私が使用しているワードプレスのテーマ『カエテンWP』の他に、新たな商品として『カエテングラフ(Kaeten Graph)』がリリースされたので、今回はこのテーマを紹介したいと思います。
ブログをまだ初めてない、あるいは無料ブログしか知らない人は、「ワードプレス」「テーマ」「カエテンWP」というキーワードがピンとこない可能性もあるので、その様な方は以下の記事を最初に読んでいただいた方が理解が深まるかもしれません。
⇒『ワードプレスのテーマ、どれにする?ブログ運営者必見です!!』
⇒『カエテンWP(私が使い込んでいるワードプレスのテーマ)を徹底紹介します』
目次
カエテンシリーズの特徴
カエテンシリーズ(カエテンWP・カエテングラフ)の特徴は以下だと感じます。
- シンプル
- カスタマイズが豊富かつ簡単
- 丁寧にワードプレスの構築を(疑問があれば)サポートしてくれる。
- 時代に合わせたり、利用者のニーズに合わせてバージョンアップしてくれる。
- ユーザビリティーを考慮した設計になっている
①~④は、前述した「カエテンWP(私が使い込んでいるワードプレスのテーマ)を徹底紹介します」でも解説しているので、ここでは⑤にフォーカスを当てて記載してみたいと思います。
観覧者のユーザビリティーを考慮した設計
カエテンシリーズ(カエテンWP・カエテングラフ)は観覧者のユーザビリティーを考慮した設計にしてくれています。
ユーザビリティーとは:
使いやすさとか使い勝手といった意味合い
レスポンシブデザイン(画面に最適化されたサイズで表示される。要はスマホでもパソコンでも最適化された表示がなされる)なのはもちろんのこと、文字の大きさや、行間隔、関連記事、検索フォームなど、様々な点がデフォルト状態(初期設定)で成されています(で、気に食わなければ、ガンガンカスタマイズすることも可能)。
ブログでの収益化を考えた場合は、多くの観覧者に記事が読まれるに越したことはありません。
で、アクセスアップの一つの手段としては「グーグル・ヤフーといった検索エンジンに上位表示される」というのがあります。
ですが年々、小手先だけで検索エンジンに上位表示されることは難しくなっており、特に「医療・健康関連の記事」に関しては、上位表示されるための基準が複雑化しています。
※この点に関しては以下の記事で深堀しているので興味がある方はどうぞ。
⇒『月40万PVブログの検索順位がダダ下がりな件(医療記事・健康記事)』と『株式投資が副業に向いている件』
私の記事も、上位表示されていたものが吹っ飛んでしまい、未だに吹っ飛んだままの記事が多々あります。
ですが、再びアクセス数が回復し、6月には月間90万PVを達成しました。
関連記事⇒『【最終報告】(祝) 月間90万PV達成! そして、これから。。』
で、それは観覧者のユーザビリティーを考慮したカエテンシリーズの設計により回遊率が高い(サイト内で他の記事もついでに読んでみようと思う人が多い)と言うのも一つの一因だと考えています。
関連記事⇒『検索順位は変化なし。なのにアクセス数が劇的に回復した訳とは?【医療系記事・健康系記事】』
無料ブログであれば「SEOに強いテンプレート」などが存在しましたが、最近ではSEOに強い構造を『プラグイン』を活用することで解決できたりします。
また、そもそもワードプレス自体がSEOに強い構造になっていることを考えると、(カエテンシリーズもSEOに強いとは言われていますが)テーマによってSEOに差が出るということは少ないと思います(それよりも、記事の書き方、内容などが影響すると思われます。)
なので、テンプレートで重要視すべき転として(昔の様にSEOに強いか云々ではなく)ユーザビリティーを以下に考慮しているか」を挙げても良いのではと感じます。
観覧者のユーザビリティーを考慮したカエテンシリーズ、ワードプレスでのブログ作成における選択肢の一つに入れても損は無いと思います。
カエテングラフ(Kaeten Graph)の特徴
ここから先は、カエテンシリーズの中でも、カエテングラフ(Kaeten Graph)にフォーカスして(カエテンWPとの違いも織り交ぜながら)解説していきたいと思います。
値段の違い
まず、分かり易い違いとして『値段』が以下の様に違います。
- カエテングラフ⇒9980円
- カエテンWP ⇒11980円
値段だけ見れば、カエテングラフの方がお買い得なようです。
※これは後発(カエテンWPの要素も引き継がれているため)なため、作成コストが安く押さえられたといった側面もあるのかもしれません。
トップページコンテンツ=サイトを作成した人に押すススメ
トップページコンテンツにより、トップページが(ブログと言うよりは)サイトのようなデザインに設定しやすくなっています。
カエテングラフにおけるトップペーコンテンツの機能としては以下が挙げられます。
- ヘッダー1個・メイン15個のコンテンツを設定できる。
- 別のコンテンツに誘導するリンクボタンをコンテンツ内に1個設定できる。
- コンテンツ別に違うデザインを設定できる(背景色・文字色・文字サイズ・余白などが自由に設定可能)。
- 専用作成ページで、通常の記事と同じ感覚で作成できる。
重複しますが、トップページにおける自由度が高いので、カエテングラフは(ブログと言うより)サイト色の強いコンテンツを作りたいといった人にオススメなのではと思います。
これは、(記事をどんどん増やしていくといったブログ型なコンテンツよりも)整体院で起業したり、自身を(ブログではなく)サイトでブランディングしつつセミナーを開催したりと多角的に活躍していきたいと考えている人にも、手軽に最初の一歩を踏み出せるツールになり得るのではないでしょうか?
最近は、ワードプレスでサイトを作る人も増えてきています。
ですが、サイトに関しては本格的なものを自分で作ろうと思うと経験が必要だし、業者に頼むとお金がかかる(定期的なメンテナンスを自身でできるだけの知識が無ければ尚更お金がかかる)。
で、最近はテクノロジーが発展してきたので、直感的にサイトを作れるサービスを提供している会社も存在し、その筆頭がWixでしょう。
※「無料ブログのホームページ版」の様な感じ。
また、Wix専用の書籍が発売されていたり、動画でもWixの操作方法が出ていたりと、サイト作成の敷居は以前に比べ圧倒的に下がっていると思います。
簡単に作れるので、理学療法士の学会なんかも(県によっては)Wixで作成しているものも見かけます。
ただ、無料ブログがそうであるように、Wixも無料のまま使うと広告が表示されてしまって鬱陶しかったり、Wix側の裁量で突然サイトが使えなくなったり、SEOとして重要な「独自ドメイン」でなかったりなど、様々なデメリットがあるので、『長期的に運用したい大切なサイト』であるならば、(ワードプレスでも何でも良いですが)独自ドメインを取得して運用するほうが良いと感じます。
もちろん、会社(Wix)が潰れた場合、あなたのサイトも閉鎖されます。
また、最大のデメリットとしは『一度来テンプレートを決めてしまったら、それを変更できない』という点でしょう。
簡単に作れるのは良いことですが、長期的にサイトを運用していこうと思った場合、大小問わずサイトを調整したいと思うことが多々あると思いますが、そういうのが出来ないというのはデメリットでしょう。
※理学療法士学会の様に「期間限定で情報発信したい」などには向いているとは思いますが。
なんだか、カエテングラフの話そっちのけでWixの話ばかりしてしまいましたが、トップページコンテンツの機能は、「ワードプレスで(ブログと言うよりも)サイトを運用したい」と思っている人にはお勧めだと感じます。
※もちろん、カスタマイズ性が高いのでサイトとしても運用できるといっているだけで、普通にブログとしても活用できます。
※もちろん、カエテンWPと同様にレスポンシブなのでスマホ・タブレットでも整った表示になります。
重複しますが、一般的なテーマ ( カエテンWP-JOYも含め ) は、固定ページやウィジェットでトップページのコンテンツを作る方法しかなかったため、以下の様な悩みが解消されます。
- ウィジェットだと入力欄が狭く内容が書きづらい
- 固定ページだと少々インパクトに欠けると感じている人が多かったようです。
カエテングラフなら、こんなトップページのビジネスサイトが作れます。
トップページのサンプルサイトとしては以下も参照してみてください。
(ブログと言うよりは)サイトっぽいデザインであることに気づいててもらえると思います。
ライティングページを作りたい人にも必見だよ
ライティングページを作りたい人にもお勧めです。
ライティングページは、縦長で延々と商品の解説を様々な角度から紹介し、最後に値段と商品購入フォーム(あるいはリンク先)に誘導するようなページのことです。
個人的に、この手のページは興味がありませんが、何か強くお勧めしたいものがあり、それをライティングページで表現したいのであれば、カエテングラフは役に立ちます。
ライティングページに関してピンとこなかった人はググってみてください。
また、ライティングページ作製なぜオススメなのかに関しては、以下の公式HPを参照してみてください。
このブログは、このままカエテンWPで運用予定
カエテングラフを紹介しておいて言うのも何なんですが、このブログはこのまま(カエテングラフの前身である、カエテンWPを使用し続ける予定です。
その理由は以下の通り。
また、カエテングラフのマニュアルにおいても「当テーマは基本的に新規サイトでご利用ください」と記載されています。
その一番の理由は「検索順位が良いサイトはHTML構造を変更しない方がよいため」だそうです。
現時点で検索順位が良いサイトは HTML 構造を変更しない方が良いです。テーマを変更すると HTML 構造や SEO 重要タグの内容が変わります。当テーマに限らず、テーマの変更はお勧めしません。
また、テーマ毎に搭載されている機能は違いますので、当テーマに限らず、テーマを変更すると使えない機能が必ず出てきます。予めご理解された上で当テーマをご利用ください。
~カエテングラフマニュアルサイトより~
なので私は、理学療法関係とは全く別のサイトの運営を開始しており、そこでカエテングラフを活用しています。
これからワードプレスを始める方は検討してみても良いかもよ?
ワードプレスでのブログ作成を考えており、シンプルなサイトが好きで、尚且つ収益化も考えているならば、カエテングラフはオススメです。
重複しますが、私は既にカエテンWPでブログを作成しています(結構な記事数も貯まってきました)。
で、新テーマであるカエテングラフへ移行した際は、その際に「引き継がれること」と「引き継がれないこと」があり、「引き継がれないこと」に対して色々と時間をかけてイジル暇があるなら、新しい記事を書くなり、別の熱中できることに時間を割きたい。
※時間は、お金には代えられない宝物ですからね。
ただ「独自ドメインでのブログ運用を考えており、尚且つカエテンWPを使用していない人」であれば、カエテンWPがパワーアップしたカエテングラフは必見の価値があると思います。