海外理学療法学派の書籍

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系統別・治療手技の展開 改訂第3版

  1. 理学療法における構造的アプローチ,機能的アプローチ,包括的アプローチ
  2. 各系統別 解剖・生理・運動学的基礎
  3. 体性機能障害に対する一般的な評価とその意義
  4. 神経筋骨格系障害の病態生理学的治癒過程
  5. クリニカルリーズニング
  6. 触圧覚刺激法/リンパ系に対する理学療法/マッスルペインリリーフ/筋膜リリース(成人・小児)/筋膜マニピュレーション/マッスルエナジーテクニック/軟部組織モビライゼーション/マイオチューニング・アプローチ/プレーティング/関節モビライゼーション(Kaltenborn-Evjenth Concept,Maitland Method,Paris)/マリガンテクニック/神経系モビライゼーション/マイオセラピー/マッケンジー法/MSIアプローチ/ヤンダアプローチ/フェルデンクライス・メソッド/テープ療法/メディカルトレーニングセラピー

系統別・治療手技の展開(※初版です)

  1. 体性機能異常の系統別理学療法における評価と治療の原理
  2. 系統別/解剖・生理学的基礎と治療手技の展開
    • 触圧覚刺激法
    • 軟部組織モビライゼーション
    • マイオフェイシャルマニピュレーション
    • マイオフェイシャルリリース
    • マイオセラピー
    • ストレイン・カウンターストレイン
    • 神経系モビライゼーション
    • 関節モビライゼーション
    • マッスルエナジーテクニック
    • 頭蓋仙骨療法
    • 徒手リンパドレナージ/マッサージ
    • 体性感情解放
    • 内臓マニピュレーション

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整形外科における理学療法

ドイツ徒手医学について詳細に書かれた本です。

このサイトで紹介している教本の中で、『評価・治療の流れ』に記載されている内容とも比較的リンクしている本だと思いました。

後半の術後リハに関する内容は、必要性に個人差が大きいため好みが分かれると思いますが、総評としてはオススメな一冊だと思います。

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最新徒手医学-痛みの治療法

古いものですが、ドイツ徒手医学の関連書籍です。

姉妹書として『最新徒手医学―痛みの診察法 』があります。

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整形徒手理学療法

Kaltenborn-Evjenth systemの関連書籍です。

各論では脊柱のテクニックが記載されていない点に注意してください。

関連DVDとしては下記があります。
下部体幹 の評価と 治療 ~ 腰部屈曲時に背側から下肢に症状が出現する患者の評価 ・ 治療の実際 ~
上部体幹 の評価と治療 ~ 頸部 を屈曲すると頸部背側から上肢に症状が出現する患者の 評価 ・ 治療 の実際 ~

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マニュアルセラピー 臨床現場における実践

ドイツで出版されているKaltenborn-Evjenth systemの関連書籍です。

各論では脊柱のテクニックも詳細に記載されています。

また、カルテンボーンはドイツ徒手医学会にも所属していた時期もあることから、テクニックは似通っており、ドイツ徒手医学を学んでいる方々にも参考になる点は多いと思います。

関連記事
⇒『ブログ:徒手医学(マニュアルメディシン)とは
⇒『ブログ:マニュアルセラピー臨床現場における実践

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パリス・アプローチ 腰、骨盤編

パリスコンセプトの説明のみならず、徒手療法全般における評価や治療の根拠や限界などについても、豊富な研究論文などを提示しながら解説しています。テクニックではなく上記のような情報を提示してくれるのが主なので、パリス以外の徒手療法を学んでいる人にとっても基礎的な部分を深めていくために有意義な本だと思います。
また、パリス的というのか佐藤先生的というか、徒手療法の本ではあるものの過度に徒手療法へ肩入れすることなく、「文献的に意見が分かれていて結論が出ていない」であったり「徒手療法の限界」であったりも含めて客観的な立場?を心がけながら、「現時点での徒手療法の事実」を教えてもらえる内容であると思います。
ですが、他の書籍と比べてテクニックではなく考える基となる情報を提示してくれるといった内容が主なので、初心者でテクニックを学びたいと思われている方には拍子抜けというか、「でっ?」って感じになるかもしれません。
少し話はそれますが、興味深く読んだ内容の一つに「ポップ」があります。
関節を動かしたときに鳴る「ポキッ」ってのは何なのか?ということが書かれているのですが皆さんはご存知でしょうか?
基礎講習の際にも説明を受けて、興味深かったので必死に補足をメモッた記憶があったのですが、本を読むと普通に載っていたのでショックでした・・・(こういう講習で「へ~ って思ってメモったことが普通に載ってるっていうのが、この本には結構多かったです・・・)

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パリス・アプローチ 実践編―徒手理学療法の試み

関連記事⇒『関節モビライゼーション

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メイトランド 脊椎マニピュレーション 原著第7版

  1. はじめに
  2. 診断と徒手理学療法への紹介における医師の役割
  3. コミュニケーション
  4. 評価
  5. 予後予測
  6. 検査
  7. 手技の原則
  8. 手技の選択
  9. 手技の適用
  10. 頸椎
  11. 胸椎
  12. 腰椎
  13. 仙腸関節領域
  14. 仙骨・尾骨間の領域
  15. ケーススタディー

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メイトランド四肢関節マニピュレーション

『メイトランド 脊椎マニピュレーション 原著第7版』の姉妹書で、どちらの書籍の原著も世界の理学療法士養成教育における筋骨格理学療法のテキストとして広く使用されており、各学派を超えたグローバルスタンダードな内容を含んでいると言えます。

そして、脊柱編・四肢編ともに凄い情報量ですが、その中の半分くらいはメイトランドコンセプトのみならず徒手理学療法全般に関する有益な情報が詰め込まれているため、この分野に携わる全ての理学療法士にお勧めです。

僕はメイトランドコンセプト独自の評価や手技は臨床で用いておらず、それらの章の内容はほとんど読んでいませんが、そんな僕でも有益で感銘を受ける情報が多く掲載されています。

ただ、他に類を見ない程の情報量で、ページ数もさることながら、各ページに文字がギュウギュウに詰め込まれているため、読破して内容を身につけるには根気が必要です。

また、徒手療法をある程度学んだ人には内容が頭に入ってくると思いますが、徒手療法初心者の方は詳細すぎて消化不良を起こす可能性もあり、もっと平易で分かりやすい書籍から勉強したほうが良いかもしれません(徒手療法が非常に難解で敷居の高いものに感じられる可能性があります)。

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マリガンのマニュアルセラピー 原著第5版

  1. 脊柱のモビライゼーション
  2. 他の脊柱の治療
  3. 四肢関節における運動併用モビライゼーション
  4. 四肢雑録

専門書にしては読みやすい表現で各部位の治療方法が掲載されているため読み終わるのに時間はかからないと思います。そして、何度も繰り返しコンセプトで重視されている点が書かれてあるため、読み終わる頃には自然とこのコンセプトが理解できていると思います。

また、評価・テクニックは他と比べて習得しやすく、直ぐに臨床で実践できるものが多いのも特徴だと思います。

関連DVDとして『セラピストのためのマリガンコンセプト』があります。相手の自動運動にセラピストの操作も合わせる手技も多いため、他の徒手療法よりも動画による学習は有効と思われます。

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自分で治せる! 腰痛改善マニュアル

マッケンジー法を考案したロビン・マッケンジー氏の書籍に訳本で、帯には『世界で400万部以上のベストセラー』などと書かれています。

マッケンジー法を考案するきっかけになった出来事や、腰痛について、姿勢について、実際のエクササイズについてなどが書かれているのですが、一般書でありながら臨床家にも読みごたえのある内容となっています。

研修に参加した後に読み直してみても「よくまとまっている!!」と思わず唸ってしまうような本です。

自己診断チェックリストなるものが掲載されており、腰痛を治そうとしている読者がエクササイズをしようとする前に適用をかなり絞っている辺りもリスクを回避するという意味で勉強になるし、専門的な事を一般の人に表現するための良いお手本としても活用できる本だと思います。

姉妹書として、
首の痛み・肩こり・頭痛改善マニュアル - 自分で治せる! マッケンジーエクササイズ


肩の痛み・四十肩改善マニュアル - 自分で治せる! マッケンジーエクササイズ

があります。

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PNFハンドブック第3版

PNFの国際的な概念が掲載されている訳本で第3版になります。日本PNF協会主催の講習会に参加する際の一番の参考書となります(ちなみに訳者はPNF学会の方です)。

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PNFマニュアル第3版

カイザー財団病院リハビリテーションセンターでPNF講習を受講した理学療法士達によって出版された本で第3版となります。PNF学会主催講習に参加する際の関する一番の参考書となります。

PNFハンドブックと異なりDVDが付いているため、PNFに初めて触れる方にはどんなものかイメージしやすい本だと思います。

また、文献を豊富に提示しながらPNF法を紹介しているのも特徴的です。

PNFハンドブックとPNFマニュアルではPNFパターンの操作方法やテクニックの表現や抵抗量に関する考えなどが若干異なっていたりします。
ですが、基本理念や原則はほぼ共通しており、DVDが付いているという点以外はどちらが良い悪いといった事はなく、どちらを購入するかはどちらの研修に参加したいかだけの判断だと思います。

また、両書でPNF法の概念を補完し合っている印象も受けるので、これらの核となる部分を理解する上では、両方書を読んでみると非常に理解が深まると思います。

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PNFコンセプト

日本理学療法学派の書籍

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AKA 関節運動学的アプローチ 博田法 第2版

  1. 関節運動学
  2. 骨運動学
  3. 関節包内運動の異常
  4. 基本原理
  5. 副運動技術
  6. 構成運動技術
  7. 関節神経学的治療
  8. 運動療法の修正
  9. 関節機能の障害と痛み
  10. 痛みの部位と治療関節
  11. 有痛性疾患の治療

関連書籍として、日本AKA医学会認定の指導医による著書仙腸関節機能障害―AKA‐博田法による診断と治療も出版されてます。

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SJF関節ファシリテーション第二版

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マイオチューニングアプローチ入門

痛みと麻痺に対する治療的手技

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皮膚テーピング〜皮膚運動学の臨床応用〜

一般書籍として『「皮膚をゆるめる」と痛みは取れる (ひざ、腰、首、股関節の痛みに効く!革命的テーピング術)』もあります。