である。青斑核は意識水準の維持、覚醒のコントロール、脊髄への投射を介した下降性の疼痛抑制に関与している。ノルアドレナリン神経系のA6は青斑核にあり、脳幹のA5やA7もノルアドレナリンを介した下降性疼痛抑制系の起始核である。恐れや驚きなどの感情によって引き起こされる『キャノンの緊急反応』では、交感神経だけでなく、青斑核からもノルアドレナリンが放出されるので、覚醒レベルが上がる。痛み刺激は究極のストレスであると考えれば、青斑核を介して引き起こされる鎮痛も、緊急時の自律反応や闘争・逃走反応を起こすために必要な反応の一部であ...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    皮膚の小さな部位が切れたり、やけどしたりして傷つくと、下記のような反応が僅かな時間差とともに生じる。①発赤:損傷部位とその周辺の血管が強く拡張して皮膚が赤くなる②腫脹:損傷部位とその周辺が腫れる③フレア:「損傷部とその周辺」よりさらに広い部位まで(軽度の血管拡張が起こり)赤くなる※①②に関しては局所の血管拡張、血漿成分の滲出によって生じ、その発生には炎症メディエーターが関与している。※③に関しては、軸索反射や後根反射などの逆行性伝導によって損傷部位周囲の細動脈の拡張と透過性の亢進によって生じる。※中心部から広がる①~③の反応はトーマス・ルイスが1924年に発見したことから『ルイスの三重反応』と...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    侵害刺激は視床を経由して、一次体性感覚野と帯状回に送られる。一次体性感覚野は二次体性感覚野に情報を伝達し痛みの感覚を発生させる。一方、二次体性感覚野は島皮質に情報を伝達し、帯状回と島皮質が関係することで痛みの情動を発生させる(不快)。この情報が前頭前野に送られ、情報伝達が繰り返される(長期増強)ことで長期的情動要素、すなわち痛みの記憶(固定化)がなされる。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    この記事では、先天性無痛症を例にして、「痛み感覚」の重要性について記載していく。先天性無痛症『先天性無痛症』という痛みを全く感じることが出来ない病気がある。一次侵害受容ニューロンの発生・分化には神経成長因子(NGF)が関与しているが、この病気ではNGF受容体のTrkA遺伝子に変異があることが解明されている(その他に、ナトリウムイオンチャネルの変異や神経成長因子の変異による先天性無痛症も報告されている)。胎生期に末梢組織がNGFを放出しても、TrkA遺伝子に変異があるために、侵害受容線維は存続できず、痛みを感じることが出来ない。また、痛みのない世界にいるため侵害刺激による屈曲反射がおこらないだけ...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    末梢神経には末梢から中枢へと感覚の情報を送る感覚神経だけでなく、中枢から末梢へと指令を送る運動神経も含まれる。身体の各部ではこれらの両方が一緒に走行しているが、脊髄付近で経路が分かれており、感覚神経は背側から入り、運動神経は腹側から出ている。そして、背側で神経がまとまっている部分を後根(腹側で神経がまとまっている部分を前根)と呼び、後根が脊髄に入る前にあるふくらみを後根神経節(DRG:dorsalrootganglion)と呼ぶ。つまり、DRGは痛みや触覚情報を伝える一次求心性神経の細胞体が集まっている場所と言える。DRGは末梢側と脊髄側の両方に軸索線維が伸びており、侵害受容器で発生した活動電...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    脊髄神経節とは末梢神経の走行中に認められる神経細胞体の膨大部で、種々の大きさと形状を呈する。神経節は構成する細胞体の種類によって下記の2種に大別される。①感覚神経節:感覚神経の神経細胞体の集合したもの。・後根神経節・三叉神経節・・・・・など②自律神経節:自律神経の神経細胞体の集合したもの。・交感神経節(上・中・下頚神経節、腹腔神経節など)・副交感神経節(網様体神経節・耳神経節など)※神経節が「中枢神経以外の末梢部において神経細胞の集合体」なのに対し、「中枢神経組織内部に存在するこれらの集合体」は、『核』または『神経核』と呼ばれる。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    アンモニアの水素原子を炭化水素で置換した化学物質の総称を『アミン』という。その中で生体の特定の生理的調整機構に対して作用する物質を『生理活性アミン』と呼ぶ。セロトニン、ヒスタミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、GABAなどが該当する。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    炎症に関与する細胞には血液細胞と組織間葉系細胞がある。血液細胞の主役は白血球で、これには好中球・好酸球・好塩基球・肥満細胞・リンパ球・単球・マクロファージなどが含まれ、これらを総称して炎症細胞という。※ちなみに組織間葉細胞とは組織中に存在する中胚葉由来の細胞で、骨細胞・軟骨細胞・心筋細胞・血管内皮細胞・線維芽細胞・脂肪細胞などがあり、これらの中でも血管内皮細胞・線維芽細胞・脂肪細胞は炎症に関与している。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    外傷や虚血により神経線維が損傷すると損傷電流が出現するが、この放電は一過性のものである。末梢神経が損傷すると、損傷した神経の中枢側と末梢側の両方で変性が起こる。中枢神経が損傷すると修復は難しいが、末梢神経は損傷しても修復される。細胞体と繋がっている中枢側では、損傷した断端から細胞体に向かって逆行性変性が生じるが、その後再生が始まり、変成した軸索線維の断端から芽を出す(発芽・側芽などと呼ばれる)。細胞体から切り離された末梢側の軸索は、全長にわたってワーラー変性に陥り、マクロファージによって処理され、軸索線維の断端とともに髄鞘も分解される。シュワン細胞は正常時には軸索を包んでいる神経鞘を形成してい...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    有髄線維は髄鞘によって電気的に絶縁されている。他方で、無髄線維は髄鞘が無いので、一見すると電気的に絶縁されている部分が存在しないように思われる。しかし、厳密にはシュワン鞘・神経内膜・神経周膜に包まれているので絶縁されている。そして、隣接する非興奮部分のナトリウムイオンチャネルが順次開くことによって、活動電位が連続的に伝導していくことになる※ただし、有髄線維のような髄鞘が無いことで「跳躍伝導」といった速度の速い伝導は困難

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    こむら返りとは、ふくらはぎに起こる痛みを伴う筋痙攣のことで、医学用語では腓腹筋痙攣と呼ばれる。腓腹筋の強く収縮している部分と、していない部分の筋線維間のずれの力が働き、筋肉内の侵害受容器が刺激され激しい痛みを感じると言われている。筋痙攣の持続は通常数秒~数分で、特に激しい運動の後や、睡眠中にみられることが多い。また、糖尿病・腎・肝疾患のある人、高齢者や妊婦にも多いとされる。※筋痙攣自体は、ふくらはぎ以外にも起こる場合はある原因:細胞外液に多い電解質はナトリウムイオンと塩素イオンで、細胞内液にはカリウムイオンが多く含まれている。筋肉が収縮するときには脱分極が起きて、ナトリウムイオンは細胞内へ流入...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    神経障害性疼痛に関して分かりやすい解説がなされている動画を発見したので紹介する。痛みには様々な分類法があり、その中の一つが以下となる。侵害受容性疼痛(Nociceptivepain)神経因性疼痛(Neurogenicpain)心因性疼痛Psychogenicpain)侵害受容性疼痛侵害受容性疼痛は、侵害刺激や実際に組織損傷が加わった際に生じる痛みであり侵害受容器(nociceptor)を介した痛みである。例えば、転倒して生じた打撲痛や、誤ってハサミで指を気づつけてしまった際の傷口の痛みなどは侵害受容性疼痛と言える。神経因性疼痛神経因性疼痛は「末梢神経もしくは中枢神経の機能異常によって生じる病的...