カテゴリー:運動器疾患の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:運動器疾患

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、発育性股関節脱臼(先天性股関節脱臼)について、原因・症状・予防法・治療法など解説していく。発育性股関節脱臼(先天性股関節脱臼)とは発育性股関節脱臼とは以下を指す。発育性股関節脱臼(developmentdislocationofthehip;DDH)とは:特別な外傷や炎症がなく、生下時に大腿骨頭が関節包内で寛骨臼外に脱臼している場合を指す。以前は、『先天性股関節脱臼』といわれていたが、最近では出生時に脱臼が見られないものがその後に脱臼をきたす事があることから、発育性股関節脱臼という言葉が使用されるようになった。発生率は0.1~0.3%男女比は約1:5~9(圧倒的に女子に多い)二次...

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    この記事では頸椎捻挫(外傷性頚部症候群・むち打ち関連障害)に関して、原因・症状・治療法などを解説していく。頸椎捻挫(むち打ち損傷)とは『頸椎捻挫』とは以下の様に定義されている。頭という重い物体を支えている頚部へ外力(交通事故,スポーツなど)による衝撃が加わり、頚部に前後屈(前倒し、後ろ反り)、側屈、回旋(捻じり)を強いられることによって生じる様々な障害を指す。X線上明らかに診断しうる脱臼・骨折は除外する。また、本症は1928年にCroweによって、「鞭(むち)がしなるような」状態に頚部が強いられることから『むち打ち損傷(whiplashinjury)』とも報告されている。以下のイラストは交通事...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では『痙性斜頸(けいせいしゃけい)』に関して解説していく。痙性斜頸とは痙性斜頸とは、頭頚部の筋緊張異常により頭位に異常を生じる病態を指す。※局所性ジストニーに属する。なぜ痙性斜頸が起こるのか、その理由は明確にはなっていないが、「大脳の運動・姿勢プログラムの異常」との意見が多い。斜頸姿勢は、以下が組み合わさって出現する。・頸部の回旋・側屈・前屈・後屈・肩甲帯の挙上・脊柱の側彎スポンサーリンク頸性斜頸の機能解剖頸性斜頸における異常頭位とそれに関与する筋群は以下の通り。 前屈側屈後屈同側回旋対側回旋胸鎖乳突筋○○○僧帽筋○広頸筋○頭板状筋○○斜角筋(前中後)○○関連記事⇒『胸鎖乳突筋の作用は...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、急性腰椎捻挫(ぎっくり腰)の概要と、その対処法に関して、リハビリ(理学療法)も含めて解説していく。急性腰椎捻挫(ぎっくり腰)と急性腰痛症急性腰痛症はどの年齢にも見られ、文字通り「急に発症した腰痛」を指し、「ぎっくり腰」と一般的に呼ばれることも多い。そして、この「ぎっくり腰」という用語は俗語であり、学術用語ではないと言われている。ぎっくり腰は、脊椎脊髄用語辞典の検索にはなく、その中の急性腰痛(acutelowbackpain)の説明文の中に、「急激に発症した腰痛の総称で、原因は様々なある。いわゆる“ぎっくり腰”と呼ばれるもので、椎間関節、仙腸関節の捻挫あるいは腰背筋や脊柱靭帯の断裂...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では「仙腸関節障害によって起こる痛み(関連痛含む)」の治療に関して、リハビリ(理学療法・作業療法)も合わせて記載していく。※仙腸関節障害のリハビリ(理学療法)としては、どちらかというとスタンダードな考えを基準に記載している(関節モビライゼーションについても、簡易版ではあるが掲載している)。※仙腸関節障害は、関連痛として腰部や下腿にも症状が派生することもあるため、興味が出たら本格的なモビライゼーションも勉強してみてほしい。スポンサーリンク仙腸関節障害の特徴仙腸関節は腸骨と仙骨をつなぐ滑膜関節であり、その関節包には侵害受容器が存在し、疼痛の発生源となる。しかし、仙腸関節の可動域は小さく、画...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、脊柱管狭窄症についての概要とリハビリ(理学療法)について記載してく。※脊柱管狭窄症は、脊柱の中でも腰部に生じやすいとされ、以降の記事は「腰部の脊柱管狭窄症」についての記載となる。脊柱管狭窄症とは脊柱の構成体である椎骨・椎間板・椎間関節・その他の軟部組織は加齢により以下のような影響を必ず受ける。椎骨の棘骨形成変形性の椎間関節椎間板腔の狭小化(神経組織と隣接する)黄色靭帯の肥厚上記を含めた様々な要因による関節の過少運動性・不安定性・・・・・・・・・・・・・・・・・・などなど脊柱の中には『脊柱管』と呼ばれる空間があり、その中には脊髄が入っている。また、腰椎部の脊柱管では脊髄から移行した...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、高齢者に起こり易い『椎体の圧迫骨折(胸椎圧迫骨折・腰椎圧迫骨折)について解説していく。脊椎圧迫骨折(胸椎・腰椎の圧迫骨折)とは通常、骨は加齢とともに脆くなる。でもって、骨脆弱化により骨強度が低下すると、転倒や急な体の動作により、脊椎が圧縮され、椎体のひび、骨折を生じる。背骨は椎骨が積み重なって構成されているのだが、弱くなった骨が重みに耐えきれず、つぶれてしまうのだ。そして、脊椎の椎体にひび、骨折が生じることが『椎体の圧迫骨折』である。※特に胸腰移行部に起こり易いとされており、圧迫骨折が起こった部位によって「胸椎圧迫骨折」や「腰椎圧迫骨折」などと表現される。スポンサーリンク高齢者の...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、がんのリハビリテーションについて解説していく。がんのリハビリは、(リハ指示書にがんリハビリと記載されているかどうかに関わらず)医療のみならず介護の分野で実施されることも多いと思うので、基本的なポイントを押さえるために参考にしてみてほしい。スポンサーリンクがんのリハビリテーションがんは早期発見、早期発見が基本となる。また、がんの治療は日進月歩で進んでおり、「不治の病」から「共存する病」へと変わりつつある。一方で、がん治療後の著しい筋力低下から日常生活に支障が生じたり、嚥下や呼吸機能の低下がもたらされたりすることがある。そこで、がん患者の『生活の質(QOL)』を維持・向上させることを...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対するマッサージ動画を示すことで、以下の様々なマッサージ(ストレッチング)のコンビネーションテクニックを記載していく。横断マッサージ横断伸張(ストレッチング)機能的マッサージまた、記事の最後にはテニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対するテーピング方法の動画も貼り付けているので、リハビリ(理学療法)の参考にしてみてほしい。スポンサーリンクテニス肘(上腕骨外側上顆炎)とはテニス肘に対するマッサージ治療を記載する前に、テニス肘の概要を記載していく。テニス肘は肘から前腕にかけて疼痛が生じる疾患であり、以下に示す筋の関与が指摘されている。長橈側手根伸筋短橈側手根伸筋...

  • 疾患 - 運動器疾患

    急性腰痛は「疾患」ではなく「症状」である。そして、「急性腰痛という症状」を起こしてしまう疾患は様々あり、今回はそれらの疾患をまとめてみる。ここに記載する疾患はリハビリ(理学療法)の対象ではないものがほとんどだが、急性腰痛の中にはこれらも含まれていることを知っておくことは有意義なのではないだろうか?※特に、介護保険でのリハビリ(通所・訪問リハビリ)では万が一にも遭遇してしまう疾患もあると思う。※『問診』も絡めて記載しているので、その辺りも臨床で活用してみてほしい。まぁ、リハビリ(理学療法)の対象でないどころか、ほぼ遭遇することすらないであろう疾患も含まれているが、「頭の体操」だと思って観覧してみ...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では腸脛靭帯炎についてのリハビリ(理学療法)についてまとめている。 腸脛靭帯とは?腸脛靭帯とは、大腿筋膜張筋の延長上に位置しており、脛骨の外側顆ガーディー結節に停止する靭帯である。~大腿筋膜張筋~~腸脛靭帯~~大腿筋膜張筋~~腸脛靭帯~スポンサーリンク腸脛靭帯炎の概要ここからは、腸脛靭帯炎の概要を記載していく。腸脛靭帯炎とは膝の屈伸を繰り返すスポーツにおいて、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆との間の機械適刺激により腸脛靭帯炎が生じると考えられている。腸脛靭帯炎が発症しやすいスポーツとしては以下が挙げられる。陸上長距離走自転車競技・・・・・・・・・・・など特にランニングによって腸脛靭帯炎が生じや...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では鵞足(縫工筋・薄筋・半腱様筋)の基本情報と、鵞足炎のリハビリ(理学療法)についてまとめている。鵞足とは?鵞足とは、脛骨近位内側で縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱が扇状に付着する部位の総称である。※「鵞足」という名前は、付着部の形態が鷲足に似ていることから命名された。縫工筋・薄筋・半腱様筋の基本情報は以下の通り。筋名起始停止作用神経支配縫工筋腸骨の上前腸骨棘脛骨の脛骨粗面の内側部・股関節の屈曲・外転・外旋・膝関節の屈曲大腿神経(L2-3)薄筋恥骨の恥骨結合の外側部脛骨の脛骨粗面のすぐ内側方の部位・股関節の内転・膝関節の屈曲、内旋閉鎖神経(L2~4)半腱様筋坐骨の坐骨結節の内側面脛骨の脛骨粗...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、腰椎椎間板ヘルニアの概要とリハビリ(理学療法)について記載していく。 腰椎椎間板ヘルニアとは椎間板は椎体と椎体の間に存在し、脊椎にかかる衝撃を和らげるクッションの役割を果たしており、以下の2つで構成されている。髄核(中央に位置する柔らかいゼリー状の組織)線維輪(線維性の硬い外層)そんな椎間板の『線維輪』に(何らかの理由で)亀裂が生じ、中の『髄核』が飛び出すと、突出部周辺の組織(脊髄や神経根を含む)を圧迫することがある。そして、この様な「線維輪から髄核が飛び出すこと」を『椎間板ヘルニア』と呼ぶ。スポンサーリンク椎間板ヘルニアの分類椎間板ヘルニアの分類は以下の通り。椎間板膨隆(pro...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、頸椎椎間板ヘルニアについて、リハビリ(理学療法)も含めて記載していく。ヘルニアって何だ?脊柱(の第2頸椎以下)における椎体と椎体の間には『椎間板』が挟まっている。この「椎間板」は、中心にゼリー状の髄核があり、その外側を線維の層が何層にも重なった線維輪が取り巻く、弾力性の組織である。そして、この椎間板が背骨に加わる衝撃を吸収するクッションの役目を果たし、脊柱の様々な運動をする際の関節の一つとして働いている。スポンサーリンク椎間板は加齢とともにヘタってくるよ椎間板は体の中でも早く老化が始まるところで、加齢とともに髄核の水分が減って、クッションとしての働きも衰え、線維輪も亀裂が生じてく...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、変形性頸椎症(頸髄症・神経根症)についての概要を記載するとともに、変形性頸椎症の中でも「神経根症」にフォーカスを当て、評価・治療に関するエビデンスをまとめていく。スポンサーリンク変形性頸椎症とは変形性頸椎症とは、椎間板や椎骨、靭帯など、背骨全体の加齢変化によって起きてくる病気である。50代以上の中高年者に多いと言うのが特徴で、逆に言えば若年者で変形性頸椎症と診断されるのは稀ということになる。変形性頸椎症は、「症状」や「画像所見」によって以下の3つに分類される。(単なる)頸椎症:神経症状を伴っていない変形性頸椎症。局所の「頸部痛」を引き起こすが、関連痛として「肩凝り」「背部痛」「頭...

  • 疾患 - 運動器疾患

    COPDに対する運動療法の重要性を解説しています。COPDでは下肢筋力トレーニングの重要性が言われており、この記事を読めば「なぜ(呼吸器にたいしてではなく)下肢の運動が大切か」が何となる分かってもらえると思うので是非♪

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、慢性閉塞性呼吸器疾患(COPD)に対する治療に関しての概要に関してガイドラインを参考にしつつ、呼吸リハビリテーションのエビデンス、運動の重要性も含めて記載していく。スポンサーリンク慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、病名ではなく以下のような慢性の閉塞性喚起障害を共通の病変とした呼吸器疾患群を指す。慢性気管支炎肺気腫・・・・・・・・・・・・・・・などなど。※ちなみに、気管支喘息は閉塞性換気障害に該当するが、慢性閉塞性呼吸器疾患には該当しない。関連記事⇒『換気障害(閉塞性換気障害と拘束性換気障害)を解説』※慢性閉塞性呼吸器疾患と呼ばれることもある。慢性閉...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では頸肩腕症候群(けいけいわんしょうこうぐん)という用語について記載していく。頸肩腕症候群の定義首から肩・腕に痛みや凝りなどの症状がある場合、病院で診察してもらうと「頸肩腕症候群」と診断される場合がある。聞きなれない言葉なので、診断された人は「頸肩腕症候群って何だ?」と思う事だろう。そんな「頸肩腕症候群」は以下のように定義されている。広義の頸肩腕症候群は、首(頸部)から肩・腕・背部などにかけての痛み・異常感覚(しびれ感など)を訴える全ての症例を含む。この中で、他の整形外科的疾患(たとえば変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群など)を除外した、検査などで病因が確定できないものを...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、『上腕二頭筋長頭腱炎』について記載していく。上腕二頭筋長頭腱とは上腕二頭筋は2つの起始をもち、長い方を長頭・短い方を短頭と呼ぶ。でもって、両者とも橈骨粗面・前腕屈筋腱膜に停止するが、起始部は以下の通り異なる。・上腕二頭筋長頭の起始部⇒肩甲骨関節上結節・上方関節唇・上腕二頭筋短頭の起始部⇒肩甲骨烏口突起スポンサーリンク上腕二頭筋長頭腱の解剖学的区上腕二頭筋腱長頭は以下の3つに区分される。①関節内部分(滑膜被膜部)②結節間溝部分(滑膜被膜部)③関節外部分(滑膜非被膜部)関節内部分:上腕二頭筋長頭は、肩甲骨の関節上結節・上方関節唇より始まり、関節内部分は腱板疎部と烏口上腕靭帯の下をくぐ...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、肩関節の『腱板損傷(rotatorcuffinjury)』・『腱板断裂(rotatorcufftear)』について記載していく。肩関節の腱板損傷とは腱板損傷とは、文字通り肩関節の回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の腱性部)の損傷を指す。ただし、一般的には上記4筋の中でも、『棘上筋』の損傷を指すことが多い。腱板筋群は回旋筋としての働きをもつ以外に、上腕骨頭を臼蓋に引きつける求心作用をもち、肩関節の安定化に作用している。しかしいずれも小さな筋であり、肩に激しい運動がくり返し加わる場合、疲労や損傷を招きやすい。いったん腱板に損傷が生じると、骨頭と臼蓋との安定化作用が破綻し、肩...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では関節リウマチの治療(リハビリも含む)の概要を記載していく。 関節リウマチとは関節リウマチは自己免疫疾患の一つである。免疫とは?免疫とは、本来は自分を守るために体に備わっているシステムのことで、このシステムがあるおかげで、私たちは細菌やウィルスなどが外部から侵入してきても、それを攻撃・排除して病気にならないように出来ている。外から入ってくる外的は「抗原」、それを攻撃し排除する物質は「抗体」と呼ばれ、抗体は白血球でつくられ、おかしなものがあると自分のものではない異物(非自己)かどうかを見極め、異物だけを排除するよう働く。ところが、自分の体を形づくっている細胞や成分を間違って異物とみなし...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では外傷性股関節脱臼に関して解説していく。外傷性股関節脱臼とは外傷性股関節脱臼は、股関節構造が深い寛骨臼および軟骨性関節唇に包まれていて靭帯も強固なため、比較的まれである。しかし、以下などを呈する場合は脱臼しやすくなる。臼蓋形成不全大腿骨頚体角増大前捻角増大外傷性股関節脱臼は前方・後方・中心性脱臼があるが、後方脱臼が過半を占める。外傷性股関節脱臼(後方脱臼)の原因股関節屈曲位にあるときに、前方から強い外力が大腿骨軸の方向に加わると、大腿骨頭は関節包を破って後方に脱出する。でもって、後方脱臼が生じる例として挙げられやすいのが『ダッシュボードインジュリー(dash-boardinjury)...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事ではアキレス腱炎(アキレス腱関節包炎)に関して原因・症状・治療法について解説していく。ちなみにアキレス腱とは『下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)』が合体して腱になったもので踵骨後方突起に付着している。※アキレス腱は人体の中で最大の腱である。下腿三頭筋に関しては以下の記事で紹介しているので、アキレス腱がピンとこない方は合わせて観覧してみてほしい。⇒『下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)のトレーニング+ストレッチ』アキレス腱炎の原因一括りにに「アキレス腱炎」と呼ばれている疾患ではあるが、以下の様に炎症を起こしている部位が若干異なっていたりする。アキレス腱炎:(狭義の)アキレス腱炎とは、アキレス腱自体...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事ではアキレス腱断裂に関して原因・症状・治療法について解説していく。ちなみにアキレス腱とは『下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)』が合体して腱になったもので踵骨後方突起に付着している。下腿三頭筋に関しては以下の記事で紹介しているので、アキレス腱がピンとこない方は合わせて観覧してみてほしい。⇒『下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)のトレーニング+ストレッチ』アキレス腱断裂の原因アキレス腱断裂は以下などで発症する。急性発症:・スポーツ活動・階段の踏み外し・転倒・・・・などによってアキレス腱に急激な外力・伸張力が加わった場合慢性発症:・慢性的な繰り返しの刺激によって断裂する場合アキレス腱断裂は、どんな人に...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事は、後縦靭帯骨化症についてまとめた記事である。リハビリ(理学療法・作業療法)の従事者は参考にしてみて欲しい。スポンサーリンク脊髄靭帯骨化症について背骨(脊柱)は椎骨が積み重なってできており、その一つ一つの椎骨をいくつもの靭帯が繋いで支えている。背骨を支える靭帯には、以下などがある。①前縦靭帯⇒椎体の前面を縦に走行②後縦靭帯⇒椎体の後面を縦に走行③黄色靭帯⇒椎弓を繋いでいる ※このうち、後縦靭帯と横色靭帯は脊柱管の中にある。※椎骨を繋いでいる靭帯は、その他にも棘間靭帯・棘上靭帯などがあるが、この記事には不要な情報なので割愛する。これらの靭帯が硬く厚くなって(骨化)、脊髄障害などを起こす病...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では『肩関節脱臼(+反復性肩関節脱臼)』について記載していく。肩関節は脱臼しやすいよ肩関節(肩甲上腕関節)は脱臼を容易に起こしやすい関節の一つである。※これは、他の関節に比べ自由度が高く、関節を構成する肩甲骨関節窩と上腕骨頭の接触面積が少ないためと考えられている。肩関節脱臼は若年者ではスポーツ活動中に、高齢者では転倒によって、また、片麻痺の患者さんにおいては軽微な外力によって発生する。また、肩関節は一度脱臼をすると、反復性に脱臼を繰り返す例が少なくない。でもって、頻回の脱臼は関節の不安定性を更に高める。スポンサーリンク肩関節脱臼のタイプ脱臼のタイプとしては以下の2つがある。・前方脱臼・...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では『橈骨遠位端骨折』について記載していく。※橈骨遠位端骨折はの中で、「高齢者が発症しやすい3大骨折(脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折)」として有名で、特に橈骨遠位端骨折の中でも発症頻度の高い『コーレス骨折』にフォーカスして作成している。橈骨遠位端骨折の原因橈骨遠位端骨折は年齢を問わず、高頻度に見られる骨折の一つである。小児では高所(自転・すべり台など)より転落して起きることが多く、また高齢者では転倒して手をついた場合に起きることが多い。スポンサーリンク橈骨遠位端骨折の分類手をついて転倒した際に発生するが、受傷時の手首の肢位によって骨折のタイプが異なる。すなわち、手関節が背...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、幼児に多い『肘内障』について記載していく。肘内障とは肘内障と表現されるとピンと来ないかもしれないが、肘内障とは「肘の亜脱臼」の事であり、小児における肘の外傷(ケガ)の中で最も頻度の高い疾患の一つである。※亜脱臼に関しては以下も参照⇒『脱臼とは(完全脱臼・亜脱臼・陳旧性脱臼)を解説』発生機序としては、小児が「親に急に手を引っ張られる」であったり「腕を下にして転んだ際」だったりで発症する。※前腕回内で引っ張られて亜脱臼することが多い。2~6歳に多く、再発を繰り返しながら、いつの間にか加齢とともに発生しなくなる。スポンサーリンク肘内障=上橈尺関節の亜脱臼先ほど、肘内障は「肘の亜脱臼であ...

  • 疾患 - 運動器疾患 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『脱臼』という用語について記載していく。脱臼とは脱臼は以下の3つに分類できる。・完全脱臼・亜脱臼(不完全脱臼)・陳旧性脱臼スポンサーリンク完全脱臼完全脱臼とは「関節が完全にはずれた状態」を指す。完全脱臼には以下の様な場合に分類される。関節包外脱臼:外傷性脱臼のように損傷部から関節包の外へ脱臼するものを指す。関節包内脱臼:関節包の損傷はなく、関節包内で脱臼するものを指す。関節包外脱臼では周囲の靭滞などを損傷するため、治療期間は長期に及ぶ。※関節包内脱臼の例としては、顎関節脱臼が代表的。亜脱臼(不全脱臼)亜脱臼とは「関節がはずれかかった状態」であり、互いの関節面の一部だけが接触している...

  • 疾患 - 運動器疾患

    リハビリ(理学療法)の対象となることの多い、高齢者の『椎体圧迫骨折』についての記事となる。 書籍『カパンジーの機能解剖学』を参考にまとめているので、興味がある方は参考にしてみて欲しい。