リハビリ/理療法/作業療法

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

最新記事
  • 運動処方・リスク管理に必要な知識 - バイタルサイン

    この記事は、バイタルサインの一つである『呼吸(respiratoryrate)』について解説していく。呼吸とは呼吸は、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すガス交換の働きを指す。個人差があるので普段の呼吸数を把握しておく。呼吸器疾患の他に、腎臓、心臓・血管や糖尿病、薬、心的な問題などでも呼吸に変化が見られることがあるため、呼吸数と合わせて病的呼吸や呼吸に関する兆候も覚えておくこと大切となる。スポンサーリンク呼吸数の基準値呼吸数の基準値は以下の通り。呼吸数の正常値:・12~20回/分※呼吸数の正常値は、文献によってまちまち※年齢によっても異なっており、特に乳幼児では回数が多くなる。ちなみに、『書籍:図...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    今回は、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で大切な、在宅酸素療法に関する基礎知識を記載していく。在宅酸素療法とは在宅酸素療法(HomeOxygenTherapy:HOT)とは、酸素欠乏による症状や病態の改善、予後の延長を図るために過程で酸素吸入を行う治療法を指す。在宅酸素療法により、病院などではなく家庭で過ごすことができ、外出や旅行、仕事を続けることもできる。~HTOより~在宅酸素の適用以下の状態で医師が在宅酸素療法を認めた場合に適応となる。安定した病態にある慢性呼吸不全動脈血酸素分圧(動脈血中の酸素量)が55mmhg以下、もしくは60mmhg以下で睡眠時または運動負荷時に低...

  • 徒手理学療法 - 神経系モビライゼーション+α

    この記事では、神経ダイナミックテストの一つであり神経系モビライゼーションにも応用される「スランプテスト」について記載してく。スランプテストとはスランプテストの特徴スランプテストは、下肢の神経を最大に伸張する手技である。スランプテストの適応神経系に起因する頭部から足部に至る症状スランプテストの意義このテストは、SLRと同様に各関節の肢位を変えて、どの部位で症状が出現するかを鑑別することができる。スランプテストの注意点椎間板ヘルニアの疑いがある場合には、このテストを行ってはならない。※PT自身がスランプテストを体験することは神経にストレスが加わる運動コンポーネントにはどんなものがあるかを理解する上...

  • 運動処方・リスク管理に必要な知識 - バイタルサイン

    この記事では、バイタルサインの一つである『体温(bodytemperature)』『発熱(pyrexia)』について解説していく。体温について人体の体温は以下の2つに分けられる。核心温度:人体内部の温度で一様な恒温状態にある。外殻温度:皮膚温とも呼ばれる。外部環境の温度変化に応じて熱放散の調整を行っている。平常時の体温を把握しておくことで、体温異常を早期に発見できる。高齢者は代謝が低下するため、一般成人より体温が低めだと言われているが、個人差があり、時間帯や活動後・室温・服装などによっても変化する。スポンサーリンク発熱について発熱とは「体温が異様に上昇すること」を指す。発熱(体温)の測定部位や...

  • 運動処方・リスク管理に必要な知識 - バイタルサイン

    この記事は、バイタルサインの一つである『脈拍(pulse)』について解説していく。心拍数(脈拍)とは心拍数(heatrate:HR)は一定時間内に心臓が拍動する回数であり、「一般的には1分間に心臓が拍動した回数(拍/分)」を計測する。でもって、心拍数を正確に測定するには心電図が用いられる。ただし理学療法士・作業療法士は、(心電図を用いずに)簡便に心拍数を評価するために脈拍(pulserate)を計測することが臨床では多い。※「心拍数」を計測する手段の一つに「脈拍測定」がある※循環器障害がない健康な人では、心拍数と脈拍数は同じ計測値を示す。スポンサーリンク脈拍数の基準値脈拍数の基準値は以下の通り...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    ここでは嚥下リハビリテーションの具体例で参考となる動画を紹介する。パタカラ体操食事の前に実施する「パ・タ・カ・ラ体操」を実施することで、食べるときの唇や舌の動きをスムーズにすることができ、嚥下をスムーズにしてくれる。バタカラ体操は、高齢者の口腔ケアの一環として生まれた口の体操である。「パ」は唇を閉じてこぼさない動き。「タ」は食べものを押しつぶして飲みこむ動き。「力」は食べものを食道へ運ぶ動き。「ラ」は、食べものを口のなかに運んで飲みこみやすくする動き。これら一連の口の動きや筋肉のトレーニングができる。特に「パ・タ・カ・ラ体操」の中でも「カ」は、むせ込みの改善に有効とされる。唾液腺のマッサージ唾...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    この記事では、訪問リハビリや通所リハビリで重要となってくる誤嚥予防の基礎知識について記載していく。また、嚥下や誤嚥については以下も参照してほしい。⇒『嚥下のプロセス』⇒『誤嚥の基礎知識』食事中にむせてしまう要因食事時にむせが起こり易い原因としては以下が挙げられる。食事形態の不適切さ介助方法の不適切さ不安定な姿勢開口状態なままの嚥下口で呼吸している(飲み込みが十分出来ない)※これらを踏まえて、食事介助時は、嚥下状態を確認して何が原因か(食材か体位・姿勢か、機能の問題なのかなど)を考え、その問題に対処改善することが誤嚥性肺炎の予防にもつながる。スポンサーリンク覚醒レベルと誤嚥向精神薬・睡眠薬などの...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    この記事では、通所リハビリや訪問リハビリに携わるうえで重要な知識となる「誤嚥」について記載していく。誤嚥とは食物が誤って気管に入りこむことを誤嚥と呼ぶ。私たちは普段、意識することなく嚥下(飲み込み)の動作を行っているが、病気や老化などで、物が飲み込みにくい状態になったり、飲み込めるが肺(気管)の方へ入ってしまうようなことがある。これを摂食・嚥下障害と呼ぶ。スポンサーリンク誤嚥の原因・パターン・症状以下に誤嚥の原因・パターン・症状について記載していく。誤嚥の原因誤嚥は、様々な病気が原因となって起こる。飲み込みの反射(嚥下反射)が障害されていたり、飲み込む力が弱い、あるいは食道を通過できないと言っ...

  • 高齢者 - その他の高齢者

    この記事は、高齢者の尿失禁(尿もれ)などの排尿トラブル(つまりは排尿障害)についての一般的知識について記載している。尿失禁(尿もれ)などの排尿トラブルを有している高齢者は多いため、通所リハビリ・訪問リハビリに携わりっていたり、本人や家族・職員へアドバイスする理学・作業療法士にとってもこれらの知識は大切となるため、是非観覧してみて頂きたい。スポンサーリンク排尿について尿は、腎臓で生成される液体状の排泄物で、血液中の水分や不要物、老廃物からなる。腎臓で血液をろ過することで産生された尿は、尿感を経由して暴行に蓄積され尿道孔から排出される。膀胱の容量は成人で平均500ml程度で、膀胱総容積の5分の4程...

  • 高齢者 - その他の高齢者

    この記事は、高齢者の排便障害についての一般的知識について記載している。排便障害を有している高齢者は多く、通所リハビリ・訪問リハビリに携わり、本人や家族・職員へアドバイスする際にも大切な知識と言える。排便について排便は、便を肛門から体外に排出することを指す。排便に至るまでの流れは以下の通り摂取された食物は体内(口、食道、胃、大腸・小腸)を通過する間に、消化管の運動、消化液の分泌と酵素作用によって、栄養が吸収できるような物質へと分解される。↓栄養素は主に小腸で吸収され、残り(残渣物)が大腸に送られる。↓大腸では主に水分が吸収され、便塊となって直腸に達する。↓直腸が便によって満たされると、便意が起き...

  • エビデンスへの私見

    徒手理学療法には様々な学派が存在します。系統立てられていてエビデンス(以下はサイエンスと表現して記載)を重視する学派から、テクニックなどのアート的要素を重視する学派まで様々です。そして、系統立てられていてサイエンスを重視した学派の良いところは、アート的要素を重視する学派に比べて治療成績が安定しており、セラピストによる差が少ないところだと思います。また、クリニカルリーズニングにより治療を展開していくので、場当たり的にテクニックを当てはめる行為を繰り返すのと異なり、一つ一つの理学療法がきちんと経験値として蓄積していき、成長できる点もメリットではないかと思います。※海外の系統立てられた筋骨格系理学療...

  • 徒手理学療法 - 神経系モビライゼーション+α

    この記事では、様々なニューロパチー(末梢神経障害)を記載していく。高齢者では複数のニューロパチーを合併していることも多く、これらも踏まえたうえで臨床推論・アプローチしていく必要があるため、是非ざっくりとだが理解しておいてもらいたい。末梢神経の障害(ニューロパチー)ニューロパチー(Neuropathy)は、末梢神経の正常な伝導が障害される病態の総称で、障害される神経の種類は運動神経、感覚神経、自律神経に及び、ミクロ的な障害部位は軸索であったり髄鞘(シュワン細胞)であったりする。例えば、糖尿病性ニューロパチーやビタミンB1欠乏や薬によるものは左右対称(主に手足)に症状が出現することが多く、「椎間板...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で重要となってくる嚥下機能と不良姿勢の因果関係を記載していく。代表的な不良姿勢①努力性の頭頸部保持:姿勢筋緊張が高くなり、舌骨運動の阻害↓食道入口部の開大不良が起こる。また、舌圧も低下するため咽頭への送り込みも不十分になり易い②左右非対称な姿勢:①と同様に左右非対称な肢位は姿勢緊張を高めやすく、大きな誤嚥リスクとなる③頭頸部の過度屈曲位円背などにより頭を垂れた姿勢での食事では食塊を重力に抗して咽頭に送り込む必要があり、送り込みに大きな力が必要となる。過度屈曲位では食道を開くための喉頭移動距離がとれずに誤嚥が増える。④頭頸部の伸展位:気道を確保...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    反復唾液嚥下テストの概要と実践方法を紹介する。簡便なため、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)でも活用できる評価である。概要:示指で舌骨、中指で甲状軟骨を触知し、30秒間に何回空嚥下が行えるかを数える。誤嚥有無判別:感度0.98準備物:ストップウォッチなど時間を測定するもの。実施手順:口腔内が乾いている場合は湿らせる。頸部をやや屈曲した姿勢を取る(原則は座位)↓検査者の示指を舌骨、中指を喉頭隆起の上におく(触診する)↓30秒間を測定し、可能な限りたくさんの空嚥下を行ってもらう。↓空嚥下の回数をカウントする。※甲状軟骨が指をしっかりと乗り越えた場合に1回とカウントする。判定基準:...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    改訂水飲みテスト(MWMS)の概要と実施方法を紹介する。簡便なため、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)でも活用できる評価である。概要:3mlの冷水を嚥下させ誤嚥の有無を判定するテスト。口腔内に水を入れる際に咽頭に直接流れ込むのを防ぐため、舌背には注がずに必ず口腔底に水を入れてから嚥下させる。誤嚥有無判別:感度0.70(カットオフ値3点)準備物:冷水を入れたコップ、シリンジ(5ml)実施手順:口腔底に冷水3mlを入れる。↓閉口を促し、冷水を飲んでもらう↓嚥下後、反復嚥下を2回繰り返し行ってもらう。↓評価点が4点以上なら最大2回繰り返し、最低スコアをつける。判定基準:スコア判定基...

  • おススメしたい! - リハビリ書籍紹介

    「マニュアルセラピー臨床現場における臨床実践」という書籍を紹介する。マニュアルセラピー臨床現場における実践ヨヘン・ショーマッハーガイアブックス2014-08-27売り上げランキング:804084Amazonで見る楽天ブックスで見るbyヨメレバマニュアルセラピー臨床現場における実践本書はドイツで絶大な信頼を得ている四肢と脊柱のマニュアル・セラピー書籍の訳本で、OMT(ノルディックコンセプト)コースのインストラクターによって書かれている。理論編と実践編に分かれており、理論編ではマニュアルセラピーの歴史から、疼痛生理学、バイオメカニクス、ニューロダイナミクスといったマニュアルセラピーの基礎的知識につ...

  • 症状 - 痛みについて - 認知行動療法

    一般的に、自分自身に悪い事象が生じた際は、その原因を外的帰属と解釈し易い傾向があるとされてる。他方で、『抑うつ傾向』や『ネガティブ思考』な場合は、原因を極端に内側(自分自身)に向けてしまう傾向にあるとされている。また、うつ病が発症してしまう要素として挙げられている『真面目』『責任感が強い』などの性格を有した人も同様に、内的帰属に解釈してしまいやすい傾向にあるとされている。その様な場合は、患者さんの抱えている問題を解決しようと試行錯誤しても全く結果が出せない場合、「結果が出ないのは自分に原因があるせいだ(知識・技術・努力の不足など)」と考えてしまうかもしれない。結果が出ないことの原因が自身にある...

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  • おススメしたい! - リハビリ書籍紹介

    理学療法士・作業療法士が触診の勉強(や機能解剖の知識を整理する)をするのにおススメな書籍として、「運動療法のための機能解剖学的触診技術」について記載していく。この書籍は「上肢・体幹編」と「下肢編」の2冊で構成され、どちらも触診の勉強をしたり、骨格・筋・神経のポイントをザックリと復習した時に便利である。運動療法のための機能解剖学的触診技術下肢・体幹postedwithヨメレバ林典雄メジカルビュー社2012-03-05Amazon楽天ブックス 運動療法のための機能解剖学的触診技術上肢postedwithヨメレバ林典雄メジカルビュー社2011-12-22Amazon楽天ブックス 機能解剖学的触診技術...