カテゴリー:エビデンスへの私見の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:エビデンスへの私見

  • エビデンスへの私見

    この記事では、『情報リテラシー』について記載していく。理学・作業療法士の情報週数に大切な『情報リテラシー』とは!?ビジネスであれ、投資であれ、人が決断を行う時には、必ず何らかの「情報」を頼りにする。当然、私たち理学療法士・作業療法士が何らかの行動や決断をする際も情報収集は欠かせない。しかし、一口に情報収集といっても、情報の入手経路は様々だ。人から直接聞く情報もあれば、ネットで得られる情報もある。著名人が語った内容を参考にすることもあるし、新聞や雑誌の記事を参考にすることもあるだろう。最近はネットの普及によって、客観的な情報を効率よく入手できるようになったと言われている。これは確かに物事の一面を...

  • エビデンスへの私見

    ブログでは、様々な人が、様々な目的をもって、様々な情報を発信している。これは理学療法士・作業療法士のブログでも同様であり、自身に影響を与えてくれる素晴らしい内容が存在する一方で、自由気ままに作成された記事であるからこそ、どの程度信頼性が担保されているのか不明なものも多い。今回は、そんな情報の中で、正しい情報を見つけるためのヒントを考えてみた。スポンサーリンク理学療法士・作業療法士の信用できるネット記事とは?まず最初に、ブログを書くにあたって、絶対に正しい情報しか発信してはいけないということは無い。そもそも、価値観は人それぞれなため何が正しくて、何が間違っているかなどと白黒ハッキリさせれない内容...

  • エビデンスへの私見

    今回は、「ヘルスリテラシー」というサイトの紹介です。⇒『ヘルスリテラシー健康を決める力』このサイトでは「市民・患者の皆さんがヘルスリテラシーを身につけるための支援をするサイト」として、1~6の大項目に分けてヘルスリテラシーの身に付け方に言及している。特に興味深く観覧できたと個人的に思っているのは、以下の1~3の項目。健康のためには情報に基づく意思決定を信頼できる情報とは何か知りたい情報はインターネットでこのサイトにおける「ヘルスリテラシー」とは、「健康や医療に関する情報を探し、理解し、活用する力」のことを指しており、情報リテラシー、科学リテラシー、コンピューターリテラシー、メディアリテラシーな...

  • エビデンスへの私見

    昨今の理学療法・作業療法において、エビデンス(科学的根拠)を重視したアプローチが叫ばれている。確かに私達が提供している理学療法・作業療法がエビデンスを有したものであることを示すことは、対外的に優位性を示す上でも、クライアントに適切なアプローチを提供する上でも重要となってくる。しかし一方で、クライアントは機械ではなく個別性・多様性を持っているが故に、エビデンス(科学的根拠)だけに頼ったアプローチには限界があり、だからこそエビデンス至上主義に陥らないよう注意しなければならないとも考える。今回はそんな「エビデンスの限界」に関して、徒手理学療法を題材に、幾つかの例を提示してみる。スポンサーリンクエビデ...

  • エビデンスへの私見

    リハビリ職種(理学療法士・作業療法士)の中で、エビデンス(科学的根拠)に基づく理学療法(EBPT)が提唱されてきている。一方で、人間は機械ではない以上、「個別性」が存在するまた、「疾患」として一括にされているものの中にも「多様性」が存在する。そして、これらの理由から「エビデンス」よりも、「自身の経験則を頼りにしつつ、その経験則に基づく治療に対する反応を確かめながら、臨機応変に修正を加えていく」といったスタンスを好む人もいる。※つまり、エビデンスがあるかどうかは、あまり気にしないというスタンスの人もいるということ。今回は、そんなエビデンスの必要性について考察してみる。スポンサーリンクリハビリ(理...

  • エビデンスへの私見

    今回は、「宗教的理学療法における自然治癒力」と題して、プラセボ効果や理学療法の学術的側面に関する雑感を色々と記載してみる。徒手理学療法における学術的側面徒手理学療法の学術的側面は重要となってくる。例えば徒手理学療法として誰しもが知っているような評価手法が、検証の結果「想定していた解剖・運動学的な理屈と実際が異なっていた」ということで用いられなくなることがある。この様に徒手理学療法もエビデンスとすり合わせることで、ブラッシュアップされているということだ。あるいは、(感度・特異度も含めた指標も踏まえて)複数の評価を実施することで、仮説の確度を上げようとする試みがなされていたりする。※我々は医師では...

  • エビデンスへの私見

    日本徒手理学療法学会が発行している『徒手理学療法第15巻第1号』にもガイドラインの活用について下記のように考えさせられる内容が掲載されていた。診療ガイドライン作成過程には、ある疾患に対する疫学的視点が不可欠であり、その疾患の発症した年代、場所、対象者の年齢・性別、取り扱った医療機関、取り込み基準や除外基準、診断・評価の精度・手法、治療介入方法、結果(アウトカム)の妥当性・信頼性、解釈、報告方法に始まり、その研究報告を誰が、どのように組織し、どのような目的・意図のもとにガイドラインを作成するかなどなど、非常に多くの要因が複雑に絡み合っている。したがって一般的には、上述した因子を考慮の上で構築した...

  • エビデンスへの私見

    理学療法士協会は「エビデンスを使用する5つのステップ」として下記の5つを掲載している。患者の臨床問題や疑問点の抽出と定式化(PICOの設定)PICOに基づいた患者の臨床問題や疑問点に関する情報の検索得られた情報の批判的吟味(criticalappraisal)得られた情報の患者への適用の検討適用結果の評価そして、前回紹介した記事『理学療法学』に載っていた「背部痛に対する理学療法診療ガイドライン活用法」のリンク先にある「ガイドラインに従ってもEBPTにならないの?!」の『3話目』にも記載されているように、理学療法ガイドラインでは上記の5つのステップのうちの「1と3と5」が抜けているという表記から...

  • エビデンスへの私見

    先日、理学療法学第42巻第5号に、「背部痛理学療法診療ガイドライン」というテーマで、背部痛に関するガイドラインの使い方について記載されていた。背部痛に関する理学療法ガイドライン自体は以下になるので参考にしてみてほしい。PT協会:背部痛理学療法診療ガイドライン理学療法学に記載されていた、背部痛に関するガイドラインの使い方は以下の通り。背部痛には頚部痛と腰痛が含まれており、またその中でも急性期・亜急性期・慢性期では病態が異なる。ガイドラインに記載されている推奨グレードやエビデンスレベルは頚部痛または腰痛のいずれかしか含まれないことがあることや、病期別にはなっていないことに注意が必要である。特に理学...

  • エビデンスへの私見

    マインズガイドラインセンターでは、様々な疾患に関するガイドラインを閲覧することができます。マインズガイドラインライブラリトップページから「メインメニュー」をクリックすることで、それぞれのカテゴリーに移動することができます(ログインは必要ありません)。医療提供者向けと一般向けの2パターンのガイドラインが用意されているのもこのサイト特徴です。ちなみに私は「医療提供者」に当てはまるわけですが、一般向けのガイドラインのほうを好んで閲覧しています。掲載されている疾患は幅広いですが、理学療法しとしてまず気になる分野としては筋・骨・関節系、脳・神経系でしょうか。例:「一般向け」の「筋・骨・関節系」のカテゴリ...

  • エビデンスへの私見

    徒手理学療法には様々な学派が存在します。系統立てられていてエビデンス(以下はサイエンスと表現して記載)を重視する学派から、テクニックなどのアート的要素を重視する学派まで様々です。そして、系統立てられていてサイエンスを重視した学派の良いところは、アート的要素を重視する学派に比べて治療成績が安定しており、セラピストによる差が少ないところだと思います。また、クリニカルリーズニングにより治療を展開していくので、場当たり的にテクニックを当てはめる行為を繰り返すのと異なり、一つ一つの理学療法がきちんと経験値として蓄積していき、成長できる点もメリットではないかと思います。※海外の系統立てられた筋骨格系理学療...

  • エビデンスへの私見

    「私の何かが変わらないような“情報”は情報ではない」以前、当県の理学療法ニュースで会長が書いた、上記タイトルのコラムがあった。アメリカのベイトソン(GregoryBateson,1904-1980)という人類学者は、情報(information)を「差異を生み出す差異(Informationisthedifferencethatmakesadifference.)」と定義したとのことである。難しい概念であるが、ベイトソン曰く、「何かを知ったときに、それに対してこちらの認識が変化せず、結果的に何も行動が変わらなかったら、それは自分にとって“ニュース”ではあっても“情報”ではない」ということらしい...

  • エビデンスへの私見

    先日学会に参加して、「海外エビデンスの落とし穴」について考える機会があったので、皆でシェアしようと思います。海外エビデンスの落とし穴海外の文献を読む際は、その文献の「行間」を読めないということが落とし穴になる↓エビデンスの非常に高い海外文献の中に片麻痺の上肢治療に関するものがある。内容は非常にトレーニングされたボバースセラピストが介入してもリハビリ助手が介入しても患者への治療効果は変わらないというものである。↓しかし、こんなことはあり得るわけがない。こんなことがあり得るならPTとして勉強していくのが馬鹿みたいではないか?↓ここに海外文献を読む際の落とし穴があるのではと考える。↓この海外文献を書...