生理活性物質とは、『生き物の生理や行動に何らかの特定の作用を示したり、生き物の様々な働きを調整する性質のある化学物質のこと』である。ビタミンやミネラル、酵素、ホルモンや各種神経伝達物質なども生理活性物質と言える。
例えば、食物から摂取するビタミンやミネラル、体内でたんぱく質やアミノ酸などから合成されるもの、自然界に生息する微生物から作り出されるものなどがある。
つまり、青カビから作り出される抗生物質のペニシリンも、生理活性物質の一つなのである。すなわち、病気を治すために開発された医薬品も生理活性物質と言える。
生理活性物質が正常に働けば、私たちの体は健康を保つことができる。逆に生理活性物質が不足したり、働きに異常が発生したりすれば、様々な体調不良が生じる。
生理活性物質には、主に下記のような働きがある。
・免疫力を維持する。
・からあの各機関を正常にコントロールする。
・エネルギーを作り出す。
・老化を付せず。
・酵素やホルモンの働きを高める。