今回は、理学療法士・作業療法士がブログで成功する秘訣として、「とにかく続けること」の重要性を記事にしてみます。
目次
すぐに結果を求め、そして辞めてしまうのは勿体ない
「ブログの成功に大切な秘訣は何か?」と質問した際に、
返ってきた答えが「とにかく続けることである」であった場合、
皆さんはどう思いますか?
多くの人は「当然のことじゃないか」と思うのではないでしょうか?
ですが、意外とこの「とにかく続けること」というのが難しい。
人間はどうしても、すぐに結果を求めたくなるものです。
そして、人は頑張りが実を結んで初めて「モチベーションが上がる」のかもしれません。
逆に言えば「結果が出なければ、モチベーションが下がる」というのも当然です。
頑張って記事を書いたら、その直後からアクセスが増え始めるはず。
仮にそうならなくても、さすがに5記事くらい書いた時点で、まだアクセスが伸びないのはおかしい。
何でまだアクセスが増えないのだろう?
何か手っ取り早い方法があるのではないか?
こんだけ少数の人しか観覧してくれていないなら、記事を書くのはバカらしい。もう辞めよう。
こんな感じでブログを辞めていった人も多かったりします。
結果が出ずに辞めたくなるのは当然
よく成功した人は「結果が出ないからといって、すぐに諦めてしまうのは時期尚早。あなたは負け犬だ」などと揶揄したりします。
ただし、「人間は結果が出なければモチベーションが下がってしまう」というのは、動機づけの概念からも当然のこととされています。
更には、結果が出ないものを「それでも、とにかく続けてみる」というのは時として苦痛を伴う事もあったりします。
そうなると、辞めてしまう気持ちも分からなくはありません。
そこで、ブログを継続するうえで大切なのは以下の2つではないかと考えてみました。
①あの手この手で「結果」を作り出してみる
②「結果」よりも「楽しさ」に着目する
①あの手この手で「結果」を作り出してみる
ここでいう『結果』とは、「アクセス数が増える」であったり、「(最終的には)副業として成立する」を指していることが多いです。
しかし、これらの結果が出始めるのは、まだまだ先の事です。
※人によっては1年くらい先の事であったりもします。
なので、上記だけを「努力の結果」と捉えた場合、モチベーションはすぐに萎えてしまうことになります。
従って例えば、「自分の考えがブログを介して整理できた」や「ブログ(やサイト)作成に必要なコードの作り方、画像の貼り方など、少しずつ操作に慣れてきた」や「表現方法が上手になった」など、他者からは見えないような自己満足的なことでも、自分がモチベーションが上がりそうなものであれば、どんどんと「努力の結果」と捉えなおしてみることは長く続けていくうえで大切な事ではないかと感じます。
②「結果」よりも「楽しさ」に着目する
(結果ではなく)『楽しさに着目する』というのも大切です。
結果だけを求めると苦痛を感じてしまいますが、少し視点を変えてブログを楽しめるようになると全く苦痛では無くなったりします。
最初は雑記でも構いません。
だれの役に立つというわけでも無いのでアクセスアップと言う「結果」には繋がらないかもしれませんが、「日記」としてなら後で振り返ってみた時のことを想像しながら記事にするのは楽しいと思います。
全てが雑記では本来の目的を見失ってしまう場合もありますが、適度に雑記をいれて楽しんだりすることでモチベーションが高まったりすることもあります。
他者からの批判を気にしない
たまに人をディスることをモットーとした記事を書いている人を見かけます。
いわゆる炎上商法で、それに反発する人達の観覧が見込めるし、それに共感する人たちのアクセスも見込めたりします。
もちろん人をディスっているように見えて、それは崇高な問題提起であって貴重な意見な場合もあったりします。
※ちなみに、当ブログは当たり障りのない内容が多いですが、稀に問題提起もかねて辛口な記事を書くことがあり、例えば以下などは賛否両論あって観覧者にも色々と考えてもらうきっかけになるのではとの期待を込めて作成した記事になります。
・・・・話を戻して、他人をディスル行為も含めて多様な意見が存在するのは独裁国家ではない証拠であり、私たちに考える機会を与えてくれるものであったりします。
他者のディスっている内容が、全く自分の蚊帳の外であれば何とも思いませんが、自身がその渦中にいる場合は、ブログ作成へのモチベーションにも影響が出てきます。
そして、あなたが「記事にし返してやろう」というようにモチベーション向上に変換できるタイプの人でなければ、この様な誹謗中傷で「悪口言われるくらいならブログ辞めたい」と思ってしまうかもしれません。
ですが、ちょっと待ってください。
いちいちそういう人たちを相手にしているのは人生の無駄です。
だって、見知らぬ他人ですよ?
家族・同僚・友人などならまだしも、そんな見知らぬ他人に自分の感情が(ネガティブな方向に)影響されるほど馬鹿らしいことはありません。
例えば、小さな言葉尻を捕まえて、揚げ足を取るかの如く、ディスってくる人とかもいます。
特に理学療法士さんや作業療法士さんの中には、少しのニュアンスの違いにも敏感にディスってくる人もいたりします。
ただし、これはブログです。
レポートの提出や、何かの試験として記事を作成しているわけではなく、ニュアンスが伝われば良いという気楽な気持ちで作っている人にはたまったものではありません。
まぁ、ブログのスタンスもいとそれぞれなので、「他者の揚げ足を取る」ことを中心としたブログも斬新だし悪いわけではありません。
ようは受け手である私たち自身の問題という事です。
これらの揚げ足取りばかりされると、「100%正しい表現でなくてはブログを作ってはいけない」と(勝手に)感じてしまう人もいますが、全然そんなことはありません。
自由に表現すれば良いと思います。
巷では「理学・作業療法士の情報発信は、巷に氾濫しているデマから、人々を救うことができるのだ」などと意味不明なことを言う人もいたりします。
ですが、理学・作業療法士自身もピンきりです。
中には「正しい情報が重要」と周囲に啓蒙しながら、自身自身は間違った情報を垂れ流している人達も存在します。
※要は「自分の事は棚に上げて他人をディする」というユニークな人達も存在すると言う事です(その人達の心理を分析するのは良い暇つぶしになったりします)。
あるいは、理学療法士とは思えないブッとんだことを言う人も大勢います。
つまりは、「デマから人々を全く救えていない」ということになります。
ですが、それは当然で、私も含めて「100%だれが読んでも正しいと納得してもらえる情報」を発信することなど不可能です。
何が言いたいかと言うと、たかがブログなんだから(明らかなデマ情報を悪意を持って垂れ流す行為は別として)自分が伝えたいと思ったのであれば、誰かの批判を気にせずに書いてみれば良いという事です。
他者が誰かを自由にディすることが許されるのと同様に、あなたがそれを無視するのも自由です。
「そんなの気にするな」と一言で解決できるほど感情のコントロールは簡単ではないとは思いますが、それらのブログに意識的に近づかないようにするのも一考です。
また、ディスられるという事は影響力の表れ(眼中にないと思える相手であれば、ディスるということすらしないはず)とも解釈できなくもないので、ポジティブに捉えなおしてみるのも良いかもしれません。
何度も言いますが、ディスっている人は見知らぬ他人ですよ?
「人は人、自分は自分」とのんきに捉えることが一番大切です。
人は誰しも「参考にできる面」、「反面教師にしたい面」などと様々な側面を持っています。
※一つの側面だけな人など非常に稀です。
良い面は吸収し、それ以外の面はスルーすることが大切です。
余談:ブログを観覧するなら、情報リテラシーを身につけよ!!
この記事は、「ブログ運用に興味がある人」に向けて書いています。
しかし一方で、「人のブログを読むのは好きだが、運用には興味が無い人」も観覧している可能性があるので、ここで余談を記載します。
もしあなたが、ブログで情報収集をしようと思った場合、正しい情報・そうでない情報をある程度吟味できるだけの能力が必要となります。
つまり、情報リテラシーが必要なのです。
ブログを作成する人たちへのアドバイスとしては『100%正しい内容にこだわる必要はない』と言っておきながら、
ブログを観覧する人たちに対しては『観覧する情報の信頼性について吟味しよう』と警鐘を鳴らすのは矛盾しているように思えるかもしれないが、
ブログに限らず、理学療法・作業療法に関する情報に触れる際は、批判的に吟味する癖をつけるようにしたほうが良いと思う(自戒の念を込めて・・・)。
これらの点に関しては、以下の記事も合わせて観覧してもらうと理解が深まると思います。
理学/作業療法士の情報収集に大切な情報リテラシーとは!?
理学療法士・作業療士のブログで信用できる情報を見つけるヒントとは?!
他者と比較しない
どうしても自分のブログテーマと類似した人たちのブログは気になってしまうものです。
そして「こんな表現方法良いな」「この人も頑張っているから自分も頑張ろう」などとモチベーションアップにつながることがあったります。
ただし、「こんなに凄いことは自分には出来ない」「この人の様に経験が積めていない自分の書いた記事なんて見てくれるわけがない」などネガティブな方向へ感情が働いてしまうのは困りものです。
そしてネガティブな方向へ感情が動き易い人にとっては、他者のブログを観覧すればするほど負のスパイラルにはまってブログを辞めてしまう可能性があるので、一通り参考になりそうなポイントを理解したら他者ブログの観覧を辞めることも一つの手ではないでしょうか?
外界からの情報をシャットダウンして、自分の世界に没頭すれば、負のスパイラルに陥ることはありません。
単純に、あなたが他者に役立ちそうなこと、作成していて面白いなと思う事を記事にしていけば良いと思います。
※ただし、最初から誰のブログも参考にしないというのは問題です。周囲のブログを観覧することで「どんなブログが一般受けするのか(あるいはサイト構成なども含めて)」というのもザックリとチェックしたうえで、それと整合性をとりながら自分の世界に没頭するといった感じです。
ブログ成功の秘訣は、とにかく続けること!
私がブログ(というかHP)をスタートしたきっかけは「自身が研修で学んだことを体系化しておけば、ネットにアクセスすることで思いだせるし、便利だな」と言う気持ちからでした。
詳しくは、以下のプロフィールを参照。
なので他者のアクセスを気にすることはまずないし、ネタが無ければ数週間、数か月、数年休むことだってありました。
そんな中で、徐々に他者へのアクセスを意識するようになったり、SEOを施せば検索順位が変動することを知って試して楽しんでみたり、アフィリエイトなるものの存在を知って試しに貼り付けてみたりと、「結果を求める」というよりは「色々楽しんでいるうちにアクセスも少しずつ増えてきた」という感じです。
もちろんこのスタイルは、いわゆる「ブロガー」を目指す人からしたら物足りないスタイルかも知れませんが「様々なスタイルがあるのは当然だし、一つのスタイルに固執せず、とにかく続けることのできる自分に合ったスタイルを模索すること」が大切な点は是非理解して頂きたいと思います。
この様に自身のスタイルを見つけた上で「なぜ続けることが良いか」と言うと、記事が少しずつでも増えていけば、必ずサイトの評価は上がってくるからです。
※ただし、必要最低限の『SEO(検索エンジン最適化)』は施しておく必要はあります。