先週は以下の様に株価が推移し、「もしかすると日経平均株価の調整終わり?ここが底で、今後は反発が有り得る?」と多少の期待が持てる値動きとなりました。

 

具体的な先週の日経平均株価の推移は以下の通り。

 

12日(月曜)⇒祝日

13日(火曜)-137円

14日(水曜)-90円

15日(木曜)+310

16日(金曜)+255円

 

踊り場、あるいは若干株価が持ち直していると言えます(以下は直近3か月の株価動向)。

 

 

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ただ、為替は円高のまま・・・(以下は直近3か月の為替動向)。

 

 

 

この円高は、株価が上昇している局面についても常に嫌な感じがして、(特に輸出株を中心に)積極的に買い辛いです。

 

※例えば、先日売却したトヨタ自動車なんかはパフォーマンスが良くありません。

 

でもって今回は、なぜ円高になっているのか?という点について、巷で言われていることを記載していきます。

 

 

理論的には円安・ドル高なはず。 なのでFXで大損した人続出!

 

「円安・ドル高」になることはあっても、「円高・ドル安」になる可能性は低いというのが一般的な見方です。

 

っというのも、「金融緩和は通貨の価値を低くし、金融引き締めは通貨の価値を高くする」という側面があるからです。

 

で、日本は金融緩和を継続しているのに対して、アメリカでは(金融緩和によって景気が回復したとの判断から)昨年より金融引き締めに舵を切っています。

 

なので、論理的に考えると「円安・ドル高」になる可能性があるというのが大筋の味方です。

 

当然FXをしている人なんかも、今回の様な急激な「円高・ドル安」に賭けていた人は稀だと思うので、大損した人も多いのではないでしょうか(レバレッジなんかかけてたら破産ものかもしれません)。

 

 

なぜ円高・ドル安になっちゃったの?

 

なぜ「論理的には円安・ドル高になるはずなのに、円高・ドル安になってるの?」と首をかしげる人は多いと思います。

 

で、この要因として言われている事を記載する前に、最近のNYダウの暴落について記載しておきます。

 

最近のNYダウ暴落の要因は以下の通り。

 

これまでNYダウは右肩上がりに上昇し続け皆が株価に割高か感を薄々持っていた。そんな中で、(金融引き締めによる作用によって)ここ最近金利が上昇して、債権(安全で金利もつく)などの旨味が増してきた。

皆が割高感のある株を売却して、債券などに走るのではないかと言う連想ゲームが売りに売りを誘っての大暴落

 

※他にも色々要因は言われていますが、この点に関しては『株価が乱高下した!激動の一週間!』も参照してみてください。

 

で、ここからは『円高・ドル安になった要因』に話を戻します。

 

先ほどの様な要因で株の暴落が起こったのですが、「通貨の価値が上がる=金利も上がる」というのが一般的な見方です。

 

なので、前述したNYダウ暴落が「金利が上がるとの連想から生じたもの」だとするならば、通貨の価値(この場合ドルの価値)も高まるのが普通です。

 

この点からもFXなどをしている人が『ドル高(相対的に円安)』に賭けるのも理にかなっていると思います。

 

なのに、なぜか「アメリカの金利が上がっているのに、ドルが上がらない」っという現象が起こっている。

 

なぜか?

 

その要因としては以下などが言われています。

 

  • 急速に金利が上昇したことによる株価暴落による不安感。
  • FRB議長が後退することによる先行きの不透明感。

 

 

昔から起こっている現象ではありますが、世界経済に不透明感が生じた際は、理屈抜きで日本円が買われる(円高になる)傾向にあります。

 

※どうやら日本円は「安全資産」として世界的に魅力があるようです。。。

 

 

で、トランプ大統領が12日に以下の様な発言をしたことによって、更に更に円高・ドル安が加速してしまったと言えます。

 

 

アメリカ大統領のトランプ氏は、アメリカが抱える巨額の貿易赤字に対し、「我々は、日本・中国・韓国などを相手に巨額の金を失っている。これらの国は殺人を犯し、長年逃げているようなものだ」と非難した。

関連記事⇒『外部リンク:トランプ氏 貿易をめぐり非難

 

日本を名指しで「アメリカが貿易赤字を食らっているのは不公平だ」と非難したわけです。

 

※もちろん、こんな発言をされたらアメリカへの輸出比率が高い銘柄は株価も上がりにくくなるのではと思います。

 

これらも、先行き不透明感を加速させ、円買いを強めたのではと言われています。

 

ただ、ある程度円高も進行したので、ここから更に円高が進むとも考えにくく、為替は硬直状態、あるいは落ち着きを取り戻し(理論通り)円安・ドル高に向かっていく可能性は高いと思われます(さらに下がったとしても1ドル100円は割らない)。

 

 

ただし、一時的に100ドル付近へ近づき、株にも一時的な急落が波及する可能性はゼロではないと考えます。

 

でもって、そうなった時は「買い場」と判断し余剰資金を投入する予定です(まぁ、急落のインパクトにもよりますが。。)

 

で、今後もスルスルと株価が上昇するようであれば、余剰資金は(これを契機に)安全資産に振り替えようと考えています。