今回は、何で今の病院を選んだかを書いてみようと思います。
現在働いている病院はでは整形急性期の患者さんに関わることもありますが後の5割はデイケア・訪問リハビリといった維持期の方々と関わっています。
デイケア・訪問リハビリに関しては先輩は関与しないため一人職場といっても良いと思います。
就職するにあたって同期の大多数のPTが多い病院や回復期の病院へ決めていました。一人職場に近い人も、訪問リハビリを立ち上げた人も周りにはいません。
しかし、大きな病院であればある程自分の自由(仕事の展開・勉強面・自分の時間・一つの概念にとらわれない自由なリハビリ等)がきかない場合が多いことや維持期リハビリの魅力などを学生時代の実習中で学び、自分がのびのび理学療法をするためにこじんまりとした病院を選びました。
私の学校は長期実習が2回あるのですが、このような考えに至るのに2回の実習ともに多大な影響を与えてくれたと思っています。
今働いている病院は実家から高速道路を走って2時間の距離があります。つ
まり私は一人暮らしをしています。
在学中は親元で暮らしていましたし、昔の私は実家暮らしほど楽なものはないし卒業後10年は実家で暮らしてやろうと思っていました。
ですが、ある出来事を期に「一人暮らししないと一人前にはなれない!!成長したい!!」と無性に思うようになりました。
この出来事というのは3年以上付き合ってきた彼女との別れです。
2年経った今では一人暮らしに慣れてしまい、逆に実家で生活する自分が想像できません。
私は今の職場にとても満足しています。
しかし、もし別の実習地であったなら・彼女との出会いや別れがなかったなら、私は親元から通える地元の回復期病院にでも就職していたのではないかと思います。
一期一会と言いましょうか、これらの出会いには今でも感謝しています。