リハビリ/理療法/作業療法

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

最新記事

  • 評価

    この記事では、基本的ADL(bacicADL)の評価スケールであるABMS-2(AbilityforBasicMovementScale-2)について記載していく。ABMS-2とはABMS-2(AbilityforBasicMovementScale-2)とは、基本的ADLのうち以下の5つの基本動作能力を評価する簡易な評価スケールである。寝返り起き上がり座位保持立ち上がり立位保持※上記の項目を見れば分かるように、(厳密にいうと)このスケールは「基本的ADL(応用的動作を日常に落とし込んだもの)」ではなく「基本的動作」を評価していると表現したほうが妥当だと感じる。※基本的動作・応用的動作・基本動...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事は、後縦靭帯骨化症についてまとめた記事である。リハビリ(理学療法・作業療法)の従事者は参考にしてみて欲しい。スポンサーリンク脊髄靭帯骨化症について背骨(脊柱)は椎骨が積み重なってできており、その一つ一つの椎骨をいくつもの靭帯が繋いで支えている。背骨を支える靭帯には、以下などがある。①前縦靭帯⇒椎体の前面を縦に走行②後縦靭帯⇒椎体の後面を縦に走行③黄色靭帯⇒椎弓を繋いでいる ※このうち、後縦靭帯と横色靭帯は脊柱管の中にある。※椎骨を繋いでいる靭帯は、その他にも棘間靭帯・棘上靭帯などがあるが、この記事には不要な情報なので割愛する。これらの靭帯が硬く厚くなって(骨化)、脊髄障害などを起こす病...

  • お金のこと - 副業 - 株式投資で副業!

    この記事では、株の売買をするタイミングとして知っておいても損はないであろう『メジャーSQ』について解説していきます。メジャーSQの週は、他の要素も合わさることで株安が生じることがある為、知っておいても良いのではと思います。スポンサーリンクメジャーSQとはまずメジャーSQの前にSQに関してです。SQと言うのは「現物株と先物の最終決算日のと」を指し、この日に現物価格と先物価格が一致します。SQはオプションなどもあり、毎月決算されるのが基本ですが、日経平均先物は3月・6月・9月・12月の第二金曜日に決算する、と言うのが決まっています。その3ヶ月に一度の決算日をメジャーSQと言います。SQ値が算出され...

  • お金のこと - お金(その他)

    親が子に残した住宅や土地などの固定資産が、逆に子供の生活を苦しめてしまうことがあります。例えば、地方に住んでいた両親が死亡または施設入居して、実家が空き家状態になるケースです。残念ながら「実家は、誰も住んでないからと言ってお金がかからない」という訳にはいかないのです。※例えば管理・維持費及び固定資産税で年間数50~60万円ほどの支出が生じてしまう場合があったりします。また、放っておくと草だらけになったり害虫が発生したりで、隣近所に迷惑をかけかねないケースもあったりします。っとなると(どうせ自身は住まないのであれば)家を取り壊して更地にしてしまおうと考えるかもしれません。ですが、その場合は数百万...

  • 評価 - MMT

    この記事では、『肩関節のMMT(徒手筋力テスト)』を記載している。簡潔に記載しているので、MMT(徒手筋力テスト)を忘れてしまったリハビリ職種(理学療法士・作業療法士)、看護師、学生さんなどは、是非活用してみてほしい。また、「MMTの基礎」や「肩関節以外のMMT」に関しては記事最後のリンク先『MMT(徒手筋力検査)のやり方』でまとめているので、こちらも併せて観覧してもらうと知識が整理できると思う。スポンサーリンク肩関節屈曲(前方拳上)のMMT(徒手筋力テスト)肩関節屈曲(前方拳上)の主動筋・三角筋(前部線維)⇒腋窩神経・烏口腕筋⇒筋皮神経肩関節屈曲MMTの方法段階5,4,3の肩関節屈曲MMT:...

  • 評価 - MMT

    この記事では、『股関節のMMT(下肢のMMT)』を記載している。簡潔に記載しているので、MMT(徒手筋力テスト)を忘れてしまったリハビリ職種(理学療法士・作業療法士)、看護師、学生さんなどは、是非活用してみてほしい。また、「MMTの基礎」や「股関節以外のMMT」に関しては記事最後のリンク先『MMT(徒手筋力検査)のやり方』でまとめているので、こちらも併せて観覧してもらうと知識が整理できると思う。スポンサーリンク股関節屈曲のMMT(徒手筋力テスト)股関節屈曲の主動筋股関節屈曲の主動作筋は『腸腰筋』であり、腸腰筋は以下の2つを指す。・大腰筋(L2-4)・腸骨筋(L2-3)股関節屈曲MMTのテスト方...

  • 評価 - MMT

    この記事では、『手関節のMMT(徒手筋力テスト)』を記載している。簡潔に記載しているので、MMT(徒手筋力テスト)を忘れてしまったリハビリ職種(理学療法士・作業療法士)、看護師、学生さんなどは、是非活用してみてほしい。また、「MMTの基礎」や「手部以外のMMT」に関しては記事最後のリンク先『MMT(徒手筋力検査)のやり方』でまとめているので、こちらも併せて観覧してもらうと知識が整理できると思う。スポンサーリンク手関節屈曲(掌屈)のMMT(徒手筋力テスト)手関節屈曲(掌屈)の主動筋・橈側手根屈筋⇒正中神経・尺側手根屈筋⇒尺骨神経手関節屈曲(掌屈)MMTの方法段階5,4,3の手関節屈曲(掌屈)MM...

  • 理学・作業療法士の新人

    今回は、理学療法士・作業療法士の新人さんにとって大切な敬語(言葉使い)について、(私も改めて勉強するという意味も含めて)記載していく。※ちなみに、ここでは訪問リハビリにや通所リハビリおける事務対応などを(独断と偏見で)記載しているため、各々の遭遇しやすい場面とかけ離れている場合もある点をご了承願いたい。スポンサーリンク電話がかかってきて、担当者が休んでいる旨を伝える場合の対応ケアマネージャーから電話がかかってきたが、担当者が不在であることを伝える場面は多い。そんな際に、「申し訳ありません。○○はお休みをいただいておりまして・・・・・」という表現は誤りとなる。「いただく」は「もらう」の謙譲語であ...

  • 理学・作業療法士の新人

    この記事では、リハビリ職種(理学療法士・作業療法士)がカルテを記載する際の要点を解説している。ありきたりな内容ではあるが、新人の理学・作業療法士さんの参考になれば幸いである。この記事に記載している「リハビリカルテ」について理学・作業療法士が「実際に行ったリハビリ(評価なども含む)」や「リハビリを実施した時間帯」などを記載したものは「理学療法診療記録」や「作業療法診療記録」などと呼ばれる(臨床では「リハビリ診療録」「リハカルテ」「リハ記録」と呼称していることが多い)。でもって、この記事で解説しているのも、上記の意味での「カルテ」になる。単純に診療記録に関しする記事なため、『POSに準じたPOMR...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    古くから、情動は痛みの知覚に対して変調させることが臨床上指摘されてきた。例えば、崖から転落して数十か所の複雑骨折をしたが、まずは身の安全を優先するために、中脳水道周囲灰白質の活動を高め、痛みを知覚させないように痛みの伝達システムを構築しなおしたと考えられる事例が報告されている。これは、その時々の状況、そしてそれからもたらされる情動反応によって痛みの感受性は変化することが示唆されている。なお、先の事例はレスキュー隊を発見した瞬間に、全身からの激痛を感じたという。逆にいえば、中脳水道周囲灰白質の機能が低下すれば、痛みが容易に増強してしまう。これをコントロールしているのが前頭前野と考えられており、そ...

  • 症状 - 痛みについて - 痛みと認知・情動

    扁桃体と前頭前野の結びつきには個人差がある。この事実からうかがえるのは、不安に強い人は前頭前野の抑制中枢を活性化し、抑制のメッセージを迅速かつ効率的に扁桃体に送ることで、不安反応をうまく沈めているとい可能性だ。結びつきが強ければ、前頭前野から扁桃体へとメッセージは瞬時に送られ、パニック反応を速やかに抑えられる。一方、不安に弱い人は、扁桃体を含めたパニックに関わる中枢がもともと反応しやすい。加えて前頭前野の働きが弱いため、不安のコントロールがうまく行きにくい。そのうえ、恐怖の中枢と抑制の中枢の結びつきが弱いため、不安を鎮めるのが人に比べてさらに困難になってしまう。恐怖を感じにくい人は、生まれつき...

  • 症状 - 痛みについて - 痛みと認知・情動

    感情のコントロールを人がどれだけ上手く行えるか調べる、次のような実験がある。脳のスキャナーに横になった被験者に、爆発で重傷を負った人の体や切断されて血まみれになった腕など、衝撃的な映像を見せる。その際、画面に「注目」という文字が現れた時は、被験者はその場面に感情移入するように努め、画面に「再評価」という文字が現れた時は逆に、その場面から受ける感情が少しでもネガティブなもので無くなるよう、自分の感情をコントロールしなくてはならない。たとえば、「あの切断された腕は本物のようにみえるけれど、実はプラスチックで出来た偽物だ」と自分で自分に語りかけてみるのだ。これらの作業をしている時の脳の様子をスキャン...

  • 症状 - 痛みについて - 痛みと認知・情動

    恐怖の回路の解剖学的理解からも、病的なレベルの不安を治療する新しい方法が考えられる。それは、扁桃体や恐怖そのものに焦点を合わせるのではなく、扁桃体を鎮める役割を持つ大脳皮質の中枢に働きかける方法である。感情をコントロールする中枢を強化すれば、恐怖心をコントロールしたり、不安を恒常的に弱めたりすることも可能となるのではないだろうか。この考えをもとに、感情をコントロールする能力を高めるための、多くの薬理学的療法や認知療法が考案されてきた。恐怖の標準的な消去プロセスとは、脳内に新しい記憶を効果的に打ち立てることで行われる。そして、このプロセスで恐怖心が抑制されるのは前頭前野の『内側前頭前野(+眼窩野...

  • 症状 - 痛みについて - 痛みと認知・情動

    この記事では、リハビリ(理学療法)を提供するうえで重要な『行動変容』について、各ステージごとで療法士が大切にすべきポイントも踏まえて知識を整理していこうと思う。ちなみに、行動変容のステージは以下の5つで構成されている。前熟考(無関心)期熟考(関心)期準備期実行期維持期スポンサーリンク前熟考(無関心)期前熟考(無関心)期は「現在、自分の行動を変えようという気持ちが無く、将来(通常6か月以内)にも変えるつもりが無い段階」である。無関心であるが故に、行動変容は起こせない。熟考(関心)期熟考(関心)期は「現在は何も行動を起こしていないが、近い将来に行動を変える気持ちになっている段階」である。この時期に...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    この記事では認知行動療法(オペラント行動療法・認知療法)をについて解説していく。オペラント行動療法認知行動療法は認知療法と行動療法が統合され、発展した心理療法のことである。行動療法は1950年代に、それまで主流であった精神分析論の批判から発展した方法で、学習理論に基づく行動変容を行う心理療法である。行動療法の学習理論はスキナーが用いた『オペラント条件付け』という概念に基づいている。オペラント条件付けとは、自発的な行動が繰り返される頻度は、その行動の直後に何が起きたかによって変わってくるというものであり、『正の強化』『負の強化』『罰』という三つの基本要素がある。例えばスキナー箱と呼ばれる実験装置...

  • 症状 - 痛みについて - プラセボ効果

    以前の投稿で、中脳中心灰白質(PAG:periaqueductalgrey)は下降性疼痛抑制系の要であり、鎮痛に寄与する部位であることを記載した。そして、PAGからの出力先としては、下記の2つに分かれることを記載した。橋・橋網様体の『橋中脳背側被蓋部(DLPT)』・『青斑核(LC)』を中継して走行する神経線維(ノルアドレナリン系)延髄の『吻側延髄腹内側部(RVM)』の『大縫線核(NRM)』・『巨大細胞網様核(NRGC)』・『傍巨大細胞網様核(NRPG)』を中継して走行する神経線維(セロトニン系)上記の様にPAGは鎮痛に関与するが、PAGも様々な入力を受けており、それらの入力によって活性度合いが...

  • エビデンスへの私見

    日本徒手理学療法学会が発行している『徒手理学療法第15巻第1号』にもガイドラインの活用について下記のように考えさせられる内容が掲載されていた。診療ガイドライン作成過程には、ある疾患に対する疫学的視点が不可欠であり、その疾患の発症した年代、場所、対象者の年齢・性別、取り扱った医療機関、取り込み基準や除外基準、診断・評価の精度・手法、治療介入方法、結果(アウトカム)の妥当性・信頼性、解釈、報告方法に始まり、その研究報告を誰が、どのように組織し、どのような目的・意図のもとにガイドラインを作成するかなどなど、非常に多くの要因が複雑に絡み合っている。したがって一般的には、上述した因子を考慮の上で構築した...

  • エビデンスへの私見

    理学療法士協会は「エビデンスを使用する5つのステップ」として下記の5つを掲載している。患者の臨床問題や疑問点の抽出と定式化(PICOの設定)PICOに基づいた患者の臨床問題や疑問点に関する情報の検索得られた情報の批判的吟味(criticalappraisal)得られた情報の患者への適用の検討適用結果の評価そして、前回紹介した記事『理学療法学』に載っていた「背部痛に対する理学療法診療ガイドライン活用法」のリンク先にある「ガイドラインに従ってもEBPTにならないの?!」の『3話目』にも記載されているように、理学療法ガイドラインでは上記の5つのステップのうちの「1と3と5」が抜けているという表記から...

  • エビデンスへの私見

    先日、理学療法学第42巻第5号に、「背部痛理学療法診療ガイドライン」というテーマで、背部痛に関するガイドラインの使い方について記載されていた。背部痛に関する理学療法ガイドライン自体は以下になるので参考にしてみてほしい。PT協会:背部痛理学療法診療ガイドライン理学療法学に記載されていた、背部痛に関するガイドラインの使い方は以下の通り。背部痛には頚部痛と腰痛が含まれており、またその中でも急性期・亜急性期・慢性期では病態が異なる。ガイドラインに記載されている推奨グレードやエビデンスレベルは頚部痛または腰痛のいずれかしか含まれないことがあることや、病期別にはなっていないことに注意が必要である。特に理学...

  • 症状 - 痛みについて - 疼痛・鎮痛

    吻側延髄腹内側部(RVM)には大縫線核(NRM)、巨大細胞網様核(NRGC)、傍巨大細胞網様核(NRPG)ががある。大縫線核はセロトニン神経B3であり、中立細胞・オン細胞・オフ細胞の3種類のニューロンがある。中立細胞は侵害刺激が来ても来なくても活動が変わらないニューロンである。オン細胞は痛みの情報伝達に関与するニューロンであり、オン細胞のμ受容体にオピオイド系鎮痛薬や内因性オピオイドは作用して、痛みの情報伝達を抑制する。オフ細胞は侵害受容刺激を受けて、下降性疼痛抑制系にゴーサインを出すニューロンである。中脳中心灰白質からの入力を受けており、脊髄口角に神経線維を送っている。脊髄後角に終止するオフ...