ドイツ徒手医学ホームページのQ&Aでマニュアルセラピーの持続効果などについた書かれてありました。

 

質問:

1回の手技で、どれくらいの効果があるのか?(持続)

 

回答:

モビライゼーションで新しく可動域を獲得しても、関節包内のメカノレセプターの反応が低下している為、また数日で元に戻ろうとする生力学的な反応が出現します。

また、侵害受容器の域値が低下している為、わずかな刺激で痛みを誘発してしまいます。
マニュアルセラピーでは、拮抗筋を収縮させ運動学習させる事により、レセプターを刺激させ、またセルフトレーニングで指導する事により効果の持続を図ろうという考え、侵害受容器の域値を上げ、許容範囲を広げていく考え方があります。

 

 

質問:

毎日治療を続けて、状態が良くなったら週2回位にする理由を教えて下さい。そのまま毎日続けてはいけないのですか?

 

回答:

痛みが良くなり、可動域が獲得されるという事は、その関節包内のレセプターがより正常に反応し始めていると考えられます。効果の持続という事でセルフトレーニングを必ず指導していくので、毎日続けるというよりもその反応を見ていくという事で、週1~2回の治療でも良いという事になります。

 

 

・・・・・・だそうです。

 

つまり、初めは除痛効果が得られてもその場限りのことが多いが、何度か治療を継続することで効果時間が長くなっていくということでしょうか。

 

カイロプラクティックでも「脊柱矯正」に関してはも同じような考え方のようです。

 

しかし、徒手療法だけでよくなるほど疼痛は簡単なものではないのは言うまでもありません。