侵害刺激は視床を経由して、一次体性感覚野と帯状回に送られる。

 

一次体性感覚野は二次体性感覚野に情報を伝達し痛みの感覚を発生させる。

 

一方、二次体性感覚野は島皮質に情報を伝達し、帯状回と島皮質が関係することで痛みの情動を発生させる(不快)。

 

この情報が前頭前野に送られ、情報伝達が繰り返される(長期増強)ことで長期的情動要素、すなわち痛みの記憶(固定化)がなされる。