この記事は、「私と株式投資」シリーズとして記載しています。
※あまりブログ内で自身のことを記載していませんが、このシリーズでは株式投資にまつわる個人的な内容を記事にしています。
※はじめての方は「株式投資① 株式投資との出会い」から観覧することをお勧めします。
※最初から読んでいただけていることが前提な記事となっています。
「必ず上がる相場」の終焉
アベノミクスによって「何を買っても株価が上がるフェーズ」は終わりをつげ、「有望株は上がるが、ボロ株は上がらない」というフェーズに突入しました。
で、ボロ株に関しては「株価が上がらない」だけならまだしも、メッキが剥がれ落ちて大暴落を起こす銘柄も出はじめました。
なので、この時期になって初めて「あの相場は、どんな株でも上昇するバブル相場だったのだな。自分はボロ株をつかんでいたんだな」と気づいた人も多いかもしれません。
ちなみに私は、ボロ株として「今仙電気」をつかまされてしまい、今でも塩漬け状態です。。。(今度ポートフォリオを公開予定なので、もしよければ塩漬け状態な今仙電気も確認してみてください。
っとはいっても、バブル相場で経験を積ませてもらったり、その間に書籍やラジオなんかで勉強も積んできたかいがあって、間違いを犯すことは少なく、そんなに大損はすることなく、以降も順調に利益を生むことが出来たと思います。
※この際の面白いエピソードとしては、パリスアプローチ(徒手療法)の研修の最中、昼休憩にコンビニATMに株式投資で投入するお金を振り込みに行こうとすると、ペアを組んでいた相手のPTが「こいつ、もしかしてギャンブル依存症か?」みたいな、何とも言えない表情で見送ってくれたのを思い出します。
※まぁ、研修中にそんなことするくらい株式投資に夢中になってしまっていたという事ですね。。。
で、日経平均も業績が順調な企業が牽引し、ボックス相場になったり、上昇相場になったりしながらも、結局2万円以上にまで株価を押し上げてしまいます。
生活は質素なままだよ
株式投資によって、資産を大幅に増やすことには成功しました。
ですが、生活は質素なままでした。
特に高級時計を買うとか、カッコ良い車を買うとかもありません。
車に関しては、普段の通勤がバイク(車は渋滞が面倒なので。。マジェスティという250ccのバイクに乗ってます)で、尚且つ彼女が車を持ってるなら、駐車場代・維持費諸々を考えて売っぱらってしまったほどです(彼女の車に乗せてもらって、あるいは運転させてもらって、その分デート代は全てこっちが払う。それでも車を持ってるよりも十分安上がり。彼女も喜ぶ。なんともWin-Winな関係です)。
もちろん、遠方に研修会に行ってもネットカフェとか、カプセルホテルとか普通に使います。
ってか、そもそも、まだガラケーですからね(いい加減、スマホも持とうと思います。ちょっと必要に迫られつつあるので。。)。
人はお金を稼ぐと「参照点」が変わってしまう
少し余談ですが、以下の書籍に『参照点』というキーワードが出ていたので紹介しようと思います。
内容は、「金持ち父さん・貧乏父さん」を薄めて無駄話を引っ付けたような内容でしたが、『参照点』という表現は、他者にお金について説明するには便利かなと。。
参照点とは以下を指すようです。
で、この書籍では『参照点』を理解してもらうのに、子供のお小遣いの話が引き合いに出されます。
私たちが小学生のころ1万円と言えば大金だったのではないでしょうか?
私は祖母に1度だけ1万円をコッソリともらったことがあるのですが、使い切るのに半年かかりました。
ですが今現在における私たちが保有している1万円の価値は、幼かったあのころの価値とは違うはずです。
これは、同じ1万円でも大人と子供では「参照点(この場合はお金の価値か?)」が異なるという事を意味します。
当然この概念は、大人になった際も同様です。
個人によって参照点は異なるでしょう。
先ほど、研修会の宿泊はネットカフェだと記載しましたが、これは私の参照点であって、他者によっては「せっかく地方に来たのだから、開放的でリッチなホテルに泊まりたい」と思う人もいるでしょう。
「貧乏人とお金持ちで参照点が異なる」といたことも有り得ますし、「同じ給料でも、(価値観の違いから)参照点が異なる」ということも有り得ます。
で、一般的に参照点は以下のように変化しやすいようです。
大金を手にしてしまうと、ついつい参照点も高くなりがちになる。
例えば「質素な生活をしていた青年が、宝くじが当たった途端に、羽振りが良くなり、無駄に金を散在してしまう」などは極論としてイメージしやすいのではないでしょうか?
つまり、この書籍では「仮にお金が増える環境下に身を置くことが出来たとしても、参照点は(以前のままに)固定し続けることが大切だ」と言っています。
結局、人がお金を手にするには以下の2通りしかありません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
いくら①に成功しても、②が出来ずに参照点が収入につられてて高くなってしまえば、結局、前と変わらない(お金に苦労する)という事です。
ちなみに、投資の神様としてあがめられている『ウォーレンバフェット』は投資関しては天才でしたが、お金の使い方(支出)に関しては質素だったようです。
普段はみすぼらしい服装で全く気にしないし、偏食家としても有名で「マックのハンバーガー」と「チェリーコーク(甘いジュース)」さえあれば大満足らしいです。。
関連記事⇒『書評:好きをお金に変える心理学(DaiGo) 第二弾! お金をどこに投入するかで未来が変わる?お金の使い方で好循環を形成しよう』
アメリカの金融引き締め、トランプ大統領、中国貿易摩擦、北朝鮮
少し余談を挟みましたが、今後の株式投資は「リスクをはらんだ不透明な時代へ突入した」と言えます。
上昇するかもしれないが、下落トレンドに変わっても全く不思議ではないフェーズという事です。
世界情勢としては、以下など先が読めない要素が目白押しです。
- アメリカの金融引き締め(原理原則で言えば金融緩和は「買い」ですが、金融引き締めは「売り」になります)
- トランプ大統領の誕生(何を言い出すのか、どんな行動をとるのか誰にもわからない。言ってること、やってることもコロコロ変わり、それに為替も株も右往左往する)
- トランプの影響として、今一番の懸念材料は、この「米中貿易摩擦が、本当に起こるかどうか」
- 北朝鮮の暴発も怖い。米朝首脳会談が行われるというが、この2人が合ったところで何か進展はあるのか(北朝鮮が核開発をやめるとは思えない。急にトランプがブチ切れて戦争とか、普通らあり得ないことをやらかしちゃうのがトランプさん。。)。
また、日本に目を向けても、安倍首相の続投も危うくなってきています。
森友学園問題が、財務相(や防衛相)問題に大きく拡大しており、支持率もダダ下がりです。
こうなってくると、安倍政権の終焉はちかいのかもしれません。
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不透明感が高まっていることから、今後の投資には十分気を付ける必要があると思っています。
で、ここから株式投資にチャレンジするのもアリですが、暴落に賭けて、下がりきったところから投資をスタートするという考えもアリだと思います。
そんな意味も込めてた、最後の記事が以下になります。
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