バイオハザード４が先行上映されていたので急遽観に行ってきました。
初３Ｄです！
お金のかかったアクションホラーで、３Ｄの魅力を堪能できる作品だったと思います。
３Ｄに関しては、目が疲れる、メガネがわずらわしい、立体に違和感があるなど悪い評判も耳に入っていましたが、個人的には３Ｄが楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
ストーリー的には良かった点・悪かった点ありましたが、総合的には駄作では無いと思います（ネタバレになるので具体的には避けますが）。。
アクションの印象としてはマトリックス的な要素を沢山取り入れていたような気がしました（マシンガン撮影であったり、超スローな撮影など）。
でもって、それらが非常に効果的に３Ｄとして機能していたように思います。
逆に、従来の組手などの素早い格闘シーンを３Ｄでされたら、目の前に飛び出してきたキャラたちにグシャグシャと動かれて、まぶしさというか疲れというか、目を背けたくなる場面が何度かありました（銃撃戦は従来のでも迫力あって良かったんですが・・・）
そういうデメリット？を意図したのか、単にマトリックス的にしたかったのかは分かりませんが、（何度も書いている気がしますが）これらの特撮は非常に功を奏していたような気がします。
その他、３Ｄではやはり臨床感が違います。
まるで、自分もその場で戦闘を見守っているかのような錯覚に陥ることがありました。
バカデカいアクスを持った化け物が現れるのですが、そのアクスを放り投げられた時のスピード感や重量感は「うわ これカスッただけで骨までイクな」と思わせるリルさがありました！
高校生の時などは、映画館に行くこと自体が貴重だったので、３Ｄでなくとも大画面・大音量でビデオとは違った迫力を感じることが出来ていました。
ですが、それ以降は映画館で観ることが貴重ではなくなっていき、『映画感で観ることでの迫力』を徐々に感じられなくなっている自分がいました。
そんな中で、この３Ｄという技術は、僕を再び映画館へ足を運ばせてくれるきっかけを作ってくれたような気がします。
パソコンやテレビでも３Ｄ対応は出てきていますが、映画をこれらで観ても臨場感や迫力は感じられるとは思えません（キャラが飛び出てきたなどという物珍しさはあるかもしれませんが）。
おそらく、何度か観ればこの『３Ｄ』にも慣れてくるのだと思いますが、当分はまた映画を観るのが楽しくなりそうです。
ただ、駄作は３Ｄでも駄作だと思うので、どんどん新しい映画を作るのも良いですが、過去に素晴らしいと評された映画も３Ｄ版として復刻してもらえれば嬉しいです。
マトリックスやロードオブザリング、スターウォーズなんかは無難で良いのではないでしょうか？？
個人的にはアニメＡＫＩＲＡも観てみたい・・・