カテゴリー:疾患の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:疾患
  • 疾患 - 運動器疾患

    最近、俳優の「坂口憲二さん」が特発性大腿骨頭壊死であることを発表した。ドラマ「医龍」でも主演していた俳優さんで、原因不明な股関節の痛みによって(ナレーションなど身体に負担のかからない仕事以外は)休業状態だったので心配していたし、受傷機転に関してや病名に関しても様々な憶測がこの数年飛び交っていたので心配していたが、そういうことであったらしい。で、このニュースをきっかけに、芸能人では「堀ちえみさん」や「美空ひばりさん」も大腿骨頭壊死症であったと報道されている。この記事は、そんな『大腿骨頭壊死症(avascularnecrosisofthefemoralhead;ANF)』についての症状・治療対象・...

  • まとめ一覧シリーズ - 疾患 - 疾患(その他)

    この記事では『糖尿病』の概要に関して、「いかに糖尿病が恐ろしいか」にもフォーカスしつつ解説していく。もし糖尿病予備軍、あるいは初期の糖尿病と診断された方は、糖尿病を軽視せず、改善に努めてほしい。糖尿病は「サイレントキラー」である『肝臓』は別名、「沈黙の臓器」と呼ばれたりする。肝臓に異常が起こっても、それが症状として現れないため、症状を自覚したころには「既に肝障害が進行していた」などといった事も起こり得る(なので、定期検診は重要だ)。関連記事⇒『肝臓について解説するよ』個人的には数年前、訪問リハビリ先の「利用者さんの妻」が肝胆癌で亡くなったのを今でも覚えている。いつも笑顔で、尚且つ人格者で尊敬で...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、脳卒中片麻痺の上肢リハビリでもある『CI療法』について、訓練内容、効果(エビデンス)、適応基準などを解説している。CI療法とはCI療法(constraint-inducedmovementtherapy)とは以下を指す。非麻痺側上肢をスリングなどで制限して、患側の運動を誘導しようとする治療法CI療法は、すでに多くのRCTによりエビデンスも確立し、脳卒中治療ガイドライン(2015年版)にもグレードA(強く行うことが勧められる治療)として記載されている。前述したようにCI療法は、非麻痺側上肢をアームスリングやミトンで拘束して使用を制限する。つまりは、麻痺側上肢の使用を強制すると言い換...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、痙縮の抑制に有用だとされている『ボツリヌス療法(ボツリヌス注射)』に関して、効果や適応疾患・禁忌・副作用などについて、解説している。ボツリヌス菌とはボツリヌス療法とは、ボツリヌス毒素を体内へ注射する治療法の事である。でもって、「ボツリヌス菌」に関して理学療法学事典では以下の記載がある。ボツリヌス菌とは:食中毒(ボツリヌス中毒)を起こす細菌で、腸詰菌とも呼ばれる。免疫学的にA~Gの7型があり、いずれも強力な神経毒素を生成するが、易熱性で加熱(80℃、20分間)で失活する。ヒトのボツリヌス中毒例ではA・B・E・F型が記録されている。でもって、「ボツリヌス菌が生成するタンパク質」が『ボ...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では頸椎捻挫(外傷性頚部症候群・むち打ち関連障害)に関して、原因・症状・治療法などを解説していく。頸椎捻挫(むち打ち損傷)とは『頸椎捻挫』とは以下の様に定義されている。頭という重い物体を支えている頚部へ外力(交通事故,スポーツなど)による衝撃が加わり、頚部に前後屈(前倒し、後ろ反り)、側屈、回旋(捻じり)を強いられることによって生じる様々な障害を指す。X線上明らかに診断しうる脱臼・骨折は除外する。また、本症は1928年にCroweによって、「鞭(むち)がしなるような」状態に頚部が強いられることから『むち打ち損傷(whiplashinjury)』とも報告されている。以下のイラストは交通事...

  • 疾患 - 疾患(その他)

    この記事は『線維筋痛症』に関してのブログ記事となる。※最近、芸能人であるレディーガガさんが線維筋痛症を患っているとのニュースを見て、この記事を書いてみようと思い立った。線維筋痛症は、外来でのリハビリ(理学療法・作業療法)指示は出ない印象を受ける。一方で、入院や介護分野(訪問リハビリや通所リハビリ)では関わる場面があるかもしれない。個人的には、訪問リハビリで一度だけ線維筋痛症(と思われる)利用者さんに関わったことがあるので、その際の「個人的な体験」も含めてブログに記載している。スポンサーリンク線維筋痛症とは線維筋痛症(FM:fibromyalgia)は、線維筋痛症候群などとも呼ばれる。でもって、...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺 - 歩行のリハビリ

    この記事では、歩行の基礎知識として重要な『セントラルパターンジェネレーター(CPG:CentralPatternGenerator)』について記載していく。CPG(セントラルパターンジェネレーター)とはCPG(セントラルパターンジェネレーター)とは、日本語で『中枢パターン発生器』とも訳され以下を指す。感覚入力や高位中枢からの神経指令なしに周期的な運動パターンを生成する神経回路網自動的にリズミカルな協調的動作を発生されるニューロン群やニューロン回路中枢神経系の中でも下位の階層(脳幹・脊髄)に歩行の基本的リズムを発現する神経回路が存在し、運動出力を生成あるいは修正するようなメカニズムを兼ね備えてお...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺 - 歩行のリハビリ

    この記事では、歩行におけるリハビリ(理学療法・作業療法)の基礎知識として知っておきたい『ロッカー機能(ロッカーファンクション)』について記載していく。ロッカー機能は中枢ジェネレーター(CPG)を賦活する上でも非常に重要なので、ぜひ観覧してみてほしい。スポンサーリンク歩行に必要な『ロッカー機能(ロッカーファンクション)』とは?ロッカー機能(ロッカーファンクション)とは、「歩行の立脚期」に起こる以下の3つを指す。・ヒールロッカー(HeelRocker)・アンクルロッカー(AnkleRocker)・フォアフットロッカー(ForefootRocker)でもって、これらロッカー機能によって、立脚期の身体...

  • 疾患

    この記事では、医療・介護の基礎知識でもある『心不全(heartfailureあるいはcardiacfailure)』について、ザックリと解説していく。心不全(heartfailure)とは『心不全』とは以下を指す。「心臓のポンプ機能の低下により、生体の需要に応じるだけの心拍出量を維持できなくなった状態」※要は「心臓が十分な血液を送り出せなくなった状態」を指す。なので、心臓が血液を送る先(動脈)には血液が足りず、心臓にもどる血液(静脈)はうっ滞してしまう。心不全は3種類に分類されるよ心不全には障害部位によって以下の3つに分類される。左心不全(leftheartfailure)右心不全(right...

  • 症状 - 認知症 - 症状 - 高次脳機能障害 - 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、脳卒中の『高次脳機能障害』についてのまとめ記事となる。高次脳機能とは脳の機能は以下の3層構造をしている。大脳新皮質(記憶や理解などの認知機能や、理性のコントロール)大脳辺縁系(感情や食欲・性欲などの本能をコントロール)脳幹(呼吸や循環、心臓の動きなど、生命維持に必要な機能をコントロール)そして、『大脳新皮質』が司る認知機能や理性のコントロールといった機能「高次」の脳機能、すなわち「高次脳機能」と呼ぶことがある。高次脳機能障害とは「高次脳機能障害」という用語は医学的な定義づけが存在しない。でもって、理学療法学事典には以下の様に記載されている。高次脳機能障害とは:脳血管障害や交通事故...

  • まとめ一覧シリーズ - 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事は脳卒中(片麻痺)の特徴・予防・評価・治療(リハビリ/理学療法/作業療法)のまとめ記事である。興味のある項目があれば、リンク先でさらに詳しい情報に触れてもらいたい。脳卒中とは脳卒中は、脳内の血流が急激に途絶え、脳の神経細胞がダメージを受ける病気である。脳卒中は大きく以下の2つに大別される。・脳の血管がつまる(=脳梗塞)・脳の血管が破れて出血する(=脳出血・くも膜下出血)更に、脳梗塞は以下の3つに細分類される。・アテローム血栓性脳梗塞・心原性脳梗塞・ラクナ梗塞でもって、これらをイラストにまとめたものが以下になる。(画像引用:パンフレット理学療法ハンドブック健康寿命)※ちなみに、上記の『一...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では「脳卒中に合併しやすい症状」としてイメージされやすい『肩手症候群』について記載していく。ちなみに肩手症候群は、複合性局所疼痛症候群(CRPS)に含まれる。※肩手症候群はCRPStypeⅠに該当する。CRPSに関して深堀した記事は、この記事の最後にリンクを貼っておくので、こちらも合わせて観覧すると理解が深まると思う。スポンサーリンク 肩手症候群とは肩手症候群とは以下を指す肩の痛み、運動制限、同側の手の痛み、腫脹血管運動性変化(皮膚温・色の変化、発汗異常など)、皮間の栄養障害(角質化や肥厚,脱毛など)、拘縮を認め、肩や手の骨萎縮を呈する症候群肩手症候群はRSDに含まれ、RSDはCRPS...

  • 症状 - 認知症 - 疾患

    この記事では、認知症(主にアルツハイマー型認知症)の治療(認知症予防・改善、悪化予防)に必要な知識に関して、リハビリ(理学療法・作業療法)にもフォーカスしながら解説している。ちなみに、『認知症=アルツハイマー型認知症』ではなく他の種類も存在するのだが、この点に関して知りたい方は『ご家族も必見!「認知症」を語る上で欠かせない基礎知識を総まとめ』を観覧してみてほしい。アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)とはアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、ドイツの病理学者アルツハイマー(Alzheimer,A)が1906年に発見した症状(病気)である。アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)で...

  • 疾患 - 疾患(その他) - 運動処方・リスク管理に必要な知識 - 危険!これだけは知っておきたい感染予防

    この記事では帯状疱疹(たいじょうほうしん)を解説していく。また、記事の後半では『帯状疱疹に対してリハビリ(理学療法・作業療法)で出来ること』と題して、実施可能な事を記載している。なので、リハビリ(理学療法・作業療法)職種で帯状疱疹について知りたい方は、是非読み進めてみてほしい。スポンサーリンク帯状疱疹(帯状ヘルペス)とは帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、帯状ヘルペスとも呼ばれ、以下を指す。水痘(すいとう)に感染した際の水痘・帯状庖疹ウイルスが潜伏し続け、免疫力の低下に伴い再活性化して起こる疾患。水痘(みずぼうそう)とは帯状疱疹(帯状ヘルペス)を解説する前に、まずは水痘症について記載していく。...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では『痙性斜頸(けいせいしゃけい)』に関して解説していく。痙性斜頸とは痙性斜頸とは、頭頚部の筋緊張異常により頭位に異常を生じる病態を指す。※局所性ジストニーに属する。なぜ痙性斜頸が起こるのか、その理由は明確にはなっていないが、「大脳の運動・姿勢プログラムの異常」との意見が多い。斜頸姿勢は、以下が組み合わさって出現する。・頸部の回旋・側屈・前屈・後屈・肩甲帯の挙上・脊柱の側彎スポンサーリンク頸性斜頸の機能解剖頸性斜頸における異常頭位とそれに関与する筋群は以下の通り。 前屈側屈後屈同側回旋対側回旋胸鎖乳突筋○○○僧帽筋○広頸筋○頭板状筋○○斜角筋(前中後)○○関連記事⇒『胸鎖乳突筋の作用は...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、急性腰椎捻挫(ぎっくり腰)の概要と、その対処法に関して、リハビリ(理学療法)も含めて解説していく。急性腰椎捻挫(ぎっくり腰)と急性腰痛症急性腰痛症はどの年齢にも見られ、文字通り「急に発症した腰痛」を指し、「ぎっくり腰」と一般的に呼ばれることも多い。そして、この「ぎっくり腰」という用語は俗語であり、学術用語ではないと言われている。ぎっくり腰は、脊椎脊髄用語辞典の検索にはなく、その中の急性腰痛(acutelowbackpain)の説明文の中に、「急激に発症した腰痛の総称で、原因は様々なある。いわゆる“ぎっくり腰”と呼ばれるもので、椎間関節、仙腸関節の捻挫あるいは腰背筋や脊柱靭帯の断裂...

  • 評価 - リハビリ評価ツール - 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、脳卒中の運動障害を含む機能障害の総合的評価法として開発された脳卒中機能評価法である『SIAS(StrokeImpairmentAssessmentSet)』について記載していく。SIAS(脳卒中機能評価法)とは脳卒中機能評価法であるSIAS(StrokeImpairmentAssessmentSet)は「脳卒中の機能障害を定量化するための総合評価セット」であり、1989年に千野らによって開発された。従来の脳卒中片麻痺の機能評価は運動機能が中心であったが、脳卒中による障害は運動機能のみならず高次脳機能など多面的なものであり、それらを総合して評価することを目標にSIASは作られている...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、(理学療法士・作業療法士に馴染み深い一方で、最近ではあまり使用されなくなった用語ではある)『ファシリテーションテクニック』について記載していく。後半は、ファシリテーションテクニックのエビデンス(科学的根拠)について、主にボバース法(ボバース概念・ボバースコンセプト・ボバースアプローチ)のエビデンスにフォーカスを当てた解説もしているので、興味がある方は参考にしてみてほしい。スポンサーリンクファシリテーションテクニック(神経生理学的アプローチ)とは?ファシリテーション・テクニック(facilitationtechnique)とは、どういったテクニックを指すのだろうか?そんなファシリテ...

  • 疾患 - 疾患(その他)

    この記事では、『複合性局所疼痛症候群(CRPS)』について解説している。CRPSは難治性な疼痛症候群に該当し、リハビリ(理学療法・作業療法)を実施していると遭遇する可能性もあるため、この記事で理解を深めてもらいたい。反射性交感神経ジストロフィー(RSD)やカウザルギー、肩手症候群もCRPSに含まれるため、これらの用語について知りたい方もぜひ観覧してみてほしい。スポンサーリンク複合性局所疼痛症候群(CRPS)とは?複合性局所疼痛症候群とは、以下を指す。痛みやアロディニア、痛覚過敏などがその特徴的な慢性痛の病態の一つで、外傷に引き続いて起こるさまざまな症状を伴う症候群。でもって、複合性局所疼痛症候...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では「仙腸関節障害によって起こる痛み(関連痛含む)」の治療に関して、リハビリ(理学療法・作業療法)も合わせて記載していく。※仙腸関節障害のリハビリ(理学療法)としては、どちらかというとスタンダードな考えを基準に記載している(関節モビライゼーションについても、簡易版ではあるが掲載している)。※仙腸関節障害は、関連痛として腰部や下腿にも症状が派生することもあるため、興味が出たら本格的なモビライゼーションも勉強してみてほしい。スポンサーリンク仙腸関節障害の特徴仙腸関節は腸骨と仙骨をつなぐ滑膜関節であり、その関節包には侵害受容器が存在し、疼痛の発生源となる。しかし、仙腸関節の可動域は小さく、画...

  • 症状 - 高次脳機能障害 - 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では脳卒中によって生じる『高次脳機能障害』の一つである『失語症(aphasia)』について種類や分類法を含めて記載している。 失語症とは失語症とは以下のように定義されている。脳損傷に由来する言語の喪失または障害ここでいう言語には聞く・読む・話す・書くことが含まれるが、構音器官の麻痺や失調で話すことだけが不明瞭になったものは『構音障害』と呼ばれ、失語とは区別される。ちなみに、『書籍:理学療法学事典』には以下の様な記載がある。失語症とは:大脳半球に限局された器質的病変により、いったん獲得した正常な言語機能が障害された状態。末梢神経および筋障害、聴力障害、知能・意識低下を認めず、言語表象の理...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、脳卒中後疼痛(poststrokepain)として、視床痛にフォーカスした記事になる。脳卒中後疼痛は視床痛以外にもWallenberg症候群(延髄外側と小脳下部の梗塞)が該当する。一方で、脳卒中発症後に起こりやすい肩関節周囲炎や肩手症候群は含まない。※肩手症候群に関しては『肩手症候群とは?|脳卒中片麻痺シリーズ』を参照してみてほしい。スポンサーリンク視床とはまずは脳の一部である『視床(thalamus)』について記載していく。視床とは以下を指す。第3脳室の側壁で卵円形の灰白質である神経核の複合体※間脳の上部を占めている視床は、表在感覚および深部感覚の第一次または第二次中枢である。...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、『共同運動』と『連合反応』について記載していく。また、記事の最後では共同運動・連合反応をイメージしやすい肢位として『ウェルニッケマン肢位』もイラスト一緒に紹介していく。共同運動とは一般的に言われる『共同運動』は「2つ以上から組み合される作用が、個々のときよりも大きくなる過程」を指し、「相乗作用」とも言われる。一方で、1つの筋を動かそうとするとき、筋は集団(筋群)としてパターン化した運動が起こることがあり、これも『共同運動(synergy)』と呼ぶ。でもってリハビリテーション医学においては、中枢神経性麻痺によって生じた陽性徴候の一つとして(後者の意味で)『共同運動』が用いられる。共...

  • 疾患 - 疾患(その他)

    この記事では、脊髄小脳変性症について解説している。脊髄小脳変性症とは『脊髄小脳変性症(pinocerebellardegeneration;SCD)とは、以下を指す。運動失調を主症状とする原因不明の変性疾患の総称。臨床的特徴としては、緩徐な進行性で家族性に発現することもあり、運動失調に加え錐体路症候、錐体外路症候、自律神経症状、末梢神経症状を呈する場合もある。~厚生省特定疾患・脊髄小脳変性症調査研究班の定義より~脊髄小脳変性症とは、文字通り脊髄や小脳が変性していく進行性疾患である。もっと目立つのは小脳の機能低下による小脳運動失調で、運動コントロールが難しくなる(協調性障害・姿勢保持障害などが起...

  • 疾患 - 疾患(その他)

    この記事では、多発性硬化症の概要から特徴、評価(KurtzkeのEDSSを中心に)、リハビリ(理学療法・作業療法)の内容まで記載しています。また、多発性硬化症に特有な症状である「ウートフ徴候」「有痛性強直性痙攣」「レルミット徴候」

  • 疾患 - 疾患(その他)

    この記事は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)について解説している。筋萎縮性側索硬化症とは『筋萎縮性側索硬化症(amyotrophiclateralsclerosis:ALS)』とは以下を指す。四肢体幹の筋力低下・球症状などから発症し、発症後数カ月~数年で呼吸筋麻痺へと進展し、人工呼吸器の管理が必要となる、原因不明の進行性疾患。ALSは、慢性進行性の変性疾患であり、様々な機能が低下する(後述する)が、認知機能は正常に保たれる。これは「身体機能の低下が急速に進行してゆくこと、すなわち患者本人がそれまで自分でできていたことができなくなってきていることを、いやでも認識しながら生活をしていかなくてはならない...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、脊柱管狭窄症についての概要とリハビリ(理学療法)について記載してく。※脊柱管狭窄症は、脊柱の中でも腰部に生じやすいとされ、以降の記事は「腰部の脊柱管狭窄症」についての記載となる。脊柱管狭窄症とは脊柱の構成体である椎骨・椎間板・椎間関節・その他の軟部組織は加齢により以下のような影響を必ず受ける。椎骨の棘骨形成変形性の椎間関節椎間板腔の狭小化(神経組織と隣接する)黄色靭帯の肥厚上記を含めた様々な要因による関節の過少運動性・不安定性・・・・・・・・・・・・・・・・・・などなど脊柱の中には『脊柱管』と呼ばれる空間があり、その中には脊髄が入っている。また、腰椎部の脊柱管では脊髄から移行した...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、高齢者に起こり易い『椎体の圧迫骨折(胸椎圧迫骨折・腰椎圧迫骨折)について解説していく。脊椎圧迫骨折(胸椎・腰椎の圧迫骨折)とは通常、骨は加齢とともに脆くなる。でもって、骨脆弱化により骨強度が低下すると、転倒や急な体の動作により、脊椎が圧縮され、椎体のひび、骨折を生じる。背骨は椎骨が積み重なって構成されているのだが、弱くなった骨が重みに耐えきれず、つぶれてしまうのだ。そして、脊椎の椎体にひび、骨折が生じることが『椎体の圧迫骨折』である。※特に胸腰移行部に起こり易いとされており、圧迫骨折が起こった部位によって「胸椎圧迫骨折」や「腰椎圧迫骨折」などと表現される。スポンサーリンク高齢者の...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、がんのリハビリテーションについて解説していく。がんのリハビリは、(リハ指示書にがんリハビリと記載されているかどうかに関わらず)医療のみならず介護の分野で実施されることも多いと思うので、基本的なポイントを押さえるために参考にしてみてほしい。スポンサーリンクがんのリハビリテーションがんは早期発見、早期発見が基本となる。また、がんの治療は日進月歩で進んでおり、「不治の病」から「共存する病」へと変わりつつある。一方で、がん治療後の著しい筋力低下から日常生活に支障が生じたり、嚥下や呼吸機能の低下がもたらされたりすることがある。そこで、がん患者の『生活の質(QOL)』を維持・向上させることを...

  • 疾患 - 疾患(その他)

    この記事では『多発性筋炎(+皮膚筋炎)』について解説していく。多発性筋炎・皮膚筋炎とは『多発性筋炎(polymyositis;PM)』は、以下のように言われている。細胞性免疫にかかわる自己反応性T細胞により筋線維が障害されることによって生じる、全身性の筋の炎症・変性による筋力低下を基本とする疾患。骨格筋以外の関節、肺、心臓、消化器などの臓器にも障害をきたすことが多い。『皮膚筋炎(dermatomyositis;DM)』とは、以下のように言われている。液性免疫にかかわるT細胞により生じた血管炎が病因と考えられており、上眼瞼や手指関節背側に特徴的な紅い発疹がみられる。でもって、多発性筋炎・皮膚筋炎...