この記事では、インピンジメント徴候の検査として有名な『ニアー検査Neer test)』と『ホーキンス検査Hawkins test)』について解説していく。

 

ニアーテストとホーキンステスト

 

ニアーテスト、ホーキングテストの方法は以下の通り。

 

ニアーテスト

立位or座位。

肩甲骨を固定することで、肩甲骨の上方回旋を抑制する。

その状態で、肩関節を内旋強制位なまま、上肢を他動的に屈曲(前方挙上)する。

この時にクリック音や疼痛が再現されれば陽性。

Neer test,ニアーテスト

 

 

 

ホーキンステスト

立位or座位。

肩甲骨を固定し、肩甲骨の上方回旋を抑制する。

その状態で、肩関節90°外転外旋位から内旋強制を加える。

このとき、クリック音や疼痛が再現できれば陽性。

Hawkins test,ホーキンステスト

 

 

関連記事

 

以下の記事では、ニアーテスト・ホーキンステストが陽性となる「インピンジメント徴候」について解説している。

 

※棘上筋テストについても解説している。

 

合わせて観覧すると、理解が深まると思うのでぜひ!

 

⇒『インピンジメント徴候って何だ?解説するよ