マリガンコンセプトのテクニックの一つである「SNAGS」の原則について記載していく

 

マリガンコンセプトにおけるSNAGSの原則

 

マリガンコンセプトにおけるSNAGSの原則は以下の通り。

 

荷重位(座位・立位など)にて実施する

 

※機能的な肢位なため、改善するならば、その状態は臥位での改善より持続しやすい。

 

 

オーバープレッシャーの活用

 

SNAGSでは、エンドレンジにて更に可動域を広げるためにオーバープレッシャーを加えることで治療を補助する。

 

 

治療面の法則に従う

 

SNAGSを実施するにあたって、この法則は尊守されなければならない。

例えば、椎間関節の滑りが治療面から逸脱していた場合、患者は痛みを起こさずに脊柱を動かすことは出来ない

関連記事⇒『HP:治療面と併進運動

 

 

持続的な刺激を加える

 

このテクニックで使用するモビは振動法ではなく持続法である。

これを使用することで、患者が自動運動を行っている間は椎間関節の滑りを維持して、更にオーバープレッシャーを加えながら椎間関節が開始肢位に戻るまで滑りを維持する。

 

 

無痛が原則

 

SNAGSは無痛で実施できる必要がある。

※これにより患者の状態を悪化させることはない。

※ただし、セラピストが治療面の法則に従えていない場合や、間違った分節へアプローチした際には適応であっても痛みは生じるので注意。

 

 

テクニックは安静肢位から関節運動の最終域の範囲まで実施される

 

 

患者の全面的な協力がなくては成功しない

 

 

一度に何度も実施しないこと

 

SNAGSは(効果が出ている、あるいは効果が出ていないからといって)やりすぎないこと。

※2日後にまた診る際には、初診時よりは回数を増やしても良い(入力しなれていない刺激を、初回から過剰に入れることにより、後々不調につながるリスクを抑えているということ)。

 

終わりに

 

SNAGSのテクニックを習得したのちは、セラピストは自分が施行しやすいようにテクニックを応用していくことが望ましい。

 

例えば、セラピストの体格がそれぞれ異なるためにアレンジも必要となってくる。

 

しかし、その様に応用していくにあたっても、このに記載した原則を守ったほうが安定した治療成績に繋がりやすい。

 

 

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