カテゴリー:嚥下・誤嚥の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:嚥下・誤嚥

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で重要となってくる嚥下に対する基礎知識を、動画も交えながら記載していく。摂食・嚥下の5期摂食・嚥下の動作には5段階あり、これを『摂食・嚥下の5期』と呼ぶ。先行期食べ物を認識し、口に運ぶ。口に運ぶための適切な形状にし、手やスプーンなどを使って食べ物を口に運び、口唇、前歯を使って食べものを取り込む。準備期食べ物を咀嚼し、食塊を形成する口腔期食塊を咽頭へ送る。咽頭期嚥下反射が起こり、食塊は食道に運ばれる。先行期・準備期・口腔期と異なり、自分でコントロールできない不随意運動となる食道期食塊が胃に運ばれる。摂食・嚥下の5期に必要な機能先行期に必要な機能...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    最近の報道ニュースでは、震災における高齢者の肺炎がクローズアップされることがあり、肺炎と密接に関わっている誤嚥や、その予防としての口腔ケアに注目が集まっている。今回は、そんな誤嚥性肺炎(不顕性肺炎)の予防に重要となる口腔ケアに関して、バイオフィルムにフォーカスを当てて記載していく。口腔ケアで除去すべきバイオフィルムとは私たちの口腔内は通常、食べ物のカスなどのタンパク質が歯間や歯周ポケットなどにこびりついており、それらを栄養源あるいは吸着のきっかけにするなどして、細菌にとっては絶好の繁殖環境となっている。そして、私たちの就寝中は、これら細菌が繁殖しているため、起床時は口腔内に「ネバネバ感」を感じ...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    ここでは嚥下リハビリテーションの具体例で参考となる動画を紹介する。パタカラ体操食事の前に実施する「パ・タ・カ・ラ体操」を実施することで、食べるときの唇や舌の動きをスムーズにすることができ、嚥下をスムーズにしてくれる。特に「パ・タ・カ・ラ体操」の中でも「カ」は、むせ込みの改善に有効とされる。唾液腺のマッサージ唾液腺とは「耳下腺」「舌下線」「顎下腺」の3つがあり、それぞれをマッサージすることで唾液の分泌の促進を図る。以下の動画は、各唾液腺の部位やマッサージの具体的方法が分かりやすく紹介されている。喉の20秒ストレッチング喉周囲の筋緊張が高まっていると誤嚥しやすくなる。また、日常的に筋緊張が高まって...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    この記事では、訪問リハビリや通所リハビリで重要となってくる誤嚥予防の基礎知識について記載していく。また、嚥下や誤嚥については以下も参照してほしい。⇒『嚥下のプロセス』⇒『誤嚥の基礎知識』食事中にむせてしまう要因食事時にむせが起こり易い原因としては以下が挙げられる。食事形態の不適切さ介助方法の不適切さ不安定な姿勢開口状態なままの嚥下口で呼吸している(飲み込みが十分出来ない)※これらを踏まえて、食事介助時は、嚥下状態を確認して何が原因か(食材か体位・姿勢か、機能の問題なのかなど)を考え、その問題に対処改善することが誤嚥性肺炎の予防にもつながる。スポンサーリンク覚醒レベルと誤嚥向精神薬・睡眠薬などの...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    この記事では、通所リハビリや訪問リハビリに携わるうえで重要な知識となる「誤嚥」について記載していく。誤嚥とは食物が誤って気管に入りこむことを誤嚥と呼ぶ。私たちは普段、意識することなく嚥下(飲み込み)の動作を行っているが、病気や老化などで、物が飲み込みにくい状態になったり、飲み込めるが肺(気管)の方へ入ってしまうようなことがある。これを摂食・嚥下障害と呼ぶ。スポンサーリンク誤嚥の原因・パターン・症状以下に誤嚥の原因・パターン・症状について記載していく。誤嚥の原因誤嚥は、様々な病気が原因となって起こる。飲み込みの反射(嚥下反射)が障害されていたり、飲み込む力が弱い、あるいは食道を通過できないと言っ...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で重要となってくる嚥下機能と不良姿勢の因果関係を記載していく。代表的な不良姿勢①努力性の頭頸部保持:姿勢筋緊張が高くなり、舌骨運動の阻害↓食道入口部の開大不良が起こる。また、舌圧も低下するため咽頭への送り込みも不十分になり易い②左右非対称な姿勢:①と同様に左右非対称な肢位は姿勢緊張を高めやすく、大きな誤嚥リスクとなる③頭頸部の過度屈曲位円背などにより頭を垂れた姿勢での食事では食塊を重力に抗して咽頭に送り込む必要があり、送り込みに大きな力が必要となる。過度屈曲位では食道を開くための喉頭移動距離がとれずに誤嚥が増える。④頭頸部の伸展位:気道を確保...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    反復唾液嚥下テストの概要と実践方法を紹介する。簡便なため、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)でも活用できる評価である。概要:示指で舌骨、中指で甲状軟骨を触知し、30秒間に何回空嚥下が行えるかを数える。誤嚥有無判別:感度0.98準備物:ストップウォッチなど時間を測定するもの。実施手順:口腔内が乾いている場合は湿らせる。頸部をやや屈曲した姿勢を取る(原則は座位)↓検査者の示指を舌骨、中指を喉頭隆起の上におく(触診する)↓30秒間を測定し、可能な限りたくさんの空嚥下を行ってもらう。↓空嚥下の回数をカウントする。※甲状軟骨が指をしっかりと乗り越えた場合に1回とカウントする。判定基準:...

  • 高齢者 - 嚥下・誤嚥

    改訂水飲みテスト(MWMS)の概要と実施方法を紹介する。簡便なため、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)でも活用できる評価である。概要:3mlの冷水を嚥下させ誤嚥の有無を判定するテスト。口腔内に水を入れる際に咽頭に直接流れ込むのを防ぐため、舌背には注がずに必ず口腔底に水を入れてから嚥下させる。誤嚥有無判別:感度0.70(カットオフ値3点)準備物:冷水を入れたコップ、シリンジ(5ml)実施手順:口腔底に冷水3mlを入れる。↓閉口を促し、冷水を飲んでもらう↓嚥下後、反復嚥下を2回繰り返し行ってもらう。↓評価点が4点以上なら最大2回繰り返し、最低スコアをつける。判定基準:スコア判定基...