ここでは、新人の理学療法士・作業療法士さんにオススメな書籍を考えてみました。

 

他の記事と重複する書籍も登場しますがご了承ください。

 

「図解!理学療法」シリーズ

 

図解シリーズは、様々な技術・疾患が網羅されているので持っておくと無難な書籍と言えます。

 

どの書籍も高価ですが、アマゾンやヤフオクでは中古で安く出品していたりもするので是非チェックしてみてください。

 

以下は『図解!理学療法技術ガイド』になります。

需要があるからか第4版まで発売されています。

 

 

以下は『アドバンス版 図解理学療法技術ガイド』です。

前述した「理学療法技術ガイド」のアドバンス版として登場したものですが、こちらは(需要が無かったのか、もう一方の書籍に注力したかったのか)第1版のみ発売されています。

個人的にはこちらも非常に勉強になり、なおか2005年出版なので中古で安く手に入るる可能性も高いためお勧めです。

 

2017年に発売された『図解 運動療法ガイド』は、運動療法を実施する際のポイント・コツを解説するなど、『技術ガイド』とは異なった切り口からの解説も多く、新人さんには勉強になるかもしれません。

ですが、「図解技術ガイド」とは内容と異なった趣旨で構成されている印象を受け、これらの良い点をこの書籍にも求めて購入すると後悔する可能性もアリります。

なので、少し下調べしてから購入したほうが良いかもしれません(高価ですしね)。

 

 

以下の『図解 訪問理学療法技術ガイド』は、訪問リハビリに携わるのであれば絶対持っておいて損はない書籍だと思います。

訪問リハビリに関する技術(+α)をかなり網羅してくれています。

もちろんこれで事足りる訳ではないですが、どれか一冊すすめるのであればコレを勧めます。

※もちろん、在宅理学療法を学ぶことは院内リハビリ・通所系リハビリを実施するにあたっても知っておいて損はない内容となります。

 

 

 理学療法ハンドブック

 

ド定番ではありますが、全てを網羅しているという意味で理学療法ハンドブックもオススメです。

以下は4巻セットですが、2巻(治療アプローチ)と3巻(疾患別理学療法プログラム)が特に人気であり、バラで購入しても良いかもしれません。

 

ちなみに1巻・4巻は以下になります。

1巻⇒理学療法の基礎と評価

4巻⇒疾患別・理学療法の臨床思考

 

 

理学療法プログラムデザイン と ブラッシュアップ理学療法

 

『理学療法プログラムデザイン』と『ブラッシュアップ理学療法』はいずれも、理学療法を実践する上でのアイデアを与えてもらえる書籍になります。

 

『理学療法プログラムデザイン』のほうがスタンダード・論理的、

『ブラッシュアップ理学療法』は想像豊か・突飛な発想、

といった印象を受けます(あくまで個人的な意見)。

 

理学療法プログラムデザイン

 

理学療法プログラムデザインはⅠとⅡが出版されています。

 

 

 

 

ブラッシュアップ理学療法

 

ブラッシュアップ理学療法も、2冊出版されています。

 

 

 

評価系の書籍

 

評価系の書籍としては、冒頭で紹介した『図解シリーズ』の「検査・測定ガイド」を掲載しておきます。

 

一通りの『検査・測定法』が網羅されています。

 

 

また、就職先でFIMを活用する就職先は多いはずなので、FIM関連書籍もオマケで追加しておきます。

この書籍は、唯一のFIM専門書籍であり、値段も手ごろなため持っておいて損はないと思います。

 

 

FIMに関しては以下の記事も作成しているので、興味がある方は観覧してみてください。

⇒『FIMとは?FIMの評価項目・点数もガッツリ網羅!これさえ読めば安心です。

 

 

ICF関連書籍

 

理学療法士・作業療法士ともに心身機能のみならず、ICFの「活動」「参加」にも着目した介入が益々求められています(介護のみならず医療領域でも)。

 

でもって、以下の書籍は安価で尚且つICFを臨床で活用するために最低限知っておくべき内容が平易な表現で記載されているの、是非一度目を通しておくことをお勧めします。

 

また、「ケースで学ぶシリーズ」はICFに沿った考えも提示してくれいるので、リハビリでICFを活用する際のヒントになると思います。

 

「ケースで学ぶシリーズ」は以下の3点が出版されていますが、個人的には『生活機能別』がもっとも参考になりました。

 

 

 

 

ICFに関しては、以下の記事も作成しているので、興味がある方は観覧してみてください。

⇒『ICFとは!?書き方・活用法を、図や例も使って分かりやすく解説

⇒『理学療法士・作業療法士が知っておくべきICFまとめ

 

 

カルテを書くのに参考になる書籍

 

計画書やカルテを書かなければいけません。

そんなカルテの記載方法や活用方法を分かり易く解説してくれているのが以下の書籍になります。

 

 

カルテの記載方法は職場によってまちまちですが、SOAP法を採用している職場も多いと思われ、上記書籍もSOAP法に言及しています。

また、その他でSOAPを分かり易く解説した書籍としては以下があります。

 

 

また、SOAP法に関しては以下の記事でも分かり易く解説しているので興味がある方は観覧してみてください。

 

⇒『SOAP方式によるリハビリカルテ(診療記録)の書き方(理学療法、作業療法、看護)

 

 

触診のオススメ本

 

運動療法のための機能解剖学的触診技術の「下肢・体幹編」「上肢編」になります。

 

 

 

これらの書籍に関しては以下の記事で書評をしているので合わせて観覧してみてください。

⇒『(書評)「運動療法のための機能解剖学的触診技術」-触診を理学・作業療法士が勉強するなら、この2冊!

 

 

その他、おそすめな教本

 

その他でオススメできる教本を掲載してみました。

 

 

 

 

 

姿勢の教科書に関しては、書評記事を作成しています。

⇒『姿勢の教科書! 新人の理学療法士・作業療法士にオススメな一冊♪

 

 

オススメ書籍まとめ一覧

 

以下の記事では、リハビリテーション(理学療法・作業療法)に関連のあるオススメ書籍をまとめているので、ぜひ合わせて観覧してみてください。