「運動の医学の出版社」にて福井 均PTの記事を読んで、その他ビビっときたのは下記の言葉です。
- 自分自身を進める方向と力が明確であるかどうか
- 知識と技術の蓄積方法自体を自分で構築すること
①に関して、
このブログでは研修に出て学んだことを中心に書いているので、それを例にすると
『自分にとって正しい方向性を早くみつけて、その方向性に合った研修に絞って参加していける』というのが、
効率的でだし、それぞれの研修で学んだことがそれぞれの良いところを打ち消し合ったりせず、
自分の中で一貫性のある介入システムがドンドン構築されていくポイントだと思います。
もちろん、早い段階から方向性を決めつけてしまうのは視野が狭くなってしまったり、
後になって実は自分に合わない方向性だったと気づく羽目になったりな可能性があり危険です。
なので初めのうちは浅く広く見識を深めていくことが良いと思いますが、
どのタイミングで切り替えっていくかって大切だろうなって思うのです。
まぁ、単純にお金勿体ないですしね・・・
これは②にもつながってくることなんですが、
いつまでも方向性が定まらないまま、行き当たりばったりな研修に参加していると
『知識と技術の蓄積方法自体を自分で構築すること』が難しくなってくる気がするのです。
多くの研修で学んだことを自分で構築出来ていなければ、『研修に参加した』という単なる自己満足の世界になってしまいます。
せっかく学んだ知識や技術なのだから、自分の中でオリジナルな再構築・体系化をして『使えるもの』にしていきたいと、だれもが思っているはずです(自己満足目的ならならそれで良いですが)。
そして、そのためには大まかな方向性、すなわち大枠になる体系を考えることで、その体系にあてはめたり体系を深めたりといったことに必要な研修が見えてくるのではと思っています。
多分 いくつか研修に参加していると「こういう体系でやっていこう」であったり「こういう体系が自分には合っていそう」などが漠然と見えてくるのではと思います。