理学療法士向けのDVDをまとめてみました。
ですが、実際に観たことがなかったり、参考にならなかったものも掲載しているので、購入は自己責任でお願いします。
徒手的理学療法・運動療法のDVD
PNFの治療技術:臨床応用編 PNFの最新理論と腰痛へのアプローチ
「PNFの最新理論」とのことでPNFの概念が網羅されています。
「腰痛治療」についても言及されており、こちらも勉強になりますが、それ以上に「PNFの理論を理解するのに適している」という点でお勧めです。
続編として以下などのDVDも販売されています。
PNFに関しては以下の記事でも解説しているので興味がある方は観覧してみてください。
⇒『(HP)PNF(固有受容性神経筋促通法)をザックリと紹介』
症例別! 徒手的理学療法の実際
徒手理学療法の実践者で有名な藤縄理 氏のDVDになります。
続編DVDとして『症例別!徒手的理学療法評価と治療 Part-2 ~股関節および四肢に症状のある患者の評価、治療、ホームエクササイズ~ 』があります。
藤縄先生は理学療法ハンドブックなど細々としたものも含めて非常に多くの書籍を出版されていますが、ここでは『徒手的理学療法』と『ケースで学ぶ徒手理学療法 クリニカルリーズニング』を掲載しておきます。
クリニカルリーズニング(主に運動器・徒手理学療法にフォーカス)に関しては以下の記事も参照してみて下しさい。
セラピストのためのマリガンコンセプト
マリガンコンセプトに関しては以下の記事も参照してみてください。
筋骨格系疼痛症候群治療のためのヤンダアプローチ
関連DVDとして『マッスルインバランスの考え方による腰痛症の評価と治療』があります。
ヤンダが提唱したマッスルインバランスに関しては以下の記事で、多少触れているので、興味があれば観覧してみて下さい。
MSIアプローチ
MSIアプローチーUpper quarterー
~肩甲骨・上腕骨・頸椎の運動機能障害に対する評価と治療~
日本のMSI講習はほとんどといって良いほど鈴木氏が行っており、MSI書籍として以下も出版されているので、合わせて観覧すると理解が深まると思います。
その他のMSI関連DVDとしては、以下もあります。
※ただし、解説者は日本のMSI講習で有名な鈴木氏ではありません。
神経系モビライゼーション
神経系モビライゼーションに関しては以下の記事でも取り上げているので、興味がある方は参照してみてください。
⇒『(HP)神経系モビライゼーションとは?詳細を解説します!』
⇒『神経系モビライゼーションに活用される神経動力学検査リストまとめ』
リアライン・トレーニング 関節のゆがみを整え、正常アライメントを持続する
コアコンディショニング(ストレッチポールを活用したアプローチ)の開発を陰で支えた一人である蒲田 和芳氏によるDVDです。
姉妹DVDとしては以下の「下肢編」や「腰部・骨盤編」があります。
リアライン・トレーニングに関しては以下の書籍も出版されているので合わせて観覧すると理解が深まると思います。
蒲田 和芳氏は他にも『高齢者の健康増進・介護予防のための運動療法(後述する)』というDVDの作成にも関与しています。
マイオチューニングアプローチの理論と治療技術
関節運動学的アプローチ(AKA)博田法 DVD版
AKA博田法に関するDVDになります。
姉妹DVDとして『DVD版 関節神経学的治療法(ANT) 』があります。
AKA博田法やANTに関するベーシックな教本は以下になります。
AKA関連の記事としては以下なども作成しているので興味がある方は参照してみて下さい。
⇒『AKAの関連記事』
入谷式足底板の基礎
皮膚の動きをコントロールする! 皮膚運動学の臨床応用
皮膚運動学に関する書籍としては以下が発売されているため、合わせて観覧すると理解が深まると思います。
宗像テクニック 痛みに効く、アライメント矯正法理論とその実際
続編DVDとしては以下があります。
宗形テクニックに関しては書籍も発売されているので、合わせて観覧すると理解が深まると思います。
フランクリンメソッド ファンダメンタル
オステオパシーDVD集
ここから先はオステオパシーのDVDを紹介しています。
オステオパシーに関しては以下でも紹介しているので、興味がある方はこちらも観覧してみてください。
マニピュレーション・イン・モーション オステオパシー手技療法のすべて
オステオパシー軟部組織テクニック レイヤー・パルペーション
筋・筋膜リリース
続編DVDとして以下もあります。
筋膜リリースに関しては以下の記事を作成しているので興味があれば観覧してみてください。
⇒『筋膜リリースとスキンローリング(+筋膜マニピュレーションに関する余談)』
治療編では『頭蓋仙骨療法』にも言及されています。
竹井氏は以前に頭蓋仙骨療法を単体で開催していたこともあったりします。
頭蓋仙骨療法に関しては以下の記事も参照してみて下さい。
⇒『頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)の方法(やり方)』
マッスル ペイン リリーフ MPR
『系統別・治療手技の展開』の一版・二版においてストレインカウンターストレインを担当した竹井氏が『アプローチ方法(手順)は、ほぼ同じであるが、概念は異なる』として日本で提唱されているコンセプトのDVDです。
マッスルエナジーテクニック
その他のオススメDVD集
DVDで動きがわかるモーション解剖アトラス
DVDで動きが分かるモーション解剖アトラスです。
「脊柱編」「下肢・骨盤編」「上肢・体幹編」で構成されており、人体組織がどの様に動くかも含めて学ぶことが出来るのでお勧めです。
解剖からアプローチする からだの機能と運度療法上肢・体幹(DVD付)
先ほど紹介した『DVD動きが分かるモーションアトラス』をセラピスト向けに編集したDVD付きな書籍です。
書籍内容は解剖学・評価・治療がコンパクトにまとめられており、動画映像の相乗効果で理解が深まりやすいと思います。
姉妹DVD書籍として『解剖からアプローチする からだの機能と運動療法 下肢・骨盤 』があります。
出版社による書籍紹介は以下になります。
「DVDで動きがわかる モーション解剖アトラス(全3冊)」のノウハウ・動画素材を活かし,理学療法士・作業療法士向けの本文内容とした書籍+DVD。
機能解剖を学ぶにあたり,体表内部の運動器がどのように動いているのかを知ることは大きな意味がある。本書は,理学療法士・作業療法士の方が日常の臨床において常に念頭におき,関心を持っている「運動器の解剖,運動器の動き(機能解剖)」や「運動療法」について,基本的な動きを動画(DVD)で,そこから派生する事柄や運動療法の実際は文字とカラーイラスト(書籍)で詳しく説明している。動画でみえるポイントはイラストで理解するポイントと異なるため,本文中に動画の該当箇所をリンクさせている。
石井慎一郎「基本動作のメカニズムと動作分析シリーズ」
石井信一郎氏の「基本動作のメカニズムと動作分析シリーズ」は以下の4つが発売されています。
・臨床動作分析の概論と姿勢制御のバイオメカニクス
・歩行のバイオメカニクスと動作分析
・起立動作・着座動作のバイオメカニクスと動作分析
・寝返り動作・起き上がり動作のバイオメカニクスと動作分析
また、書籍として以下も合わせて読むと理解が深まると思います。
姿勢・運動の観察 身体重心の見方とその評価方法
臨床動作促通法
臨床動作促通法
~Clinical motion Facilitation Metheod(CMFM)~
歩行機能獲得のためのバイオメカニクスと治療アプローチ
歩行機能獲得のためのバイオメカニクスと治療アプローチ
体幹機能障害に対する運動療法
体幹機能障害に対する運動療法
~協調的な筋活動による体幹機能の再構築~
予測する脳を重視した姿勢制御訓練
PAIN ~神経生理学に基づく痛みのマネジメント~
PAIN ~神経生理学に基づく痛みのマネジメント~
痛みマネジメントを理解するには必須なDVDだと思います。
全ての理学療法士に観てもらいたい1枚です。
痛み関連に関する記事としては以下があるので、興味があれば観覧してみてください。
⇒『ペインリハビリテーションに必要な「痛みの基礎知識」を紹介』
また、これらの記事の参考文献でもあり、このDVD内容とも共通した内容の多い書籍として以下もオススメです。
痛みを理解するのにオススメな動画は以下に掲載しています。
痛みが分かり易く表現されているので是非一度観覧してみて下さい。
⇒『「読書療法」と「動画(ドイツ子供痛みセンター作)」で分かる痛みの対処法』
高齢者の健康増進・介護予防のための運動療法
高齢者の健康増進・介護予防のための運動療法
~歩行能力の維持と向上を目指して~
高齢者の転倒予防や運動療法に関しては以下の記事などを作成しているので、こちらも観覧してみてください。
⇒『バランストレー二ングを総まとめ!高齢者の転倒予防に効く!』
⇒『高齢者のスクワットを解説! リハビリ職種(理学・作業療法士)必見です!』
⇒『高齢者の筋力トレーニングの効果や方法(強度/回数/注意点など)』
高齢者介護予防のための多角的アプローチ 要介護リスクを減少させるフレイル・サルコペニアへの介入
サルコペニアとフレイル(+ロコモティブシンドローム)というキーワードについては以下の記事も参照してみてください。
オススメ書籍まとめ一覧
以下の記事では、リハビリテーション(理学療法・作業療法)に関連のあるオススメ書籍をまとめているので、ぜひ合わせて観覧してみてください。