今回は「努力と結果は、必ずしも一致しない」という当たり前な事象について、「努力量と成長曲線」も交えながら記事にしていく。
この事象は当たり前のようだが、いざ自身が何かに取り組んでいる時は忘れてしまいがちである。
そのため、挫折しないためにも是非とも留意しながら挑戦してみてほしい。
努力が結果に結びつくのは、遥か彼方
スポーツは、取り組むと直ぐに自身の上達出来る。
くり返し取り組めば、比較的短期間で(大なり小なり)手ごたえが得られるはずだ。
しかし、そのイメージをそのまま副業・起業などに当てはめて挑戦すると失敗することがある。
なぜなら、努力が結果に結びつくにはタイムラグがあるからだ。
そして、「要領が良く、呑み込みが早い人」ほど(過去の経験から)「努力と比例する成長イメージ」を描きやすいく、そのギャップで辞めてしまうことが多いのではと感じる。
タイムラグを許容できるか
「努力が結果に結び付くにはタイムラグがある」という点について、皆は「そんなの当たり前じゃないか」と思う人も多いだろう。
しかし一方で「努力による多少の手ごたえ」も期待している。
そして「手ごたえ」を作業を開始してから随分と時間が経っても実感が得られないことに嫌気を覚えるようになる。
人は報酬を受け取ることで行動が出来るため、長期において報酬がもらえない状態が続くと、その作業を辞めてしまうのは当然だ。
なので、これら「すぐに成果が出にくい副業」を始めた人の大半は、途中で挫折してしまう。
そんな中で「挫折せず成功までたどり着いた人」の特徴は何だろう。
理由は以下の通り。
収入が得られるのが数年後であった場合、「報酬=収入」だけでは続かない。
そこに(金銭以外の)報酬を自身で設定してあげることが、継続して作業をするための秘訣となる。
※報酬には「金銭的報酬」と「社会的報酬」があり、これらを整理しておくと役立つと思う。
そして「そもそも、収入以外に報酬を設定することが出来ない副業・起業」を選んでしまうと、報酬が得られるまでのタイムラグがありすぎて挫折する可能性が高い。
つまりは「その副業が自身と相性が良いかどうか」は非常に重要となる。
巷では「副業として○○が絶対におススメ」「この副業で成功できないのは努力が足りないから」などと言っている人を見かけるが、何事にも相性があるので、成功しなくてもがっかりする必要はない。
ただし、何事にも挑戦してみなければ、自身にマッチした副業を探し当てることは出来ないのも忘れてはならない。
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