例えば、「歩くことで膝痛が悪化してしまった」という体験を有したクライアントが入院しており、歩くのが怖いため病室内を少し歩く以外は、ほぼ寝たきり状態が続いているとする。この様な人のセルフエフィカシーを何 ...
自分の体に合った枕を選ぶことは頭痛・頸部痛・肩こりを含めた様々な症状に有効だ。どんなに素晴らしいリハビリを行っても、これらの環境が不適切では改善されない可能性が高く重要な知識だと思う。ただし、既製の枕 ...
不安とは恐れだが、それでは恐れとは何だろう。神経学的に説明すれば、恐れとは危険の記憶である。不安障害になると、脳は常に恐ろしかった時の記憶を再生しようとする。すべては扁桃体が警報を響かせた時に始まるが ...
※今回の『徒手療法とクリニカルリーズニング(臨床推論/批判的思考)』はシリーズとして掲載している。※初めて観覧する方は、『理学療法士・作業療法士が知っておくべきプラシーボ効果・ノーシーボ効果』から観覧 ...
恐怖が永遠に記憶に刻まれるのであれば、そもそも不安を消すことなどできるのだろうか。答えは、恐怖消去と呼ばれる神経プロセスにある。私たちは物と恐怖の記憶を消すことはできないが、新しい記憶を作り出し、それ ...
慢性疼痛にみられる不幸な特徴は、体調が良い時に運動や活動を過剰にしてしまう人がいるということである。体力の限界まで活動を続け、その結果、疲労や痛みが再燃し、長期の休養期間を要することとなる。再燃が収ま ...
※今回の『徒手療法のエビデンス(科学的根拠)』はシリーズとして掲載している。※初めて観覧する方は、『理学療法士・作業療法士が知っておくべきプラシーボ効果・ノーシーボ効果』から観覧することをお勧めする。 ...
子供のころコッソリと友人の後ろに回り込み「膝カックン」を仕掛けて、驚かせたことはないだろうか?この様な行為をされた場合、予測不能なために、刺激が固有受容器に入って脳に達して筋に膝折れ予防を命令する前に ...
この記事では『深部静脈血栓症』の概要・予防・禁忌などについて分かりやすく解説しています。深部静脈血栓症はエコノミー症候群とも呼ばれることがあり、肺塞栓に繋がることもある危険な疾患として知られています。 ...
~伸張が神経内血流に及ぼす影響~神経が伸張されると、神経内にも変化を及ぼし、その影響は以下のように言われている。・神経を支配する神経内血管はコイル状を呈し、神経が伸張されるときにはコイルがほぐれるのみ ...
この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)の対象にもなりやすい『関節拘縮』について記載していく。廃用症候群と絡めての記載なため、廃用症候群自体については後述するリンク先も合わせて観覧してみてほしい。 ...
この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)の対象にもなりやすい『筋萎縮(筋力低下)』について記載していく。廃用症候群と絡めての記載なため、廃用症候群自体については後述するリンク先も合わせて観覧してみ ...
この記事では、高齢者へ筋力トレーニングの効果や具体的な方法について記載していく。高齢者の筋力トレーニング高齢者に対する筋力トレーニング効果は、若年者と同様である。すなわち、トレーニング初期での筋力増強 ...
この記事ではバランスボードについて、効果やトレーニング方法などを紹介していく。バランスボードによるトレーニング(立位)は難易度が高いため、特に若年者やアスリートに重宝するツールと言える。一方で、補足と ...
海外において、多くの調査の結果、プラシーボの利用は決して稀ではないことが分かった(Goldbergetal1979,Gray&Flynn1981)。300名の看護師と医師を対象にしたある調査では、80 ...
月別:2016年02月