先日、初めて全国大会に参加してきました。
これだけ興味のあるテーマばかりな大会は当分出会えないと思うので、
大げさな話『これが最初で最後の研修大会になるかも』というくらいの気持ちで真剣に参加してきました。
結果、大満足で刺激的な2日間を送ることができ、これからの臨床や勉強が更に楽しくなりそうです。
大会をパッと振り返って「勉強になったなーっ」と思えた点やキーワードは以下の6つです。
- 痛みに対しての再認識が出来た
- 痛みを生物・心理・社会的モデルの中でとらえての評価・治療
- ノルディックシステムを中心とした徒手療法のあれこれ
- 姿勢保持機構
- 訪リハでは理学療法を核としながらも『リハセラピスト』としてのアプローチが必要
- 皮膚運動学
特に(自分でも意外でしたが)⑤の内容に関して非常に収穫があったと思っています。
これまで訪リハ講演(やプチ研修)を何度か受けてきましたが、初めて「参考になったな~」と心から思えました。
今までの悩みや葛藤などの柵から解き放たれた気分です。
この際に感じたことや内容の一部は以下の記事に詳しく記載しているので、リハビリ職種(理学療法士・作業療法士)であれば一度は観覧してもらいたいおすすめ記事です。
訪問リハビリの不安や悩みシェアします!
③に関しては先日参加したパリスE1研修でしっくりこなかった事が解決されたり、(単なる自己満足レベルですが)徒手療法に関する雑学?が増えたりしました。
それと⑥がインパクト大でした。
『はっきりした理論的背景は存在しないが何故か良くなる』的な手技療法の、一つの裏付けにもなるのではと思える内容であり、テーピングの際にも何かヒントになりそうです。
ただ、発表された先生は皮膚運動学に情熱を注いでおられる反面、
「これは理学療法とは言わないかもしれない」
「皮膚だけが大切と言っているわけでは無いが・・・」
「多少研究をしているもののひいき目かもしれないが・・」
と(聴いている人たちに引かれてしまわないように??)何度も何度も強調されながら話しておられたのが印象的でした。
また、最後に司会の板場先生が「(発表内容は非常に興味深かったとしながらも)この講演を聞いて帰った新人が、明日からの職場で皮膚ばかり着目してしまう可能性がある気が・・・うんぬんかんぬん」とおっしゃる場面もありました。
ちなみに、書籍購入ブースでの売り上げNo1は、数日前に発売されたばかりの皮膚運動学であり完売したそうですが、まだまだ検証することが山の様にあるらしく、次の書籍化についても既に構想が練られているそうです。
ちなみに、上記の『皮膚運動学』を更に発展させた『皮膚テーピング』が数年後に発売されたので、補足として掲載しておきます。
これ以外にも①~⑥それぞれが、非常に刺激的な内容でした。
①②に関しても、再度勉強しなおしたくなる内容で、基礎って大切だなってシミジミ感じました♪
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詳しくは以下で記事にしています!!