1年目の秋から、土曜の仕事後に3時間程度のバイトを始めた。
バイト先は、デイケアで当時非常勤2人が働いていた。
2年目の春に新卒のS君が正社員として入ったため終了になった。
3年目の春に非常勤が一人辞めて人手が足りなくなったとの連絡を受け、バイトを再開した。
1年前から働いているS君は仕事を辞めずに頑張っているようだ。
介護予防のフィットネス事業も軌道にのってきたらしく、
午後はほとんどデイルームには顔を出さずに、フィットネスで働いている。
どんどん医療から介護にPTの職域が拡大しつつある。
以前は老健・デイ・訪問に携わるPTが少なかったけれど、今後は増えてくるだろう。
医療でのリハが受けられる期間は今後も更に短くなり、
老人の外来リハを介護保険で全てまかなう日も来るのではないだろうか(それはちょっと無理があるか・・・)?
来年、介護保険制度が大きく変わる。
どれだけ制度が変わるのか楽しみである。
S君は今後もニーズが高まるであろう介護予防の分野で活躍していくのだろうか?
以前はオールマイティーなPTが理想的と思っていたが、
今は一つのことに突出した「何か」を持っているスペシャリストのほうが良いのではないかと思うようにもなっている。
偉そうに言ってしまったが、
自分にその「何か」があるのかと聞かれたら、答えは「無い」だ。
しかし、自分が持ちたい「何か」がどんなものかは分かっているつもりだ。
そして、その「何か」を得る道のりは長いが、
その「何か」を得るための最短距離の環境にいることは分かっている。
実際に持つことが出来るかどうかは分からないが・・・
自分はこのように思っているが、人それぞれ考えが異なり、
またそれぞれ目指す道も異なっていたりする。
そんな色々な人たちの考えや話を聞くと励みにもなるし楽しいものだ。
バイトの時給はそこそこ良いので、勉強会参加の資金としてはとても貴重だ。
大変ではあるが、あと1~2年は続けてみようと思っている。