カテゴリー:症状の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:症状
  • 症状 - 身体における様々な症状

    この記事では『運動失調(協調運動障害)』に関する記事となる。失調症に関する評価やリハビリに関してもザックリまとめているので参考にしてみてほしい。運動失調とは(+協調運動障害との違い)『失調(lack oforder)』とは、「正常な機能の進行(順序や配列)に混乱をきたす症状」を指す。『運動失調(ataxia)』とは、「筋力低下がないにもかかわらず、協調運動障害をきたす症状」である。運動失調により、意図した運動の方向性や動きの程度(加減)に変容をきたす。また、随意的かつ反射的な筋収縮が損なわれ、姿勢の定位や安定性の維持といったバランス障害をきたす。スポンサーリンク協調運動と協調運動障害先ほど「運...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『応用行動分析学(ABA)』について、ABC分析も交えて解説している。就職したての新人理学療法士・作業療法士さんは、患者さんと接するにあたって是非覚えておいてほしい考え方である。でもって、オススメ書籍に関しても後述しているの、興味が出た方はそちらもチェックしてみてほしい。応用行動分析学とは?『行動分析学(人間の行動を分析する学問;BehaviorAnalysis)』において、「実験的行動分析によって導き出された原理や法則を、人間の問題行動の解決へと応用させた方法論」を『応用行動分析学(ABA;AppliedBehaviorAnalysis)』と呼ぶ。ちなみに、『実験的行動分析(Ex...

  • 症状 - 痛みについて - 鎮痛薬

    この記事では、膝関節痛に対するアプローチとして用いられる『ヒアルロン酸注射』について解説していく。ヒアルロン酸って何だ?ヒアルロン酸は人体内に存在する成分で、高分子で粘り気と弾性がある成分である。ヒアルロン酸は、皮膚・関節液・目(の硝子体)などに含まれている。※例えばヒアルロン酸は「水分の保持」という役割があるため、ヒアルロン酸の多い皮膚は水分を多く保つことができ、肌にハリや潤いが違ってくる。※例えばヒアルロン酸は「関節では動きをスムーズにする潤滑油」のような役割があるため、ヒアルロン酸を注射することで、関節の動きが良くなる可能性がある。変形性膝関節症に対するヒアルロン酸注射変形性ひざ関節症に...

  • 症状 - 身体における様々な症状

    股関節のFAI(Femoroacetabularimpingement)について解説している。FAIとは股関節の形状に異常があると、股関節の動きに伴って寛骨臼と大腿骨頭がぶつかりやすく、そのために痛みが起こる病態が『FAI(Femoroacetabularimpingement)』である。股関節インピンジメント(FAI)とは:2003年にGanzらにより提唱された概念である。現在まで一次性と考えられていた変形性股関節症の中にFAIが原因であるものが含まれることがわかり、注目されている。しかし本邦では、欧米に比べて形成不全が多くFAIの頻度は少ないとも考えられている。~『書籍:理学療法評価学』よ...

  • 症状 - 身体における様々な症状

    この記事では、パーキンソン病の症状を「4大徴候」から、その他多岐に渡る症状を網羅して解説している。国家試験にも出題される、パーキンソンの四大徴候パーキンソン病の主な徴候として有名なのは以下の4つである(国家試験に出るレベルな知識)。振戦固縮無動姿勢反射障害スポンサーリンク振戦パーキンソン病の振戦は『安静時振戦(安静時の4~6Hzの規則的な不随意運動)』が特徴で、睡眠中には消失する。丸薬を丸める動作に似ていることから、丸薬丸め運動(pill-rollingmovement)と呼ばれる。また、動作時にある姿勢をとったときに認める姿勢時振戦の合併もある。以下は安静時振戦(丸薬丸め運動)の動画になる。...

  • 症状 - 痛みについて - プラセボ効果

    この記事では、プラセボ効果を理解するヒントになる『認知的不協和』について解説いていく。認知的不協和とは『認知不協和説(cognitivedissonance)』とは以下を指す。心理学的に矛盾する2つあるいはそれ以上の信念を持つこと不協和によってつくられた緊張状態は、その人が一番真実だと思いたい信念を増幅することによって、その人の不協和を減らすように動機付けする。※このような動機付けは『確証バイアス』を起こす。日常におけ認知的不協和の例例えば、自分の全財産をなげうって、以前から大好きであった新車を、念願の思いで購入したとする。しかし隣人がやって来て、「あなたの車は雑誌でも取り上げられるほど有名だ...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では、認知バイアスの一つである「帰属バイアス」に関して記載していく。帰属バイアスとは帰属とは「付くこと」「従うこと」などを意味し、例えば「会社に帰属する」などの表現に用いられる。そして心理学における『帰属』とは、以下を指す。何らかの出来事・他人の行動・自分の行動の原因を説明する心理過程を示す際に用いられる用語帰属には以下の2パターンが存在する。①内的帰属:何らかの事象の原因は、個人の性格や態度や特質や気質のせいであると思考する。②外的帰属:何らかの事象の原因は、行動が行われた周囲の状況であると思考する。例えば、あなたが歩いていて、人にぶつかったとしたら、「よそ見をしていた自分が悪い」と...

  • 症状 - 身体における様々な症状

    この記事では『糖尿病性ニューロパチー』について解説していく。糖尿病性ニューロパチーとは糖尿病は「慢性的に高血糖な状態が続いている状態」を指す。でもって、この状態が様々な「合併症」を引き起こしてしまうことになる。そんな「合併症」の一つが『糖尿病ニューロパチー』である。糖尿病性ニューロパチーは漢字にすると『糖尿病性神経障害』である。糖尿病には3大合併症と呼ばれる「神経障害」「網膜症」「腎障」が有名であるが、神経障害(糖尿病性ニューロパチー)は一番最初に現れると言われている。スポンサーリンク何で高血糖だと、神経が障害されるの??「高血糖」と「神経障害」がピンと結びつかいない人もいるのではないだろうか...

  • 症状 - 高次脳機能障害

    この記事では、高次脳機能障害の一つである『注意障害』について解説している。注意って何だ? 注意という言葉自体は、留意・配慮・叱責の意味で日常生活で頻回に用いられている。・居眠り運転しないように注意する・風邪を引かないよう注意する・歩きたばこをやめるように注意するなただし、このことが逆に「注意障害」なる用語を分かりにくさせている側面もある。でもって、高次脳機能障害の一つである『注意障害』における「注意」という用語は、生理学的には以下を指す。脳が環境のある一面に集中するために、外来の感覚情報をふるいにかける選択の過程意識の焦点を合わせて集中することが本質であり、あることを効果的に処理するためにほか...

  • 症状 - 痛みについて - 痛みと認知・情動

    リハビリテーションにおいては、痛みを誘発せずに実施することが基本となる。なぜなら、痛みを誘発させるということは不快な情動を喚起させてしまい、中枢・末梢神経感作を含めて、痛みを複雑化させる可能性を有しているから。関連記事⇒『(HP)末梢性感作・中枢性感作と脳の可塑的変化』⇒『中枢性感作とは?脊髄後角で起こること!』ただし、評価・治療の際に出現する痛みは有意義な情報であることも多い為、疼痛誘発テストなどで、あえて痛みを引き起こすこともある。また、「痛み=悪」では必ずしもなく、「誘発させても構わない痛み」も存在する。今回は、そんな「誘発させても構わない痛み」の一例を記載していく。スポンサーリンクわざ...

  • 症状 - 痛みについて - 内因性疼痛抑制系

    従来、非器質性疼痛は、「痛みの発生メカニズムが説明できない痛み」とされてきた。しかし、最近の分子生物学的研究により、心理社会的因子が慢性疼痛となぜ密接な関係を持つかが解明されつつある。そんな中で鎮痛に対して注目されているのが、中脳辺縁系の『ドーパミンシステム(dopaminesystem)』である。でもって、この様な内因性疼痛抑制系の存在をリハビリ職種(理学療法士・作業療法士)が理解しておくことは重要である。同様に、このドーパミンシステムを患者に説明し、メカニズムを理解してもらうことも、認知療法の一環として有益となる。スポンサーリンク中脳辺縁系のドーパミンシステムは?ドーパミンシステムには以下...

  • 症状 - 身体における様々な症状

    この記事では、正中神経麻痺・尺骨神経麻痺・橈骨神経麻痺によって生じる典型的な手の形(猿手・鷲手・下垂手)について解説する。ポイントだけ知りたい方は、以下だけ覚えておいてほしい。正中神経:⇒障害されると母指球筋萎縮(対立位運動不可)⇒猿手尺骨神経:⇒障害されると小指球筋萎縮⇒鷲手(祝福手変形とも呼ばれる)橈骨神経:⇒障害されると指全てが伸展できない⇒下垂手以下のイラストは『書籍:よくわかる理学療法評価・診断のしかた』より引用しているが、ザックリを末梢神経麻痺による特徴的な手を分かり易く表現していると感じる。橈骨神経麻痺では手背屈が困難、正中神経麻痺では母指対立が困難、尺骨神経麻痺では手指内転が困...

  • 症状 - 認知症 - 評価 - 高齢者テスト

    この記事では、認知症の簡易検査として有名な『HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)』をカットオフ値も含めて解説している。リハビリ職種(理学療法士・作業療法士)や看護・介護の従事者はぜひ観覧してみてほしい。※採点するにあたっての(リハビリ職種向けな)細かいポイントをクドクドと記載しているが、これらの点は興味のある方のみ観覧してもらい、それ以外の人は評価表だけ参考にしてみてほしい。※評価用紙のダウンロードは以下から可能。⇒『HDS-R(長谷川式)のダウンロード(PDF)』⇒『HDS-R(長谷川式)のダウンロード(Word)』HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)とは?『HDS-R(...

  • 症状 - 認知症 - 症状 - 高次脳機能障害 - 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、脳卒中の『高次脳機能障害』についてのまとめ記事となる。高次脳機能とは脳の機能は以下の3層構造をしている。大脳新皮質(記憶や理解などの認知機能や、理性のコントロール)大脳辺縁系(感情や食欲・性欲などの本能をコントロール)脳幹(呼吸や循環、心臓の動きなど、生命維持に必要な機能をコントロール)そして、『大脳新皮質』が司る認知機能や理性のコントロールといった機能「高次」の脳機能、すなわち「高次脳機能」と呼ぶことがある。高次脳機能障害とは「高次脳機能障害」という用語は医学的な定義づけが存在しない。でもって、理学療法学事典には以下の様に記載されている。高次脳機能障害とは:脳血管障害や交通事故...

  • 症状 - 認知症 - まとめ一覧シリーズ

    この記事では、認知症に関する基礎知識を紹介している。リハビリ職種(理学療法士・作業療法士)のみならず、認知症高齢者を抱えたご家族の方にもぜひ観覧してもらいたい。認知症とは認知症とは、記憶力や判断能力、時間・場所・人物などを理解識別する脳の機能が低下し、日常生活に支障がでる状態を指す。でもって厳密な認知症の定義の以下の通り。いったん獲得した知的機能が、脳の器質的な障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活が営めなくなっている状態認知症のポイントは「器質的な障害」という部分であり、認知症の背景には脳の形に現れる障害がある(脳萎縮・脳梗塞など)という点である。あるいはICD国際疾病分類)における...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では、『ABC理論(ABC思考法)』について、簡単に紹介していく。ABC理論(ABC思考法)とはABC理論(ABC思考法)とは、アルバート・エリス(AlbertEllis)が提唱した理論療法(心理療法)であり、認知行動療法にも共通した考えを持っている。それもそのはずで、ウィキペディアには以下のように記載されている。論理療法(ろんりりょうほう、Rationaltherapy)とは、アルバート・エリス(AlbertEllis)が1955年に提唱した心理療法で、心理的問題や生理的反応は、出来事や刺激そのものではなく、それをどのように受け取ったかという認知を媒介として生じるとして、論理的(ra...

  • 症状 - 認知症 - 疾患

    この記事では、認知症(主にアルツハイマー型認知症)の治療(認知症予防・改善、悪化予防)に必要な知識に関して、リハビリ(理学療法・作業療法)にもフォーカスしながら解説している。ちなみに、『認知症=アルツハイマー型認知症』ではなく他の種類も存在するのだが、この点に関して知りたい方は『ご家族も必見!「認知症」を語る上で欠かせない基礎知識を総まとめ』を観覧してみてほしい。アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)とはアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、ドイツの病理学者アルツハイマー(Alzheimer,A)が1906年に発見した症状(病気)である。アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)で...

  • 症状 - 高次脳機能障害

    この記事では脳卒中によって生じる『高次脳機能障害』の一つである『失認(apraxia)』につい、種類や特徴も含めて記載している。失認には、半側空間無視も含まれるので、半側空間無視について知りたい方も是非観覧してみてほしい。 失認とは失認とは以下のように定義されている。視覚、聴覚触覚などが保持されているにもかかわらず、あるいはその障害のみでは説明できないくらいに日常的に熟知している物品の名称、用途、特徴などが認知できなくなった状態。典型的な例では「1つの感覚系を利用するのみでは認知できないが、他の感覚系を利用すれば認知できる」という特徴をもつ。視覚失認の例:視野や視力は保たれているにもかかわらず...

  • 症状 - 高次脳機能障害

    この記事では脳卒中によって生じる『高次脳機能障害』の一つである『失認(agnosia)』について、種類や特徴も含めて記載している。 失行とは失行とは以下を指す。運動麻痺などの運動障害や感覚障害がなく、運動可能で行うべき行為・動作を十分理解しているにもかかわらず、合目的な運動が不可能な状態失行には以下の種類があり、順に解説していく。・観念失行・観念運動失行・肢節運動失行・着衣失行・構成運動失効(構成運動障害)この他の行為としては『運動維持困難(motorimpersistence)』がある。※運動維持困難は「指示された運動(例えば目を閉じたままにする、口を開いたままにするなど)を長く維持すること...

  • 症状 - 高次脳機能障害 - 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では脳卒中によって生じる『高次脳機能障害』の一つである『失語症(aphasia)』について種類や分類法を含めて記載している。 失語症とは失語症とは以下のように定義されている。脳損傷に由来する言語の喪失または障害ここでいう言語には聞く・読む・話す・書くことが含まれるが、構音器官の麻痺や失調で話すことだけが不明瞭になったものは『構音障害』と呼ばれ、失語とは区別される。ちなみに、『書籍:理学療法学事典』には以下の様な記載がある。失語症とは:大脳半球に限局された器質的病変により、いったん獲得した正常な言語機能が障害された状態。末梢神経および筋障害、聴力障害、知能・意識低下を認めず、言語表象の理...

  • 症状 - 認知症

    この記事では、認知症ケアのポイントについて解説していく。当たり前すぎる内容かもしれないが、リハビリ従事者(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)のみならず、看護師・介護士の皆さんにもぜひ観覧してみてほしい。認知症ケアについて認知症ケアの基本は、「生活障害を改善するために、その人らしく暮らせるような支援をすること」である。でもって、この基本は認知症ケアの10原則に集約されている。認知症ケアの10原則認知症ケアの10原則は以下の通り。言動を受け止めて理解すること相手のペースに合わせること楽しいと思えることをしてもらうこと間違いを叱責、矯正しようとしないこと行動をともにすること孤独にしないこと役割をも...

  • 症状 - 認知症 - 症状 - 高次脳機能障害

    この記事は、高次脳機能障害の一つでり、認知症の中核症状でもある『記憶障害』について記載していく。記憶とは記憶とは、人間の認知機能の根幹をなす要素の一つである。でもって、記憶には『記銘』『保持』『再生』という機能で成り立っている。そんな『記憶』の種類(あるいは分類法)は様々だが、記憶の日常生活上の特性を表す用語に以下がある。日常記憶(everydaymemory):日常記憶は、日々の生活において自然な文脈の中で機能している記憶の機能展望記憶(prospectivememory):展望記憶は、将来何をするべきかに関する記憶機能でもって私たちは毎日の行動の中で、日常記憶や展望記憶が機能しているために...

  • 症状 - 身体における様々な症状

    利用者の疼痛緩和にステロイドを用いることがある。※ステロイドに関しては以下の記事を参照してみてほしい。⇒『ステロイド薬は諸刃の剣!』で、関節リウマチなど『(短期間のみに限定するのではなく)長期にわたってステロイドを使用する場合』は、副作用として高血糖を招いてしまう。なぜステロイドで血糖が上昇するのか?重複するが、病気を治療する方法としてステロイドを使用する場合があり、治療上の副作用として血糖値が上がることがある。で、ステロイドを長期間又は大量に使用した場合、体質、年齢、家族歴などの要因によって「ステロイド糖尿病」を発送することがある。ステロイド糖尿病が生じる主な原因としては以下などがあげられる...

  • 症状 - 身体における様々な症状

    この記事では、糖尿病と歯周病の関係について記載していく。歯周病とは「糖尿病診療ガイドライン2016」では、歯周病に関して以下のように記載されている。歯周病はプラーク性細菌を原因とする炎症性疾患で、炎症が歯肉に限局される『歯肉炎』と、歯槽骨破壊によって支持組織の喪失を伴う『歯周炎』に大別される歯周病は、歯と歯肉のあいだにある溝(歯周溝)に細菌が入り込んで感染を起こし、歯周ポケットを形成する。で、歯周ポケットは、歯垢(プラーク)が変化して硬くなってしまった歯石によって大きくなってしまう。さらに感染による炎症が進行すると、歯槽骨が破壊され、最終的に歯が抜け落ちてしまう。スポンサーリンク歯周病にかかり...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法 - ピックアップ

    以前「整形外科枕の作り方」という記事の基となった「スゴ腕外来」というTV番組内で、認知行動療法関する内容も放送されていたので記事にしてみた。内容は、『慢性腰痛症に対する認知行動療法』となる。認知行動療法について興味のある理学療法士・作業療法士さんは観覧してみてほしい。スポンサーリンク認知行動療法と慢性腰痛「治療の第一歩は腰痛の原因は腰に無いということを分かってもらうことです」TV番組でこう語るのは、福島県立医科大学付属病院整形外科医の大谷晃司先生だ。この病院の最先端で画期的な治療法が評判を呼び、全国から慢性腰痛を患った人々がやってくるとのこと。「10回以上も手術を受けて、うちの病院に来た時は全...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では、認知行動療法の一環として一般的に用いられているグループセラピーに関して、通所リハビリのとある風景と絡めながら考察してみた。認知行動療法におけるグループセラピー認知行動療法において認知の歪みを修正する際、医師やセラピストと一対一で治療を行うこともあるが、グループセラピーとして5~10人程度で行われることもある。そして、グループセラピーのメリットは以下のようなものが挙げられる。①自分では思いつかない思考が見つかる②他者の良い面を取り入れることで、考えや行動を変える「モデリング効果」がある③自分と同じ症状を持った人たちがいると分かったり、自分の思いに共感してもらえることで安心感につなが...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では認知行動療法(の認知療法)に活用出来そうな、「読書療法」と「痛み動画」について記載していく。特に記事の最後に掲載している動画は「痛みを理解する上で、世界で一番分かり易い動画」だと思うので、ぜひ一度観覧してみてほしい。スポンサーリンク痛みに対する正しい知識を身につけよう痛みを抱えたクライアントは、誤った思い込みや不必要な不安・恐怖を有している場合がある。これは、認知バイアスがかかった状態だが、このバイアスを修正することができれば、『自己効力感(セルフエフィカシー)の向上』や、『脳の疼痛抑制系』を賦活につながる可能性がある。そのため、痛みに対する基礎知識を分かり易く伝えることは大切で、...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では、認知療法として用いられる「日記」の効果に関して、記憶バイアス・注意バイアスにフォーカスを当てながら解説していく。日記による記憶バイアスの修正自分自身の記憶バイアスを修正する手段の一つとして、日記を書くことが挙げられる。人は良くも悪くも記憶バイアスを有していますが、日記を読み返すことで、自身の記憶から抜けていた出来事を思い出すことも可能となる。スポンサーリンクうつ病と日記抑うつ傾向によって負の記憶バイアスがかかったクライアントに対しても、日記によって「ポジティブな出来事も存在した」という事実を再認識してもらうことで、バイアスの修正が可能とされている。抑うつ傾向なクライアントに対して...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では、認知バイアスの一つである「注意バイアス」に関して解説していく。注意バイアスとは私達は(無意識に)特定の事象へ注意が向きやすい傾向を持っており、この『傾向』には個人差がある。そして、この個人差は認知バイアスによってもたらされていると認知行動療法では考え、注意に関する認知バイアスの事を『注意バイアス』と呼ぶ。一般論として、(注意バイアスによって生じた)私たちの選択的注意はポジティブな事象よりも、ネガティブな事象に向きやすいとされている。その理由は分かっていないが、一つの仮説として、人々は遥か昔から自然と言う驚異に立ち向かうために必要な情報として「死」「脅威」「危険」などへ注意する能力...

  • 症状 - 痛みについて - 痛みと認知・情動

    この記事では、理学療法士・作業療法士の治療対象となりやすい「慢性疼痛」という用語について考察していく。急性痛と慢性痛という分類痛みには様々な分類方法があり、例えば以下の様な分類が挙げられる。①痛みを症状で分ける分類(アロディニア・痛覚過敏・自発痛・灼熱痛など)②痛みの原因による分類(侵害受容性疼痛・神経因性疼痛・心因性疼痛)そんな中で、以前より「急性痛」・「慢性痛」という分け方が存在する。急性痛・慢性痛に関しては、どれくらい痛みが続いているかという「期間」で決められていることが多いものの、「期間」について統一した見解は存在ない。※国際疼痛学会は6か月以上持続するあるいは繰り返し発生する痛みを慢...