カテゴリー:その他の徒手療法関連の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:その他の徒手療法関連

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)にとって重要な『クリニカルリーズニング(ClinicalReasoning)』について記載していく。クリニカルリーズニング(臨床推論)とはクリニカルリーズニング(ClinicalReasoning)は、日本語で『臨床推論』とも訳される。クリニカルリーズニング(臨床推論)の意味・表現方法に関しては文献によって異なっているが、以下の表現が用いられている場合が多い。クリニカルリーズニングとは、セラピストが患者や対象者とそれに関わる人々(家族や治療チーム)との係り合いの過程で、意義・ゴール、そして健康管理における戦略を、臨床データ、患者や対象者の選択、専門的...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、理学療法の一分野であるマニュアルセラピー(徒手療法・徒手理学療法)について記載していく。記事の後半では、マニュアルセラピー(徒手療法・徒手理学療法)に関する「オススメ書籍」や「講習会情報」のリンクも掲載しているので学習のための参考にしてみてほしい。マニュアルセラピー(manualtherapy)とはマニュアルとは「手引き・便覧・取扱い説明書」などと訳されることがある。私たちの身近なところでは、電化製品に付属している説明書であったり、この世に溢れかえっている「この手順通に行えば必ず上手くいく」といった書籍も、「マニュアル(本)」と言える。一方で、マニュアルという用語には「徒手的な」...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    ここでは、皮膚の評価に関して、スキンロール(スキンローリング)テストを中心に記載していく。※オステオパシーのテクニックであるものの理学療法士にもなじみ深い筋膜リリースの動画も付け加えておく。※また、筋膜マニピュレーションに関しても、余談としてコメントしているのでお楽しみに♪スポンサーリンク皮膚の評価皮膚の触診として、皮膚を前後左右などに軽く動かし、可動性を評価していく。皮膚の触診の際は、温度の上昇や低下、湿気・乾燥などにも注意を払う。皮下の触診では、皮膚の触診時よりも若干強めな力を加えた状態で、浮腫の有無と可動性を見る。浮腫がある場合、柔らかい状態と硬い状態と時がある。次にスクラッチテストにて...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、徒手療法を語るうえで避けては通れないプラシーボ効果(+ノーシーボ効果)に関して解説していく。この記事は連続シリーズとして作成しているので、記事の最後に記載している関連記事とも併せて読んでいただくと、更に理解が深まると思う。スポンサーリンクプラシーボ・ノーシーボ効果とはラテン語で「Iwillplease」にあたる言葉が由来な『プラシーボ効果』とは、「これを飲めば絶対に良くなる」と信じて薬を飲んだ場合、たとえその『薬』が砂糖を丸めたものに過ぎなくとも、実際に具合がよくなったり症状が改善したりする現象を指す。この「プラシーボ効果」は一種の暗示効果とも考えられており、効果の表れ方は人や条...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    マニピュレーションは明確な思考と批判的思考に依存するものである。そして、このことについては、特に詳細な方法で指導を受ける必要がある。このような思考法を容易に習得できるのは、卒後の医療従事者よりも在学中の学生の方である。というのも、医療従事者の場合は別の思考法が既に身についており、習慣を改めることが困難だからである。系統的かつ批判的な思考を行ってレンガを積み重ねる作業は非常に重要である。初心者は、経験者と比べて、成果は少なく、かかる時間が長いことを認識しなければならない。また、初心者は、近道を試そうとしたり、安易な方法をとろうとしたりしないように注意しなければならない。患者から入手した断片的な臨...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)で用いられるマッサージのうち、横断マッサージと機能的マッサージにフォーカスを当てて記載していく。 横断マッサージ横断マッサージ(deeptransversefrictionmassage)は、軟部組織(筋・腱・靭帯など)の病変組織に対して、線維走行を横断する摩擦刺激を加えるテクニックである。こういうと「単なるマッサージ」と比べて少し難しいイメージを持つかもしれない。しかし例えば、私たちの臨床で遭遇しやすい筋スパズムを伴う疼痛は「軟部組織の機能的変化」と表現することも出来るので、「筋スパズムを起こしている筋線維を横断する方向へ摩擦刺激を加えること」、つ...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、ドイツ徒手医学における『マニュアルメディスン』という用語を解説している。 また、記事最後に記載されている『マニュアルセラピー』も合わせて観覧してもらえば、徒手理学療法に関する理解が更に深まると思う。

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、仙腸関節テスト(検査)の精度を上げる方法として、複数の仙腸関節テスト(疼痛誘発テスト)の組み合わせを紹介していく。 仙腸関節に対する様々な検査法仙腸関節の可動域は小さく、画像検査によってその障害を認めることは困難であるため、医療機関では仙腸関節の機能障害は軽視されることがある。そして、画像検査の代わりに、様々な検査方法(評価方法)が存在する。例えば、医師であれば仙腸関節のブロック注射を『診断的治療』として用いる場合がある。また、厳密な検証と言う意味では、「生理食塩水と鎮痛剤の両方を仙腸関節へ注射してみる」というダブルブラインドテストがなされる場合がある(一般的ではないが)。そして...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、『機能不全(機能異常・機能障害)』という用語について解説していく。理学療法士は機能不全(機能異常・機能障害)に着目すべき!理学療法士が病理的変化を起こせるのであれば、それにこしたことはないが、実際には難しいケースが多い。「マニュアルセラピーの対象は、基本的にDisfunction(機能不全:機能異常・機能障害)である」と海外では明記されている。従って、私たちが着目すべきは「変形した膝関節」「椎間板のヘルニア」といった病理ではなく、Disfunction(機能不全・機能異常・機能障害)という事になる。※「機能障害」・「機能不全」は、ICFにおける「impairment」の訳として表...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)の方法(やり方)が掲載された動画が数多くユーチューブにアップされています。そんな中、10ステップ・プロトコルに関する方法(やり方)で、アプレジャー自身が解説している動画があったため紹介しておきます。ただし、書籍や動画をみただけで実践が可能となる類な技術ではないため、正式な頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)を学んだ方の復習であったり、頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)がどんなものか知りたい方に観覧して頂ければと思います。※見よう見まねで実践すると、患者に不調を起こしかねません。動画自体も古いものらしく、細かい点などでアプレジャーインステチ...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    ※今回の『徒手療法とクリニカルリーズニング(臨床推論/批判的思考)』はシリーズとして掲載している。※初めて観覧する方は、『理学療法士・作業療法士が知っておくべきプラシーボ効果・ノーシーボ効果』から観覧することをお勧めする。※表現がまどろっこしくなるのを防ぐため、敢えて断定調な表現を用いている場面もある点を了承願いたい。※気功やエネルギーといった表現が出てくるが、これは身体の神秘的側面に対して様々な解釈が存在していることの比喩に過ぎない点に注意してほしい。スポンサーリンク徒手療法とクリニカルリーズニング(臨床推論):はじめにプラシーボ効果・ノーシーボ効果はどのような介入をする際にも起こり得る。例...

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    ※今回の『徒手療法のエビデンス(科学的根拠)』はシリーズとして掲載している。※初めて観覧する方は、『理学療法士・作業療法士が知っておくべきプラシーボ効果・ノーシーボ効果』から観覧することをお勧めする。スポンサーリンク徒手療法のエビデンス(科学的根拠):はじめにプラシーボ効果・ノーシーボ効果は、臨床においてどの様なアプローチをする際にも作用する。極論を言うと、「あなたのことが大嫌いで、触れられることすら嫌悪感を抱いている人」へアプローチをする際は、何をやっても上手くいかないこともあり得るだろう。これは、感覚が情動と深く結び付いていることにも起因する。関連記事⇒『感覚刺激は情動も伴った上で認知され...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    リンク先のHPに、徒手療法におけるクリニカルリーズニングの注意点を、コラム形式で掲載しました。内容は、「中枢神経系の関与」についてが中心で、最近ブログに掲載してきたことや、来年から1年くらいかけてノンビリと掲載していこうと思っている内容のダイジェスト版的な位置づけです。『徒手理学療法におけるクリニカルリーズニングの前提条件』ダイジェスト版と言っても、やや長文になっているので、各カテゴリーごとでも良いので、時間のある際にでも読んでいただけると嬉しいです。今後もマイペースに記事を更新していこうと思うので、来年もよろしくお願いします。

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    棘突起圧迫テスト(ドイツ徒手医学ではフェーダーテストと呼ばれている)について記載していく。このテストは、文字通り棘突起を圧迫することで腰椎に対する副運動を評価すると同時に、疼痛誘発テストとしても用いることが出来る。スポンサーリンク棘突起圧迫テストの手順棘突起圧迫テスト(フェーダーテスト)の手順は下記の通り。①クライアントは腹臥位(必要であれば腰部の下へ枕を敷いて腰椎前彎を緩和させる)。②セラピストはL5腰椎の棘突起を一側の母指・示指で摘む(自身の指を痛めないよう、鼻をつまむような形で保持する)。反対手はその上に重ねる。③肘を伸ばし、体重移動により、棘突起を腹側へ押し込むように可動させる(カルテ...

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    この記事では、マニピュレーション(スラスト)とベータエンドルフィンの関連性について記載していく。スラストとβエンドルフィンについてスラストとは高速低振幅な鋭い力を関節に加える手技のことを指す。でもって、スラストによって関節に生じる(ことのある)ポキッっという音をクラッキング音と呼ぶ(ポッピング音とも言う)。スラストの適応は関節の癒着の剥離であり、それ以外の原因で生じた過少運動性であるならば、もっと安全な別の方法(例えば関節モビライゼーションなど)で十分と言える。関連記事⇒『HP:関節モビライゼーション』しかし、好んでスラストを用いるカイロプラクターなどのセラピストは多いし、クライアントの中にも...

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    生物医学的思考モデルとは、病気に関して、「特定の原因」や「予測可能な疾病経過」と「適切な療法」を前提とした思考モデルである。このモデルは、例えば外傷学や感染病において今日でも有効である。一方、いくつかの疾病、特に慢性疾患においては不十分であると証明された。例えば、変形性関節症や椎間板ヘルニアのような構造変化は、疼痛を解明しないことが多い。そして、これらの構造変化は疼痛が生じていなくとも存在していることがあり、逆に構造的変化が存在していなくとも疼痛が生じていることもある。これらの事実から、生物医学的思考モデルを補完するものとして、1970年代に生物心理社会的思考モデルが導入された。生物心理社会的...

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    マッサージの効果を検証した文献の一部を記載しておく。これらは日本理学療法士学会(JSP)というHPにて観覧できるので、参照してみてほしい。日本理学療法士学会:診療ガイドライン文献①:PopeMH,PhillipsRB,HaughLD,etal.:Aprospectiverandomizedthree-weektrialofspinalmanipulation,transcutaneousmusclestimulation,massageandcorsetinthetreatmentofsubacutelowbackpain.Spine19:2571-2577,1994.推奨グレードA・エビデン...

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    この記事では、姿勢評価や姿勢指導、徒手療法で考慮すべき荷重変形曲線について記載してく。※特に姿勢評価・姿勢指導に関しては、この荷重変形曲線の概念を理解しておくことは必須と言える。※徒手療法に関しては関節モビライゼーションを例にしているが、スタティックストレッチングなどの軟部組織テクニックを施行する際にも重要な概念と言える。※荷重変形曲線は、『応力ひずみ曲線』とも呼ばれる。荷重変形曲線(Stress-straincurve)は古典的な概念であり、全ての事象に当てはまる概念ではないかもしれないが、理にかなっている部分も多々あるため、理学療法士・作業療法士が知っておくべき一つの情報として重要だと思わ...

  • 徒手理学療法 - その他の徒手療法関連

    この記事では、脊柱のカップリングモーション(組み合わせ運動)について、「胸・腰椎」と「中部頸椎」に分けて記載していく。胸・腰椎のカップリングモーション胸・腰椎の「非機能的側屈」では回旋を反対方向へ起こすとされている。具体的な例として『胸・腰椎左椎間関節が制限されるとき』には以下の制限が起こる。・前屈→左へ変位・右側屈→制限・右回旋→制限なし・左側屈→制限なし・左回旋→制限中部頸椎のカップリングモーション中部頚椎の「非機能的側屈」では回旋を同側へ起こすとされている。具体的な例として、)中部頚椎左椎間関節が制限されるとき以下の制限が起こる。・前屈左へ軽度変位・右側屈→制限・右回旋→制限・左側屈→比...

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    マニュアルセラピーでは対象者脊柱のどこに制限があるかを自動運動にて考あたりをつける際、複合運動を考慮するとのこと。しかし、この複合運動は研究者によて意見が異なっているとのこと。腰椎側屈時の回旋組み合わせ運動(カップリングモーション)近年、複合運動について報告されている多くの文献がまとめられ、レビューとして紹介されている。その論文では腰椎側屈時の複合運動について研究している21論文についてまとめられており、そのうち7論文はレベルにより複合運動が変化することを報告している。2論文は、複合運動が存在しない、4論文は複合運動について定まりがない、6論文は反対側への回旋を伴い、2論文同側への回旋を伴うこ...