カテゴリー:モノアミン神経の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

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カテゴリー:モノアミン神経

  • モノアミン神経

    人間同士が惹かれ合う感情を「恋愛」と言いますが、「あの人が好き」と「あの人を愛している」は、どう違うのでしょうか?それとも違わないのでしょうか?厳密な定義があるわけではありませんが、「恋」とは激しく相手に惹かれて、ワクワクと相手のことを考え、『楽しく盛り上がるけれど、突然冷めることもあるもの』といった理解で良いのではないでしょうか?一方で「愛」とは、いつも相手のことを思いやり、絆を深めて互いに心地よくいらる『おだやかで永続的なもの』というのが一般的な理解です。ですから愛の場合、家族や赤ちゃんに対する愛情も含まれます。これら「恋」と「愛」の違いについて、それは「神経伝達物質(ホルモン)」で説明さ...

  • モノアミン神経

    グルタミン酸は脳の馬車馬となって働いているが、精神医学がそれよりも重視するのは、脳の信号操作と全ての活動を調整している一群の神経伝達物質だ。すなわち、セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンである。それらを作り出すニューロンは、脳におよそ1000億個あるニューロンの1%にすぎないが、影響は甚大だ。ニューロンに命じてもっとグルタミン酸をつくらせたり、ニューロンがより効率的に情報伝達できるようにしたり、受容体の感度を変えたりする。また、余計な信号がシナプスに伝わらないようにして脳内の「雑音」を小さくしたり、逆に他の信号を増幅したりもする。グルタミン酸やGABAのように信号を送ることもできるが、その...

  • モノアミン神経

    「モノアミン神経まとめ一覧」におけるセロトニンの解説は、モノアミン神経(セロトニン神経)から神経伝達物質として分泌されるセロトニンの役割にフォーカスを当てて記載している。一方で、セロトニンは至るところに存在しており、脳内だけに存在しているわけではない。この記事では、そんな「神経伝達物質としてのセロトニン」以外にフォーカスを当てて記載していく。スポンサーリンク腸内はセロトニンが最も多く存在する場所であるセロトニンは脳内以外にも腸・肝臓・腎臓・血液中にも存在する。そして、最も多くセロトニンが存在する部位は腸内であり、腸内のセロトニンは全体の90%にも及び、脳内のセロトニンは全体の5%にすぎない。腸...

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    セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸を原料として作られており、トリプトファンは一般的な食材にも含まれている成分である。この記事ではセロトニンを増やす手段として、「食事」「トリプトファン」にフォーカスを当てて記載していく。はじめに慢性疼痛患者の前頭前野は萎縮していることがあり、それにより意思決定能力が低下する可能性が指摘されているが、こうした前頭前野の機能不全にもセロトニンを含めた神経伝達物質の影響が考えられる。このセロトニンの合成には血液のトリプトファン(tryptophan:アミノ酸の一種でセロトニン・メラトニンなどの前駆体として重要な成分)が関わり、それは飲食によって摂取が可能とさ...

  • モノアミン神経

    この記事ではセロトニンによる鎮痛機序について、記載していく。セロトニン神経セロトニン神経は、以下のように様々な脳神経へ影響を与えている。脳幹の縫線核群に小さな集団として分布していて、多様な機能に影響を与えており、延髄吻部の腹内側部にある『大縫線核(=B3)』、中脳中心灰白質の腹側正中線上にある『背側縫線核(=B7)』は下行性疼痛抑制系に関与している。B7からの出力には下降性線維は少なく、視床・視床下部・大脳基底核・扁桃体へ上行性線維も送っている。そして、B7による鎮痛効果は下降性疼痛抑制系だけでなく、視床のニューロンに対する抑制によっても生じると考えられているB7は覚醒レベルにも関与しているが...

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    この記事では、セロトニンと日光の因果関係について記載していく。光がセロトニン神経を活性化日光が不足すると心身に不調が現れるというメカニズムにとって重要とされているのがセロトニン神経である。光が私たちの眼の網膜に入ることで、視神経を介して、その信号が大脳の後頭葉に送られ、それが映像として認識され、私たちは物を見ることができる。ただし網膜に入った光の刺激は別の場所、すなわちセロトニン神経にもえいきょうを及ぼす。セロトニン神経は脳の中で、脳内物質であるセロトニンを使って情報のやり取りをしているが、セロトニンの量が少ないと、当然伝達できる情報量も少なくなり、心身に様々な不調が現れるといった弊害を及ぼす...

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    この記事ではモノアミン神経の一つである「ノルアドレナリン神経」と、そこから分泌される神経伝達物質であるノルアドレナリンについて記載していく。ノルアドレナリンとはノルアドレナリンはドーパミンと同様に興奮物質である。関連記事⇒『ドーパミンは脳を興奮させる物質だ!』ただしドーパミンとは異なり、戦闘的だったり、怒りに関係するものと考えられている。例えば私たちがイライラしたり、怒りを覚えたりする時にはノルアドレナリンが大量に作られている可能性がある。あるいは、ノルアドレナリンは脳内のアラームシステムとして、内外環境からの突発的で不快な刺激を監視し、「覚醒・注意などの緊張状態」や「不安や恐怖等の情動性スト...

  • モノアミン神経

    この記事ではモノアミン神経の一つである「ドーパミン神経」と、そこから分泌される神経伝達物質であるドーパミンについて記載していく。ドーパミンとはドーパミンは、脳を興奮させる興奮物質の一つである。興奮物質とは、神経細胞を刺激し、興奮させることで必要な働きをさせる化学物質のことを指す。ドーパミンによって起こる興奮は一般的に、快感に作用することで知られている。従って、よく興奮状態にある人が「アドレナリンが出ている」と表現することがあるが、その興奮が気持の良さも伴っているのだとすれば「ドーパミンが出ている」という表現の方が適しているのかもしれない。※ちなみに、ドーパミンは脳内でノルアドレナリンにも変化す...

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    この記事では、うつ病や不定愁訴、疼痛とも因果関係のあるセロトニンを増やすトレーニング方法(セロトニントレーニング)に関して記載していく。セロトニンは薬剤でも増やせるが・・・セロトニンは薬剤によっても増やすことができる。関連記事⇒『慢性痛に対する抗うつ薬の活用』ただし、薬剤には当然ながら副作用も存在する。従って、重篤なうつ病などな特別な状態を除き、薬剤やサプリメントに極力頼らず、自然なトレーニングで脳内のセロトニン分泌を促進させた方が良いということになり、その分泌を自身で促進させるための方法が「セロトニントレーニング」である。スポンサーリンク重要なのはリズム運動セロトニントレーニングとして採用で...

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    この記事では、モノアミン神経の一つである「セロトニン神経」について包括的な解説を行っていく。セロトニンとはセロトニンはノルアドレナリンと共に、「(分泌不足が)うつ病との因果関係があるのではないか?」と指摘されている脳内物質である。そして、どちらも覚醒を司る興奮物質であるが、ノルアドレナリンが怒りや戦闘状態を作る物質なのに対し、セロトニンは覚醒とリラックスをもたらす。※「興奮物質」と「リラックス」が結びつきにくいかもしれないが、セロトニンにはその様な作用があるとされる。セロトニン神経はノルアドレナリン神経と同じような場所にはりめぐらされているが、セロトニンはノルアドレナリンと異なり「外部からの刺...