1月から月二回のペースでオステオパシーの勉強会に通っています。
オステオパシーとはアメリカの内科医が開発した徒手療法で、カイロを開発したパーマーさんもオステオパシーを元にして考えたと言われてます。
日本でオステをしている一部の人は「カイロはバキバキと関節を鳴らしたりして危険・その点オステはソフトな手技だから安全・カイロはオステの一部を真似て始めたもの」などと言っていました。
一方で、「カイロにもソフトな手技が増えてきているし、一定の教育を受けている人が使えばスラストも安全。カイロがどんどんオステに似通ってきている分、カイロ・オステどちらが優れているというよりも治療者がきちんと評価でき、手技を使いこなせているかで治療効果に差が出てくる」と言っている人もいます。
医療従事者には興味ない話だとは思いますが、代替医療に興味があるので書いてみました。
オステオパシーには様々な手技がありますが、今私が学んでいるものとしては
①ストレイン・カウンターストレイン
②マッスルエナジーテクニック
です。
その他にも直接法(モビライゼーションやスラストみたいなもの)や間接法(どんなものかよく分りません)、内臓マニュピレーションなどがあるみたいです。
①~③に関しては「系統別・治療手技の展開 改訂第2版」という理学療法士である奈良勲先生が編集された本にも書かれているので興味がある方は読んでみてください。
「系統別・治療手技の第一版」には頭蓋仙骨療法に関しても書かれてあったのですが、第2版ではなくなっていることが残念です。頭蓋仙骨リズムに関する理論が不十分だと考えて削除してしまったのでしょうか???単に容量的にのせれなかったのでしょうか??
追記として、2014年には第3版が発売されています。
様々な徒手療法が網羅されているので、興味がある方はぜひ手にとってみて下さい。
勉強会参加資格にはPT・OTじゃなきゃダメという制限がないため柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師さんも来ており、各々の資格を取り巻く事情などが聞けたりして非常に楽しいし、勉強熱心な方が多いためとても良い刺激になっています。
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