私は、定期的に本屋で株式投資関連の雑誌を立ち読みすることが多々ある(買えよ)。

 

例えば以下のダイヤモンド・ザイはお気に入りだ(買えよ)。

 

 

 

これら雑誌に掲載されている、今後の景気動向や株価推移の予想など、株式投資における貴重な情報が満載で、非常に参考になる。

 

また、アナリストが紹介している「推奨銘柄」は、推奨する根拠も含めて為私の銘柄選定に大きな影響を与える場合も少なくない。

 

ただし、製本⇒出版されるまでにはタイムラグがあるので、いくら雑誌といえども新鮮な情報とは言えない。

 

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アナリストの推奨株は買ってはいけない?

 

アナリストや株式評論家と称される人たちが、雑誌(や単行本)で推奨銘柄を取り上げるケースがあるが、(それらの人達が示している根拠に共感できたとしても)即座にそれらを購入するのは止めておいたほうが良い。

 

っというのも前述したように、彼らが推奨している時点で、その銘柄を推奨する根拠などの情報は、かなりの部分の投資家にいきわたっている(知らないのは私たち情報弱者な投資家だけだったりする)。

 

つまり、アナリストの推奨株は、賞味期限切れと思ったほうが良いのだ。

 

そもそも、メディアを通じて世間い情報が知れ渡った瞬間、もうその銘柄のおいしいところは終わったと考えるべきだ。

 

重複するが、株式投資は少数派にとって有利に働く世界である。

 

多数の人がその情報を共有した時点で、もうお終いなのだ。

 

 

じゃあ、アナリストの推奨銘柄情報に価値は無いのか?

 

じゃあ「雑誌に掲載されている推奨銘柄情報に価値が無いのか」と言われたら、そんなことは全然ない。

 

で、(前述したように)私も大いに参考にしている。

 

もちろん、全ての推奨銘柄を鵜呑みにするのではなく、そこから自分なりに吟味していくわけなのだが。

 

そして、吟味した銘柄のリストを作っておき(ヤフーファイナンスで簡単に銘柄のポートフォリオを作って管理できる)、一旦、銘柄のことは忘れる。

 

その後、何らかの外部要因で全ての銘柄が一時的に暴落した際に、ポートフォリオを確認し、割安になっていれば購入するというスタンスだ。

 

※暴落せずに、そのまま上昇していれば縁が無かったと諦める(これは「チャンスを逃してしまった」と表現できるかもしれないが、一方で「高値掴みの予防」としても機能している。個人的には、株式投資でギャンブル的要素は極力なくしたいので、この様な手法を取っている)。

 

注目されていた株ほど、一時的に価値がオーバーシュートしている可能性が高く、外部要因によって大幅下落するケースも多い。で、反発した際の上昇率も高いことが多い。

 

 

もちろん、下落要因が「単なる外部要因」なのか、「当該銘柄自体の悪材料も加味されているのか」をチェックしたうえで購入する必要がある。

 

でないと、下落した株を購入しても、(他の銘柄が反発している中で)反発せず、そのまま下落を続てしまい塩漬けになってしまう可能性がある。

 

※「単なる外部要因」なのか「当該銘柄自体の悪材料も加味されているのか」の見極めは、簡単にチェックできるもので言えばヤフーファイナンスで銘柄を検索し、その銘柄における「ニュース」あるいは「掲示板」で情報収集するといった手法が簡便でオススメだ。

 

 

ぜひ銘柄選定の参考にしてみてほしい。