カテゴリー:運動療法の基礎の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:運動療法の基礎

  • 運動療法の基礎

    この記事では、変形性膝関節症の運動療法(トレーニング)に関して、「理学療法ハンドブック 健康寿命」を参考に解説しています。 また、トレーニングの補足や、各筋の詳細な作用・トレーニング方法について専門的な記事にもリンクを貼っているので合わせて観覧してもらうと理解が深まると思います。

  • 運動療法の基礎

    この記事では、「脊椎安定化運動」で「ドローイン(ホローイングとも呼ばれる)と同様に登場し易い用語である『ブレーシング』について記載していく。ブレーシングとホローイングブレーシングに関して、ホローイング(ドローインとも呼ばれる)も対比させながら記載していく。ブレーシングとホローイングブレーシング・ホローイングとは以下を指す。ホローイング(Harrowing):・PaulHodgesらのグループが提唱・腹横筋を選択的に収縮させるエクササイズである。ブレーシング(Bracing):・StuartMcGillらのグループが提唱・腹横筋のみならず、腹直筋群(腹直筋・外腹斜筋・内斜筋など)全体を収縮させる...

  • 運動療法の基礎

    この記事ではカフワイエクササイズとして『基礎的な腱板トレーニング』について記載していく。カフワイエクササイズ(Cuff-Y-exercise)とは「cuff」は肩甲上腕関節の機能にとつて重要な働きをする腱板、「Y」は肩甲上腕関節が機能するうえで基盤となる肩甲胸郭関節の肩甲骨を意味し、両関節機能不全に対する機能的なパランスを回復し、パフォーマンスの向上を図るリハビリ(理学療法)手法の総称である。なので、『コッドマン体操(Codmanexercise)』の様に「限定した一つのリハビリ方法」を指すわけではなく、様々な手法が含まれる。※主には腱板トレーニングが紹介されることが多く、ここでも一例を紹介し...

  • 運動療法の基礎

    この記事ではコッドマン体操について記載していく。コッドマン体操とはコッドマン体操(exercise)とは『振り子体操』や『アイロン体操』などとも呼ばれる。コッドマン体操の姿勢は棘上筋に負担のかからない挙上位での運動を可能にする。※体幹前傾姿勢によって、相対的に上肢が勝手に挙上位になる。第2肩関節(棘上筋)に負担をかけずに、上肢自体の重さや重錘などの重さで肩関節周囲組織へ牽引を加え、関節包に伸張を加えることができる。これにより烏口肩l峰アーチ下での上腕骨大結節のスムーズな運動(通過)を可能にしている。コッドマン体操は、肩関節周囲組織の痛みやそれに伴うROM制限などの機能改善を図ることを目的として...

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    ここではリハビリ(理学療法・作業療法)でもフォーカスされやすい体幹のインナーマッスルについて、実際のトレーニングも含めて記載していく。※ここから先のインナーマッスルという表現は、主に「体幹のインナーマッスル」を指している点には注意して頂きたい。リハビリ(理学療法)で大切なインナーマッスルとは体幹のインナーマッスルとは以下の4つを指す場合が多い。腹横筋多裂筋骨盤底筋群横隔膜※インナーマッスルに対する用語として、アウターマッスルと言う用語がある。これらインナーマッスルは、以下のように腹腔の頭・尾・腹・背側に位置しており、腹腔内圧を安定化させる働きがあると言われている。腹横筋⇒腹側面~外側面多裂筋⇒...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、様々な腰痛体操のうち「腰部安定化運動」を記載していく。腰部安定化運動とは腰部安定化運動とは、体幹のインナーマッスルをを賦活・同時収縮させながらの運動となる。腰部安定化運動で目的となる筋群(インナーマッスル)は以下などが挙げられる。多裂筋腹横筋骨盤底筋群横隔膜・・・・・・・・・・・・・・など。そして最終的には、上記インナーマッスル(更にはアルターマッスルも含めて)全体的に強化していく。スポンサーリンク腰部安定化運動の効果判定腰椎安定化運動は即自的な患者の主観的変化を目的としていない場合も多い。なので、即自的効果の判定には「患者の主観」というより「理学療法士の(動作分析などの)評価」...

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    この記事では、様々な腰痛体操のうち、『ウィリアムズ(ウィリアムス)の腰痛体操(Williamsexercise)』について記載していく。ウィリアムズ体操とはWilliams(ウィリアムズ)の腰痛体操(posturalexercises)は1937年に報告された古典的な体操となる。また、ウィリアムズ体操は(一般的に)複数のパッケージ化されてた運動を指し、クライアントの症状に合わせた個別の運動を選択するわけではない。スポンサーリンクWilliams体操の目的Wiliams体操のポイントは以下となる。骨盤後傾運動腹筋筋力増強運動背筋・腸腰筋・ハムストリングスのストレッチング(骨盤後傾方向への)セルフ...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、リハビリ(理学療法)として認知度の高いタオルギャザーについて、方法・目的(効果)・筋活動など詳しく解説していく。タオルギャザーの方法タオルギャザーの方法は以下の通り。対象者は端坐位(椅子や台、車椅子に浅く座る)。↓床に広げたタオルの端に足部(片足or両足)を乗せる。↓踵を支点にして、床に広げたタオルを足指全体でたぐり寄せる(タオルギャザー)※踵を床から浮かさない。上記の一連動作を繰り返すことでタオルをたぐり寄せる。※上手にたぐり寄せることができない場合も、20回程度(あるいは、足部に適度な疲労感が起こる程度)実施するという考えもある。※上手にたぐり寄せることができる場合は、セット...

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    この記事では、大腿四頭筋のCKCトレーニングでもある『スクワット』について記載していく。スクワットで動員される筋群冒頭で「大腿四頭筋のCKCトレーニング」と記載したが、CKCなので実際には以下の様々な筋群が動員される。大腿四頭筋大殿筋腸腰筋ハムストリングス下腿三頭筋・・・・・・・・・・・・・などなど下肢の伸筋群を(大腿四頭筋以外の筋も含めて)効率よくトレーニングしたいのであればスクワットは「日常生活に反映させやすい機能的なトレーニング」ということになる。そして上記のスクワットで動員される筋群を見ればわかるように、大腿四頭筋群の拮抗筋であるハムストリングスも含めて非常に多くの筋群が賦活されている...

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    この記事では、エクステンションラグの原因(内側広筋との因果関係含む)について、リハビリ(理学療法)にも言及しながら記載していく。大腿四頭筋の筋力低下とエクステンションラグエクステンションラグ(extensionlag)とは「他動運動では完全伸展可能であるが、自動運動では(15~20°程度の)最終伸展が出来ない状態」を指し、大腿四頭筋の筋力低下によって起こる伸展不全を指す。このエクステンションラグは、端坐位での膝伸展自動運動で観察されることが多く、「自身の下腿程度の重さに抗して完全伸展出来ないほど筋力低下した状態」ということになる。膝関節のエクステンションラグ(伸展不全)は、膝術後や外傷後のリハ...

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    パテラセッティング(クアドセッティング)についての「効果」や「方法」などについてまとめた記事です。リハビリ(理学療法)として使用頻度が高い方法なため、この機会に考えの整理として活用してみて下さい。関連記事にはSLR運動やタオルギャザーも掲載しているので合わせて観覧すると運動療法への理解が深まるかも??

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    この記事ではSLR(下肢伸展拳上)運動について記載していく。※以降の記事は「SLR運動」を「SLR」と略して記載。 SLR(下肢伸展拳上)運動とはSLRとは、膝を伸展した状態で、股関節を屈曲させることで、下肢を浮かせる運動を指す。もしSLRを知らない人は以下の動画を参照。方法としては、冒頭のイラストの様に「下肢を挙上した状態で数秒間止めておく方法(等尺性収縮)」もあるし、動画の様に「下肢の挙げ下げ」を繰り返す方法(等張性収縮)もある。※関連記事⇒『筋の収縮様式(求心性・遠心性・静止性・等尺性・等張性収縮)を解説!』※後述するが、前者は「床から少し浮かせた状態でキープし、大腿直筋を含めた大腿四頭...

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    前回「バランスボール」と題して、リハビリ(理学・作業療法)にも応用されるバランスボール(スイスボールとも呼ばれる)について記事を作成した。そこでもバランスボールの活用方法の一部を掲載したが、この記事では「番外編」として、もう少し難易度が高め(どちらかというと健常者やアスリート向け)なトレーニング方法の動画を集めて掲載してみる。病院で働く理学・作業療法士にとっては、直接活用できるアイデアではないかもしれないが、これらトレーニングの意図を理解することで、様々に応用可能だと思われる。スポンサーリンクPlankOverBallまず、難易度の順として、以下のトレーニングが可能なレベルであることが前提とな...

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    筋力トレーニングを処方するためには、「過負荷の原則」と「特異性の原則」を考慮することが大切となる。 過負荷overloadの原則「過負荷の原則」とは、トレーニング強度が通常用いているものよりも強くなければ、筋力増強効果は期待できないという原則である。「過負荷の原則」に沿うために必要な条件が以下の3つであり、この条件を満たすことで至適負荷となる。運動の強度筋力を増加させるためには40%MVC以上の負荷が必要であり、一般的には60%MVC以上の強度でのトレーニングが、筋力増強に効果的とされている。運動の持続時間仮に前述した「運動の強度」という条件を満たしていたとしても、その強さをある程度持続しなけ...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、適切な運動療法を実施していくうえで理解しておく必要のある「筋の収縮様式(求心性・遠心性・静止性・等尺性・等張性収縮)」に関して、それぞれの違いを記載していく。また、これらの収縮様式の中で、PNF(固有受容性神経筋促通法)を含めた多くの運動療法で用いられる「等張性収縮」へフォーカスを当てて内容を補足していく。筋の収縮様式筋収縮とは、緊張力(tension)が発生する意味であり、必ずしも短縮(shortening)を意味しない。筋収縮は、それらを捉える立場により以下の3通りに分類される。求心性収縮・遠心性収縮・静止性収縮求心性⇒concentric・shortening(縮まり)遠心...

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    この記事では、筋の働きとして以下の4つを整理していく。・動筋・拮抗筋・固定筋・共同筋動筋・拮抗筋・固定筋・共同筋の解説動筋1つの筋の求心性収縮によってっ関節運動が起こるとき、その筋を『動筋(mover・agonist)』と呼ぶ。※求心性収縮だけでなく、静止性収縮や遠心性収縮による関節運動を含めることもある。1つの筋が異なる運動の動筋になることもある。例えば上腕二頭筋は肘関節の屈曲及び前腕の回外運動(肘関節屈曲時)の動筋である。1関節運動で動筋は『主動筋(primemover)』と『補助動筋(assitantmover・secondarymover)』に分けられる。※メインな動筋を『主動筋』、サ...

  • 運動療法の基礎

    この記事では、リハビリ(理学療法)として運動療法を展開していくためのヒントとなり得る「動作の発達段階から考える治療訓練の4レベル」を紹介する。動作の発達段階から考える治療訓練の4レベルこの考えは、運動における発達的側面を「重心の位置」と「重心移動」という力学的現象で捉えて、治療・訓練を進めていく考えとなる。レベル1が一番難易度が低く、レベル4が一番難易度が高いという事になり、「クライアントが達成可能な難易度がどのレベルか」を評価するのに役立つし、段階的なリハビリ(理学療法)トレーニングを進めていきやすい。スポンサーリンクレベル1:安定した姿勢で四肢・体幹を動かすことができるレベル重心が低く支持...