リハビリ/理療法/作業療法

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

最新記事

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    脊髄神経節とは末梢神経の走行中に認められる神経細胞体の膨大部で、種々の大きさと形状を呈する。神経節は構成する細胞体の種類によって下記の2種に大別される。①感覚神経節:感覚神経の神経細胞体の集合したもの。・後根神経節・三叉神経節・・・・・など②自律神経節:自律神経の神経細胞体の集合したもの。・交感神経節(上・中・下頚神経節、腹腔神経節など)・副交感神経節(網様体神経節・耳神経節など)※神経節が「中枢神経以外の末梢部において神経細胞の集合体」なのに対し、「中枢神経組織内部に存在するこれらの集合体」は、『核』または『神経核』と呼ばれる。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    アンモニアの水素原子を炭化水素で置換した化学物質の総称を『アミン』という。その中で生体の特定の生理的調整機構に対して作用する物質を『生理活性アミン』と呼ぶ。セロトニン、ヒスタミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、GABAなどが該当する。

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    炎症に関与する細胞には血液細胞と組織間葉系細胞がある。血液細胞の主役は白血球で、これには好中球・好酸球・好塩基球・肥満細胞・リンパ球・単球・マクロファージなどが含まれ、これらを総称して炎症細胞という。※ちなみに組織間葉細胞とは組織中に存在する中胚葉由来の細胞で、骨細胞・軟骨細胞・心筋細胞・血管内皮細胞・線維芽細胞・脂肪細胞などがあり、これらの中でも血管内皮細胞・線維芽細胞・脂肪細胞は炎症に関与している。

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で重要となってくる嚥下に対する基礎知識を、動画も交えながら記載していく。摂食・嚥下の5期摂食・嚥下の動作には5段階あり、これを『摂食・嚥下の5期』と呼ぶ。先行期食べ物を認識し、口に運ぶ。口に運ぶための適切な形状にし、手やスプーンなどを使って食べ物を口に運び、口唇、前歯を使って食べものを取り込む。準備期食べ物を咀嚼し、食塊を形成する口腔期食塊を咽頭へ送る。咽頭期嚥下反射が起こり、食塊は食道に運ばれる。先行期・準備期・口腔期と異なり、自分でコントロールできない不随意運動となる食道期食塊が胃に運ばれる。摂食・嚥下の5期に必要な機能先行期に必要な機能...

  • お金のこと - 経済学

    政府は2015年7月17日、2020年の東京五輪・パラリンピック主会場となる新国立競技場の建設計画をゼロベースで見直すことをようやく発表した。国立競技場の問題は、関係者たちが責任のなすりあいを行ったり、総工費が2520億円という当初の見積もりとは全く異なる費用にまで膨れ上がっていたことが話題になっていた。この点に関しては国民の多くが非難しており、与党議員の中からまで反対論が噴出していたにもかかわらず、ここまで見直しに時間がかかってしまった理由はなんだったのだろうか?国際公約に掲げたから撤回できないというプライド、白紙に戻してしまったらオリンピックまでに納期が間に合わない、などなど言われていた。...

  • 未分類

    私たちは日頃から、糖質・タンパク質・脂質・ビタミン、ミネラルの5大栄養素をバランスよく摂取する必要がる。そして、いくらリハビリ(理学療法・作業療法)を実践しようとも、肝心な栄養補給が不十分では、効果が発揮できなくなってきている。また、最近では高齢者の「サルコペニア」や「フレイル」なる概念も登場しており、これらの予防にも「運動療法」と「十分な栄養補給」の両輪が重要だと指摘されている。今回は、そんな栄養素についての一般知識を記載していく。スポンサーリンク栄養素の基礎栄養素は「からだの構成成分」「エネルギー源」「からだの機能調節」の3つの大きな役割をもっている。栄養素主な役割糖質エネルギー源タンパク...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    外傷や虚血により神経線維が損傷すると損傷電流が出現するが、この放電は一過性のものである。末梢神経が損傷すると、損傷した神経の中枢側と末梢側の両方で変性が起こる。中枢神経が損傷すると修復は難しいが、末梢神経は損傷しても修復される。細胞体と繋がっている中枢側では、損傷した断端から細胞体に向かって逆行性変性が生じるが、その後再生が始まり、変成した軸索線維の断端から芽を出す(発芽・側芽などと呼ばれる)。細胞体から切り離された末梢側の軸索は、全長にわたってワーラー変性に陥り、マクロファージによって処理され、軸索線維の断端とともに髄鞘も分解される。シュワン細胞は正常時には軸索を包んでいる神経鞘を形成してい...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    有髄線維は髄鞘によって電気的に絶縁されている。他方で、無髄線維は髄鞘が無いので、一見すると電気的に絶縁されている部分が存在しないように思われる。しかし、厳密にはシュワン鞘・神経内膜・神経周膜に包まれているので絶縁されている。そして、隣接する非興奮部分のナトリウムイオンチャネルが順次開くことによって、活動電位が連続的に伝導していくことになる※ただし、有髄線維のような髄鞘が無いことで「跳躍伝導」といった速度の速い伝導は困難

  • まとめ一覧シリーズ

    この記事は、私の新人理学療法士時代のエピソードも踏まえながらの、新人理学・作業療法士さんに向けた雑記をまとめたものである。自己研鑽の参考にならない記事も多く含まれているが、サクッと読める内容となっているので、是非観覧してみてほしい。最初は、新人の4月編・5月編などとして1年分(計12記事)作ろうとしたが途中で挫折した。何らかのインスピレーションが湧いたら、記事も追加していくので稀に寄って頂ければと思う。新人理学・作業療法士の初任給給料の使い道。スポーツジムはいかがです?新人理学・作業療法士はそろそろ辞めたい頃かも知れない・・・・一人職場の苦悩・・・・辞めたい時の選択肢スキルアップしてますか?将...

  • 臓器 - 骨格筋

    この記事では、骨格筋の一つである『手内筋』について記載していく。手内筋とは手指の精細な動きを起こす筋を手内筋と呼ぶ。そんな手内筋は、以下が該当する。①母指の運動に働く『母指球筋』②小指の運動に働く『小指球筋』③手のひらの中央にあって示指・中指・環指(薬指)・小指の運動に働く『中手筋』スポンサーリンク手内筋①母指球筋母指の運動に働く『母指球筋』としては以下が該当する。・母指対立筋・短母指屈筋・母指内転筋・短母指外転筋手内筋②小指球筋小指の運動に働く『小指球筋』としては以下が該当する。・小指対立筋・小指外転筋・短小指屈筋手内筋③中手筋中手筋は以下を指す。「手を開いたり(指の外転)閉じたり(内転)す...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事ではNYHA心機能分類(にーはしんきのうぶんるい)について記載していく。NYHA心機能分類とは?NYHA心機能分類の「NYHA」は以下の略である。ニューヨーク心臓病協会(NewYorkHeartAssociation:NYHA)つまり、NYHA心機能分類とは、ニューヨーク心臓病協会が作成した心機能分類を指す。身体活動による呼吸困難館や胸痛など自覚の有無によって心機能の重症度をⅠ~Ⅳに分類しており、予後推定や治療効果判定などにも用いられている。NYHA心機能分類の詳細NYHA心機能分類の詳細は以下になる。~リハビリテーション医学第4版より引用~class内容Ⅰ身体的活動を制限する必要のな...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    こむら返りとは、ふくらはぎに起こる痛みを伴う筋痙攣のことで、医学用語では腓腹筋痙攣と呼ばれる。腓腹筋の強く収縮している部分と、していない部分の筋線維間のずれの力が働き、筋肉内の侵害受容器が刺激され激しい痛みを感じると言われている。筋痙攣の持続は通常数秒~数分で、特に激しい運動の後や、睡眠中にみられることが多い。また、糖尿病・腎・肝疾患のある人、高齢者や妊婦にも多いとされる。※筋痙攣自体は、ふくらはぎ以外にも起こる場合はある原因:細胞外液に多い電解質はナトリウムイオンと塩素イオンで、細胞内液にはカリウムイオンが多く含まれている。筋肉が収縮するときには脱分極が起きて、ナトリウムイオンは細胞内へ流入...

  • 評価 - リハビリ評価ツール

    腰痛の慢性・難治化リスクを簡便に評価するツールとしてStarTBacktestが系統別・治療手技の展開改訂第3版に記載されていたので紹介する。KeelのStarTスクリーニングツール(StarTBacktest)の概略このスクリーニングツールは身体的要因に関与する設問が4問・心理社会的要因に関する設問が5問あり、計9問で構成されている。総スコアが何点かによって、リスクが以下の3段階に区分される。3点以下の場合⇒Lowrisk群4点以上、かつ心理社会的要因に関する5項目が3点未満⇒Mediumrisk群4点以上⇒Highrisk群Highrisk群は、認知行動療法を行うよう推奨されている。スポン...

  • 未分類

    生理活性物質とは、『生き物の生理や行動に何らかの特定の作用を示したり、生き物の様々な働きを調整する性質のある化学物質のこと』である。ビタミンやミネラル、酵素、ホルモンや各種神経伝達物質なども生理活性物質と言える。例えば、食物から摂取するビタミンやミネラル、体内でたんぱく質やアミノ酸などから合成されるもの、自然界に生息する微生物から作り出されるものなどがある。つまり、青カビから作り出される抗生物質のペニシリンも、生理活性物質の一つなのである。すなわち、病気を治すために開発された医薬品も生理活性物質と言える。生理活性物質が正常に働けば、私たちの体は健康を保つことができる。逆に生理活性物質が不足した...

  • 未分類

    私達が起こす失敗は、ポジティブな要素に変換することが可能である。従って、失敗を恐れずに挑戦することは、仮に失敗を繰り返したとしても、最終的には良い結果に繋がることも多い。一方で失敗によるネガティブな感情が、私たちを良からぬ方向へ誘ってしまうことがあるのも事実であり、これは「学習性無力感」が関与していると言われている。今回は、そんな「学習性無力感」について記載していく。スポンサーリンク学習性無力感とは私達は大きな失敗に直面すると、パニックになり思考停止に陥りがちだ。そして、時として物事を冷静に考える力を失ってしまうことすらある。「この失敗は自分の責任だ」「人に迷惑をかけて申し訳ない」といった自責...

  • 臓器 - 循環器系+内臓

    この記事では、血液循環(circulation)について「動脈」「静脈」「毛細血管」というワードと絡めて記載していく。血液循環の基本!血管は体内に張り巡らされている!!血液の通り位置である血管は、体内に張り巡らされている。でもって、心臓から出ていく道を「動脈」、心臓へ帰っていく道を「静脈」と呼ぶ。※「動脈=きれい(酸素が豊富)な血液を運んでいる道」、「静脈=汚い血液を運んでいる道」と誤解されやすいが、心臓から出ていく道かor帰っていく道かで動脈・静脈を考える。※例えば、肺静脈は「(肺から出て)心臓へ帰る道」なので静脈と表現されているが、きれい(酸素が豊富)な血液を運んでいる。肺循環に関しては以...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    最近の報道ニュースでは、震災における高齢者の肺炎がクローズアップされることがあり、肺炎と密接に関わっている誤嚥や、その予防としての口腔ケアに注目が集まっている。今回は、そんな誤嚥性肺炎(不顕性肺炎)の予防に重要となる口腔ケアに関して、バイオフィルムにフォーカスを当てて記載していく。口腔ケアで除去すべきバイオフィルムとは私たちの口腔内は通常、食べ物のカスなどのタンパク質が歯間や歯周ポケットなどにこびりついており、それらを栄養源あるいは吸着のきっかけにするなどして、細菌にとっては絶好の繁殖環境となっている。そして、私たちの就寝中は、これら細菌が繁殖しているため、起床時は口腔内に「ネバネバ感」を感じ...

  • モノアミン神経

    「モノアミン神経まとめ一覧」におけるセロトニンの解説は、モノアミン神経(セロトニン神経)から神経伝達物質として分泌されるセロトニンの役割にフォーカスを当てて記載している。一方で、セロトニンは至るところに存在しており、脳内だけに存在しているわけではない。この記事では、そんな「神経伝達物質としてのセロトニン」以外にフォーカスを当てて記載していく。スポンサーリンク腸内はセロトニンが最も多く存在する場所であるセロトニンは脳内以外にも腸・肝臓・腎臓・血液中にも存在する。そして、最も多くセロトニンが存在する部位は腸内であり、腸内のセロトニンは全体の90%にも及び、脳内のセロトニンは全体の5%にすぎない。腸...

  • まとめ一覧シリーズ

    この記事では、モノアミン神経について記載していく。脳の基礎知識人間の脳の一番外側をおおっている大脳皮質は、言語や知能を司っている。他の動物たちに比べ、私たちが高度な知能を持っているのは、この大脳皮質が発達しているためである。大脳皮質の奥にあるのが大脳辺縁系である。大脳辺縁系は感情を司っており、人間だけでなく犬や猫といった動物たちにも存在する。喜怒哀楽などの感情や、快深いと言った情動に対する反応はここから発生している。※「感情脳」である大脳辺縁系が暴走しないようコントロールしているのは、大脳皮質にある前頭前野とされている。大脳辺縁系の奥には、視床下部という脳構造がある。視床下部は食欲や性欲など、...

  • 健康増進・予防

    運動は、様々な病気を予防し、寿命を延ばすことが分かっている。しかし、「運動」と一概に言っても、運動の内容によっては寿命を延ばすものと、延ばさない運動があることも知っておかなければならない。今回は、そんな「健康寿命」と「運動(有酸素運動・無酸素運動)」について記載していく。有酸素運動と無酸素運動運動には大きく分けて以下の2つが存在する。1.有酸素運動2.無酸素運動有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなど、酸素を沢山取り入れて脂肪を燃焼させる運動を指す。一方で、無酸素運動とは短距離走や重量挙げなど瞬発力を必要とする運動を指す。有酸素運動と無酸素運動を、水泳を例に解説すると以下の様...