タグ:運動療法の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

タグ:運動療法
  • 運動療法の基礎 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、パーキンソン病に対する運動療法の一つである『リー・シルバーマン療法(LSVT)』について解説していく。リー・シルバーマン療法(LSVT)とはリー・シルバーマン療法(LeeSilvermanVoiceTreatment;LSVT)は、パーキンソン病患者向けの「LSVTBIG」と「LSVTLOUD」のふたつの治療プログラムが用意されており、世界40カ国以上で実施されている。LSVTBIGは「LSVTにおける運動障害改善プログラム」を指す。 内容:体の部分を大きく動かすことで運動障害の改善を図る。LSVTLOUDは「LSVTにおける発話障害改善プログラム」を指す。内容:大きく声を出す練...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、失調症に対するリハビリ(理学療法・作業療法)の一手段として活用される『フレンケル体操』について解説しています。フレンケル体操とはフレンケル体操(Frenkel'sexercises)は、1887年にフレンケル(FrenkelHS)が開発した体操である。フレンケルは脊髄癆(せきずいろう)患者を検査している際に、指-鼻テストが不良であることに気付いた。しかし、1カ月後の再検査でその患者の協調性は著明に改善していた。なぜ協調性は改善していたのだろうか?後日談として以下のことが分かった。患者はテストに合格するために訓練していた。フレンケルは「どのような訓練をしていたのか?」が気になり、患...

  • 運動療法の基礎

    糖尿病は「サイレントキラー」とも呼ばれ知らず知らずに進行していく恐ろしい病気であり、様々な全身症状が体を蝕んでいく。で、糖尿の治療としては『薬物療法』『食事療法』『運動療法』が3本柱になるのだが、3本柱の中で『運動療法』にフォーカスした解説をしているのが、この記事になる。糖尿病の総論は以下の記事で言及しているので、闘病尿の全体像を把握する上では是非とも合わせて観覧してみてほしい。⇒『糖尿病はサイレントキラー!重症化する前からの対策が必須な件!』糖尿病に対する運動療法糖尿病では、食事や薬が治療の中心になる。しかし、それだけではカバーできない部分があるため、運動療法は必要になってくる。例えば、運動...

  • 運動連鎖による評価・治療

    この記事では、リハビリ(理学療法)の用語として活用されやすい「運動連鎖」という用語について記載していく。運動連鎖をイメージしてみようリハビリ(理学療法)を実施するにあたって運動連鎖をイメージできるていることは、身体を「局所」のみならず「全体」として評価・治療するうえで大切なツールの一つとなり得るし、臨床の幅がぐっと広がる。そんな運動連鎖について、下肢に関しては2つに分類される。~以下の表は運動療法学―障害別アプローチの理論と実際を参考~下行性運動連鎖(骨盤前後傾or前後方回旋)①骨盤②股関節③膝関節④足関節骨盤の前傾屈曲・内転・内旋伸展・外転(外反)・外旋底屈・回内(外反)骨盤の後傾伸展・外転...

  • 健康増進・予防

    この記事では、スロートレーニングとクイックトレーニングについて、各々の違いを含めて記載していく。スロートレーニングとはスロートレーニングとは、文字通り「ゆっくりとした動作」で運動することを指す。スロートレーニングをすると、筋肉を緊張させ続けることになる。そして持続していくと、全身に酸素を運ぶ血流が自然と制限されていく。例えば、ゆっくりとスクワットを行うと、「ジワジワ」と筋肉に痛みが響く感じを受けたことが無いだろうか?これは筋肉への酸素供給が不足し、酸素が少ない状況で動く「速筋」が運動に使用されているからである。速筋とは?速筋とは、「白筋線維」、「typeⅠ線維」などとも呼ばれる。直径が大きく、...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、様々な腰痛体操のうち「腰部安定化運動」を記載していく。腰部安定化運動とは腰部安定化運動とは、体幹のインナーマッスルをを賦活・同時収縮させながらの運動となる。腰部安定化運動で目的となる筋群(インナーマッスル)は以下などが挙げられる。多裂筋腹横筋骨盤底筋群横隔膜・・・・・・・・・・・・・・など。そして最終的には、上記インナーマッスル(更にはアルターマッスルも含めて)全体的に強化していく。スポンサーリンク腰部安定化運動の効果判定腰椎安定化運動は即自的な患者の主観的変化を目的としていない場合も多い。なので、即自的効果の判定には「患者の主観」というより「理学療法士の(動作分析などの)評価」...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、様々な腰痛体操のうち、『ウィリアムズ(ウィリアムス)の腰痛体操(Williamsexercise)』について、目的・方法・禁忌などを記載していく。また、動画も添付しているため、こちらも参考にしてみてほしい。ウィリアムズの腰痛体操とはWilliams(ウィリアムズ)の腰痛体操(posturalexercises)は1937年に報告された古典的な体操となる。また、ウィリアムズ体操は(一般的に)複数のパッケージ化されてた運動を指し、クライアントの症状に合わせた個別の運動を選択するわけではない。スポンサーリンクWilliams体操のポイントと禁忌Wiliams体操のポイントは以下となる。...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、リハビリ(理学療法)として認知度の高いタオルギャザーについて、方法・目的(効果)・筋活動など詳しく解説していく。タオルギャザーの方法タオルギャザーの方法は以下の通り。対象者は端坐位(椅子や台、車椅子に浅く座る)。↓床に広げたタオルの端に足部(片足or両足)を乗せる。↓踵を支点にして、床に広げたタオルを足指全体でたぐり寄せる(タオルギャザー)※踵を床から浮かさない。上記の一連動作を繰り返すことでタオルをたぐり寄せる。※上手にたぐり寄せることができない場合も、20回程度(あるいは、足部に適度な疲労感が起こる程度)実施するという考えもある。※上手にたぐり寄せることができる場合は、セット...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、大腿四頭筋のCKCトレーニングでもある『スクワット』について記載していく。スクワットで動員される筋群冒頭で「大腿四頭筋のCKCトレーニング」と記載したが、CKCなので実際には以下の様々な筋群が動員される。大腿四頭筋大殿筋腸腰筋ハムストリングス下腿三頭筋・・・・・・・・・・・・・などなど下肢の伸筋群を(大腿四頭筋以外の筋も含めて)効率よくトレーニングしたいのであればスクワットは「日常生活に反映させやすい機能的なトレーニング」ということになる。そして上記のスクワットで動員される筋群を見ればわかるように、大腿四頭筋群の拮抗筋であるハムストリングスも含めて非常に多くの筋群が賦活されている...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、エクステンションラグの原因(内側広筋との因果関係含む)について、リハビリ(理学療法)にも言及しながら記載していく。大腿四頭筋の筋力低下とエクステンションラグエクステンションラグ(extensionlag)とは「他動運動では完全伸展可能であるが、自動運動では(15~20°程度の)最終伸展が出来ない状態」を指し、大腿四頭筋の筋力低下によって起こる伸展不全を指す。このエクステンションラグは、端坐位での膝伸展自動運動で観察されることが多く、「自身の下腿程度の重さに抗して完全伸展出来ないほど筋力低下した状態」ということになる。膝関節のエクステンションラグ(伸展不全)は、膝術後や外傷後のリハ...

  • 健康増進・予防

    この記事では、頻尿や尿もれ(尿失禁)予防のリハビリ(理学療法)として注目されているピフィラティス(Pfilates)について記載していく。ピフィラティス(Pfilates)とは?ピフィラティス(Pfilates)とは、米国の婦人泌尿器科の専門医であるブルース・クロフォード氏によって考案された、尿失禁(尿もれ)に対するエビデンス(科学的根拠)に基づいた運動療法である。「ピフィラティス」という名称は、「ピラティス」と類似していると感じた方は多いのではないだろうか?関連記事⇒『ピラティスとヨガ(+違い)』ピラティスは体幹インナーマッスル(コアマッスル)を鍛える要素が多分に含まれており、これらのインナ...

  • 運動療法の基礎

    パテラセッティング(クアドセッティング)についての「効果」や「方法」などについてまとめた記事です。リハビリ(理学療法)として使用頻度が高い方法なため、この機会に考えの整理として活用してみて下さい。関連記事にはSLR運動やタオルギャザーも掲載しているので合わせて観覧すると運動療法への理解が深まるかも??

  • 運動療法の基礎

    この記事ではSLR(下肢伸展拳上)運動について記載していく。※以降の記事は「SLR運動」を「SLR」と略して記載。 SLR(下肢伸展拳上)運動とはSLRとは、膝を伸展した状態で、股関節を屈曲させることで、下肢を浮かせる運動を指す。SLR運動のイラストと動画を紹介もしSLRを知らない人は以下のイラストと動画を観覧してみてほしい。①まずは楽な姿勢であおむけに横たわる(背臥位)②反対側の膝を直角に曲げる(膝屈曲位)。運動側の下肢は膝伸展位になるよう(大腿四頭筋に)力を入れておく(足関節は背屈位にしておくことを推奨している文献もある)。③膝伸展位のまま、反対側の膝(立てた膝)の高さまで脚をゆっくと、持...

  • 疾患 - 運動器疾患

    COPDに対する運動療法の重要性を解説しています。COPDでは下肢筋力トレーニングの重要性が言われており、この記事を読めば「なぜ(呼吸器にたいしてではなく)下肢の運動が大切か」が何となる分かってもらえると思うので是非♪

  • 運動療法の基礎

    筋力トレーニングを処方するためには、「過負荷の原則」と「特異性の原則」を考慮することが大切となる。 過負荷overloadの原則「過負荷の原則」とは、トレーニング強度が通常用いているものよりも強くなければ、筋力増強効果は期待できないという原則である。「過負荷の原則」に沿うために必要な条件が以下の3つであり、この条件を満たすことで至適負荷となる。運動の強度筋力を増加させるためには40%MVC以上の負荷が必要であり、一般的には60%MVC以上の強度でのトレーニングが、筋力増強に効果的とされている。運動の持続時間仮に前述した「運動の強度」という条件を満たしていたとしても、その強さをある程度持続しなけ...

  • 高齢者 - 高齢者の運動療法

    高齢者に対する運動療法の目的の一つに、「動き(基本的動作など)を改善させるために必要な筋力を身につける」というものがある。ただし、高齢者の筋力向上を考えるにあたって、「筋力向上=筋肥大」では無いという点には注意が必要となる。そして例えば、立ち上がり能力を「筋力」という点だけにフォーカスして改善を図ろうとした場合、「筋肥大を狙った負荷を高齢者に与えなくとも筋力が向上する」ということはあり得る。今回は、そんな高齢者の筋力向上について記載してく。スポンサーリンク筋出力と筋力高齢者の筋力トレーニングを考えるにあたって、まずは「筋力」と「筋出力」について整理することがポイントとなる。ここでは、ヤフー知恵...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    今回はシェイプアップに効果的な運動とされており、尚且つ高齢者でも負荷を調整しながらの筋力増強が期待できるスロートレーニングについて記載していく。※ここでは、若年者が実施可能なトレーニングを中心に記載しているが、高齢者にも応用可能な点は何となく理解してもらえると思う。スロートレーニングとはスロートレーニングは、略してスロトレを呼ばれることもあり、名前の通り「ゆっくりと行う運動」を指す。従って、どんな運動であっても「ゆっくりと行えば」スロートレーニングになる。例えばスクワットの場合、素早く実施するのではなく「5秒かけて下肢を曲げ、5秒かけて下肢を伸ばす」という風に、ゆっくり行えばスロートレーニング...

  • 高齢者 - 高齢者の運動療法

    この記事では、高齢者へ筋力トレーニングの効果や具体的な方法について記載していく。高齢者の筋力トレーニング高齢者に対する筋力トレーニング効果は、若年者と同様である。すなわち、トレーニング初期での筋力増強は、筋肥大ではなく以下の様な神経因子によってもたらされる。運動単位の動員recruitment発射頻度firingrateの増加関連記事⇒『筋力増強における神経的因子とは?』そして、トレーニングが4~6週程度経過すると、神経要素に加えて筋肥大を伴う筋力増加が見られる。高齢者でも筋肥大による筋力増加が認められるものの、一般的に「筋力トレーニングを実施した時の高齢者の筋肥大反応は若年者と比べると弱い」...