オステオパシーに関する書籍を、一般書籍と専門書籍に分けて紹介します。
専門書籍に関しては多くが出版されすぎているので、どちらかというと多くの概念がまとめられている書籍を中心に紹介しています。
一般書籍
いのちの輝き フルフォード博士が語る自然治癒力
癒す心、治る力 自発的治癒力とは何か
もうひとりのあなた - 頭蓋仙骨治療法 体性感情解放法
クレニオ・セイクラル・セラピー ナチュラル・ヒーリングの試金石
専門書籍
オステオパシーアトラス マニュアルセラピーの理論と実践
『医道の日本社』による書籍紹介は以下になります。
アンドリュー・テイラー・スティルによって創始され、様々な手技により主に筋骨格系、頭蓋骨、内臓などにおける機能障害を治療するオステオパシー。柔道整復師、マッサージ師、理学療法士、アスレティックトレーナーなど、多くの医療関連職種が実践しているオステオパシー手技について、原理およびそれぞれの手技について系統学的に解説するとともに、わかりやすく整理されている。
本書では、カウンターストレインやマッスルエナジーテクニックなどよく知られた手技に加え、靱帯張力バランス、リンパ手技、ファシリテイティッド・ポジショナル・リリース、高速低振幅(HVLA)手技、頭蓋骨オステオパシー、スティルテクニックなどオステオパシーで用いられるほとんどすべての手技を網羅し、手技の手順は1000枚以上のカラー写真を用いて解説している。また、写真上の矢印と注釈に従えば、読者は手技を容易に理解できるよう工夫されている。骨格筋の構造検査、可動性検査、触診検査、脊柱と骨盤の分節間検査など、読者が症状の診断基準と治療手技を関連付けられるようになっている。
サイトには、著者インタビューが掲載されていたり、ほんの少しですがページサンプルもあります。
外部リンク
⇒『医道の日本社 オステオパシーアトラス マニュアルセラピーの理論と実践』
ページサンプルを観覧してもらえばわかるように、カラー写真で分かり易く手技を解説してくれています。
当ブログでは、オステオパシーに関して以下のサイトでまとめているので、興味がある方は参考にしてみて下さい。
系統別・治療手技の展開 改定第3版
オステオパシーの本ではありませんが、筋骨格系オステオパシーである以下について記載されています。
①筋筋膜リリース
②マッスルペインリリーフ(ストレインカウンターストレインに類似したもの)
③マッスルエナジーテクニック
テクニックに関しては全てを網羅するような書き方はされていませんが理論については詳しく書かれてあるため応用の効く良書です。また、オステオパシー以外のアプローチ理論も詳しく掲載されていて、様々な視点を身につけれると思います
先ほどの記述と重複しますが、オステオパシーに関して当ブログでは以下でまとめているので、興味がある方は参考にしてみて下さい。
エビデンスに基づいた徒手療法
徒手療法に関する書籍であるが、オステオパシーによる記述が多いです。
また、各治療手技に関する詳細も、比較的丁寧になされているので臨床でも活用しやすいと思います(DVDも付属されています)。
頭痛・頸部痛のためのマッサージセラピストガイド
クラニオセイクラル・リズム
頭蓋仙骨療法はDr.ジョン・E・アプレジャーが提唱した概念です。 講習は、アプレジャー・インスティチュート・ジャパンが主催しており、2009年にCST-I ・ CST-IIを受講しました。
書籍を読んだだけで理解できるとは思えませんが、講習で学んだ「ポイント・コツ」と同じようなことが多く掲載されていたので掲載しました。
※他の本もいくつか読みましたが、この本が講習で学んだことの復習に役立つ書籍でした。
※正当な頭蓋仙骨療法とは異ったオリジナルな記載も多く見受けられますが、私にとって大切なのは講習で学んだ「ポイント・コツ」が類似していて復習に適していたこと、かみ砕いて表現されていて分かりやすかったこと(訳には難ありとのコメントがアマゾンには多いですが・・・)であったため、良書だと思っています。
また、前述した講習会の講師が翻訳している書籍としては以下があります。
当ブログでは、頭蓋仙骨療法に関して以下などの記事を作成しているので、興味がある方は参考にしてみて下さい。
⇒『頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)の方法(やり方)』
オススメ書籍まとめ一覧
以下の記事では、リハビリテーション(理学療法・作業療法)に関連のあるオススメ書籍をまとめているので、ぜひ合わせて観覧してみてください。