カテゴリー:骨・関節の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

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カテゴリー:骨・関節

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では、『肘関節』と『上下橈尺関節』へフォーカスを当てて、特徴を記載している。肘関節について肘関節は主に肘の屈伸を行うため蝶番関節とみなされるが、厳密にいうと上腕骨・尺骨・橈骨が形成する複合関節であり、具体的には以下の関節で成り立っている。・腕尺関節(らせん関節)・腕橈関節(球関節)・上橈尺関節(車軸関節)ちなみに、上橈尺関節は肘関節の屈伸というよりは(下橈尺関節とともに)前腕の回内・回外に働くため、肘関節とは別に扱われることもある。補強靱帯としては、内側・外側側副靱帯に加え、橈骨頭を輪状に囲む橈骨輪状靱帯がある。橈骨頭が未発達な乳幼児ではこの靱帯がゆるいため、急に手を引いたりすると亜脱...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では『反復性肩関節亜脱臼』について記載していく。肩関節は亜脱臼しやすいよ肩関節(肩甲上腕関節)は亜脱臼を容易に起こしやすい関節の一つである。※これは、他の関節に比べ自由度が高く、関節を構成する肩甲骨関節窩と上腕骨頭の接触面積が少ないためと考えられている。肩関節亜脱臼は若年者ではスポーツ活動中に、高齢者では店頭によって、また、片麻痺の患者さんにおいては軽微な外力によって発生する。また、肩関節は一度脱臼をすると、反復性に脱臼を繰り返す例が少なくない。でもって、頻回の脱臼は関節の不安定性を更に高める。スポンサーリンク反復性肩関節脱臼のタイプ脱臼のタイプとしては以下の2つがある。・前方脱臼・後...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では、『上腕二頭筋長頭腱炎』について記載していく。上腕二頭筋長頭腱とは上腕二頭筋は2つの起始をもち、長い方を長頭・短い方を短頭と呼ぶ。でもって、両者とも橈骨粗面・前腕屈筋腱膜に停止するが、起始部は以下の通り異なる。・上腕二頭筋長頭の起始部⇒肩甲骨関節上結節・上方関節唇・上腕二頭筋短頭の起始部⇒肩甲骨烏口突起スポンサーリンク上腕二頭筋長頭腱の解剖学的区上腕二頭筋腱長頭は以下の3つに区分される。①関節内部分(滑膜被膜部)②結節間溝部分(滑膜被膜部)③関節外部分(滑膜非被膜部)関節内部分:上腕二頭筋長頭は、肩甲骨の関節上結節・上方関節唇より始まり、関節内部分は腱板疎部と烏口上腕靭帯の下をくぐ...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事は、肩関節の『インピンジメント症候群』について記載していく。(肩峰下)インピンジメント症候群とは?棘上筋腱や肩峰下滑液包など周囲の滑液包は烏口肩峰アーチ下の狭い場所を通るため、運動の度に周辺組織から摩擦や圧迫を受ける。この負荷をインピンジメント(挟み込み)といい、反復により炎症・変性を生じたものをインピンジメント症候群という。スポンサーリンクインピンジメント症候群の原因・原理五十肩と異なり、強い腕の運動(テニスのサーズ野球の投球動作など)で多発するが、加齢に伴う退行変性でも起こり得る。棘上筋でもって、上腕骨大結節・両峰・烏口肩峰靭帯などから摩擦を受ける。このため、反復する上腕の振り下ろ...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では回旋筋腱板(ローテーターカフ)について記載していく。回旋筋腱板(ローテーターカフ)とは回旋筋腱板(ローテーターカフ)とは、肩甲骨から起こる以下の4つの筋腱から構成されている。・棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋※肩関節(肩甲上腕関節)を袖口(カフ)のように囲んでいる。スポンサーリンク棘上筋棘上筋は肩甲骨鰊上窩と肩甲棘上面から起始する。前方は腱性部で、上腕骨大結節上面前縁に停止する。後方は筋性部で表層を棘下筋が覆う。作用は「肩関節の屈曲・外転・内旋」・「肩甲骨下方回旋」である。上肢の挙上90°で筋活動がピークとなる。棘下筋棘下筋は以下の2つの線維からなる。・肩甲棘下面から起始する横走線...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では、肩関節の『腱板損傷(rotatorcuffinjury)』・『腱板断裂(rotatorcufftear)』について記載していく。肩関節の腱板損傷とは腱板損傷とは、文字通り肩関節の回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の腱性部)の損傷を指す。ただし、一般的には上記4筋の中でも、『棘上筋』の損傷を指すことが多い。腱板筋群は回旋筋としての働きをもつ以外に、上腕骨頭を臼蓋に引きつける求心作用をもち、肩関節の安定化に作用している。しかしいずれも小さな筋であり、肩に激しい運動がくり返し加わる場合、疲労や損傷を招きやすい。いったん腱板に損傷が生じると、骨頭と臼蓋との安定化作用が破綻し、肩...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では、『手根間関節』『手根中手関節』『中手指節関節』『指節間関節』へフォーカスを当てて、特徴を記載している。手指の略語手指には小さな関節がいくつもあり、感じで表現するとゴチャゴチャして分かりにくいからか、以下の様に略語で表現されることも多い。・手根中手関節⇒CM関節(carpometacarpaljoint)・中手指節関節⇒MP関節(metacarpophalangealjoint)・近位指節間関節⇒PIP関節(proximalinterphalangealjoint)・遠位指節間関節⇒DIP関節(distalinterphalangealjoint)・指節間関節(母指のみ)⇒IP関節...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では、『脊椎』・『脊柱』に関してザックリと記載してる。脊椎の基本構造脊椎の基本的構造は以下の通り。・椎体・椎弓根・椎弓板・横突起棘突起・上関節突起と下関節突起※上関節突起と下関節突起は関節面を有し、隣接する関節突起の関節面と関節を形成している(この関節を『椎間関節と呼ぶ』)。脊椎の中央には『椎孔』があり、椎孔は脊柱全体としては『脊柱管』を形成する。でもって、この脊柱管の中を通っているのが脊髄であり、脊柱管が何らかの理由(主に退行変性)によって狭窄してしまうと、『脊柱管狭窄症』が生じることがある。関連記事⇒『脊柱管狭窄症のリハビリ(運動療法)を解説!(イラスト付き)』スポンサーリンク脊柱...

  • 臓器 - 骨・関節

    この記事では、肩関節(肩関節複合体)について記載していく。肩関節とは肩関節は、解剖学的には肩甲骨と上腕骨との関節(肩甲上腕関節)を指すが、機能的にはいくつかの関節からなる複合機構としてとらえられている。すなわち「肩」という場合、解剖学的関節(胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲上腕関節)と、機能的関節(肩峰下関節・肩甲胸郭関節)を併せた名称である。※運動学的には、肩関節は単一の関節ではなく、胸郭と上肢(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)がなす複合関節とみなされる。スポンサーリンク鎖骨と胸鎖関節・肩鎖関節鎖骨はS字状をしており容易に皮下に触れることが出来る。胸鎖関節について:鎖骨の内側端(胸骨端と呼ぶ)は「胸骨の鎖骨切...