カテゴリー:疾患の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

カテゴリー:疾患

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、変形性頸椎症(頸髄症・神経根症)についての概要を記載するとともに、変形性頸椎症の中でも「神経根症」にフォーカスを当て、評価・治療に関するエビデンスをまとめていく。スポンサーリンク変形性頸椎症とは変形性頸椎症とは、椎間板や椎骨、靭帯など、背骨全体の加齢変化によって起きてくる病気である。50代以上の中高年者に多いと言うのが特徴で、逆に言えば若年者で変形性頸椎症と診断されるのは稀ということになる。変形性頸椎症は、「症状」や「画像所見」によって以下の3つに分類される。(単なる)頸椎症:神経症状を伴っていない変形性頸椎症。局所の「頸部痛」を引き起こすが、関連痛として「肩凝り」「背部痛」「頭...

  • 疾患 - 運動器疾患

    COPDに対する運動療法の重要性を解説しています。COPDでは下肢筋力トレーニングの重要性が言われており、この記事を読めば「なぜ(呼吸器にたいしてではなく)下肢の運動が大切か」が何となる分かってもらえると思うので是非♪

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、慢性閉塞性呼吸器疾患(COPD)に対する治療に関しての概要に関してガイドラインを参考にしつつ、呼吸リハビリテーションのエビデンス、運動の重要性も含めて記載していく。スポンサーリンク慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、病名ではなく以下のような慢性の閉塞性喚起障害を共通の病変とした呼吸器疾患群を指す。慢性気管支炎肺気腫・・・・・・・・・・・・・・・などなど。※ちなみに、気管支喘息は閉塞性換気障害に該当するが、慢性閉塞性呼吸器疾患には該当しない。関連記事⇒『換気障害(閉塞性換気障害と拘束性換気障害)を解説』※慢性閉塞性呼吸器疾患と呼ばれることもある。慢性閉...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では頸肩腕症候群(けいけいわんしょうこうぐん)という用語について記載していく。頸肩腕症候群の定義首から肩・腕に痛みや凝りなどの症状がある場合、病院で診察してもらうと「頸肩腕症候群」と診断される場合がある。聞きなれない言葉なので、診断された人は「頸肩腕症候群って何だ?」と思う事だろう。そんな「頸肩腕症候群」は以下のように定義されている。広義の頸肩腕症候群は、首(頸部)から肩・腕・背部などにかけての痛み・異常感覚(しびれ感など)を訴える全ての症例を含む。この中で、他の整形外科的疾患(たとえば変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群など)を除外した、検査などで病因が確定できないものを...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、『上腕二頭筋長頭腱炎』について記載していく。上腕二頭筋長頭腱とは上腕二頭筋は2つの起始をもち、長い方を長頭・短い方を短頭と呼ぶ。でもって、両者とも橈骨粗面・前腕屈筋腱膜に停止するが、起始部は以下の通り異なる。・上腕二頭筋長頭の起始部⇒肩甲骨関節上結節・上方関節唇・上腕二頭筋短頭の起始部⇒肩甲骨烏口突起スポンサーリンク上腕二頭筋長頭腱の解剖学的区上腕二頭筋腱長頭は以下の3つに区分される。①関節内部分(滑膜被膜部)②結節間溝部分(滑膜被膜部)③関節外部分(滑膜非被膜部)関節内部分:上腕二頭筋長頭は、肩甲骨の関節上結節・上方関節唇より始まり、関節内部分は腱板疎部と烏口上腕靭帯の下をくぐ...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、肩関節の『腱板損傷(rotatorcuffinjury)』・『腱板断裂(rotatorcufftear)』について記載していく。肩関節の腱板損傷とは腱板損傷とは、文字通り肩関節の回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の腱性部)の損傷を指す。ただし、一般的には上記4筋の中でも、『棘上筋』の損傷を指すことが多い。腱板筋群は回旋筋としての働きをもつ以外に、上腕骨頭を臼蓋に引きつける求心作用をもち、肩関節の安定化に作用している。しかしいずれも小さな筋であり、肩に激しい運動がくり返し加わる場合、疲労や損傷を招きやすい。いったん腱板に損傷が生じると、骨頭と臼蓋との安定化作用が破綻し、肩...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺

    この記事では、脳卒中片マヒ患者の「床からの立ち上がり」と「床への着座」について一例を記載していく。これらの立ち上がり・着座は畳などでの和式生活を送っている場合に重要となる。また、立ち上がりに関しては、転倒した際に自力で起き上がれるために重要となる。脳卒中片マヒ患者の「床からの立ち上がり」動作脳卒中片麻痺患者(右片麻痺)の「床からの立ち上がり動作」は以下の通り(あくまで一例)。外側に左手をつく。また、左下肢を屈曲(胡坐をかくようなイメージ)させる。右臀部を挙上して、左手・左膝・右足部の3点支持で上記の肢位を保持する。前述した肢位(左膝を立てた状態)から、左足関節を背屈させることで左足部を床へ荷重...

  • 症状 - 高次脳機能障害 - 疾患

    この記事では『頭部外傷』という用語について解説していく。頭部外傷(外傷性脳損傷)とは頭部(まれには頭部以外の身体)に外からの力が加わって脳の機能障害が起こることを、『頭部外傷(外傷性脳損傷)』と呼ぶ外力の原因としては以下などが挙げられる。転倒交通事故スポーツ外傷災害暴力・・・・・・などスポンサーリンク頭部外傷(外傷性脳損傷)の症状ご存じのとおり、脳には以下の様に様々な機能が備わっている。生命維持の働き(心拍・呼吸・体温、血圧・・など)意識を保つ働き規則的な睡眠を保つ働き運動・知覚・資格・嗅覚・聴覚の働き言語機能感情・情動の働き学習・記憶・計算・思考の機能判断・決断など従って、頭部外傷によって脳...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では関節リウマチの治療(リハビリも含む)の概要を記載していく。 関節リウマチとは関節リウマチは自己免疫疾患の一つである。免疫とは?免疫とは、本来は自分を守るために体に備わっているシステムのことで、このシステムがあるおかげで、私たちは細菌やウィルスなどが外部から侵入してきても、それを攻撃・排除して病気にならないように出来ている。外から入ってくる外的は「抗原」、それを攻撃し排除する物質は「抗体」と呼ばれ、抗体は白血球でつくられ、おかしなものがあると自分のものではない異物(非自己)かどうかを見極め、異物だけを排除するよう働く。ところが、自分の体を形づくっている細胞や成分を間違って異物とみなし...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では外傷性股関節脱臼に関して解説していく。外傷性股関節脱臼とは外傷性股関節脱臼は、股関節構造が深い寛骨臼および軟骨性関節唇に包まれていて靭帯も強固なため、比較的まれである。しかし、以下などを呈する場合は脱臼しやすくなる。臼蓋形成不全大腿骨頚体角増大前捻角増大外傷性股関節脱臼は前方・後方・中心性脱臼があるが、後方脱臼が過半を占める。外傷性股関節脱臼(後方脱臼)の原因股関節屈曲位にあるときに、前方から強い外力が大腿骨軸の方向に加わると、大腿骨頭は関節包を破って後方に脱出する。でもって、後方脱臼が生じる例として挙げられやすいのが『ダッシュボードインジュリー(dash-boardinjury)...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事ではアキレス腱炎(アキレス腱関節包炎)に関して原因・症状・治療法について解説していく。ちなみにアキレス腱とは『下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)』が合体して腱になったもので踵骨後方突起に付着している。※アキレス腱は人体の中で最大の腱である。下腿三頭筋に関しては以下の記事で紹介しているので、アキレス腱がピンとこない方は合わせて観覧してみてほしい。⇒『下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)のトレーニング+ストレッチ』アキレス腱炎の原因一括りにに「アキレス腱炎」と呼ばれている疾患ではあるが、以下の様に炎症を起こしている部位が若干異なっていたりする。アキレス腱炎:(狭義の)アキレス腱炎とは、アキレス腱自体...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事ではアキレス腱断裂に関して原因・症状・治療法について解説していく。ちなみにアキレス腱とは『下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)』が合体して腱になったもので踵骨後方突起に付着している。下腿三頭筋に関しては以下の記事で紹介しているので、アキレス腱がピンとこない方は合わせて観覧してみてほしい。⇒『下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)のトレーニング+ストレッチ』アキレス腱断裂の原因アキレス腱断裂は以下などで発症する。急性発症:・スポーツ活動・階段の踏み外し・転倒・・・・などによってアキレス腱に急激な外力・伸張力が加わった場合慢性発症:・慢性的な繰り返しの刺激によって断裂する場合アキレス腱断裂は、どんな人に...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事は、後縦靭帯骨化症についてまとめた記事である。リハビリ(理学療法・作業療法)の従事者は参考にしてみて欲しい。スポンサーリンク脊髄靭帯骨化症について背骨(脊柱)は椎骨が積み重なってできており、その一つ一つの椎骨をいくつもの靭帯が繋いで支えている。背骨を支える靭帯には、以下などがある。①前縦靭帯⇒椎体の前面を縦に走行②後縦靭帯⇒椎体の後面を縦に走行③黄色靭帯⇒椎弓を繋いでいる ※このうち、後縦靭帯と横色靭帯は脊柱管の中にある。※椎骨を繋いでいる靭帯は、その他にも棘間靭帯・棘上靭帯などがあるが、この記事には不要な情報なので割愛する。これらの靭帯が硬く厚くなって(骨化)、脊髄障害などを起こす病...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では『肩関節脱臼(+反復性肩関節脱臼)』について記載していく。肩関節は脱臼しやすいよ肩関節(肩甲上腕関節)は脱臼を容易に起こしやすい関節の一つである。※これは、他の関節に比べ自由度が高く、関節を構成する肩甲骨関節窩と上腕骨頭の接触面積が少ないためと考えられている。肩関節脱臼は若年者ではスポーツ活動中に、高齢者では転倒によって、また、片麻痺の患者さんにおいては軽微な外力によって発生する。また、肩関節は一度脱臼をすると、反復性に脱臼を繰り返す例が少なくない。でもって、頻回の脱臼は関節の不安定性を更に高める。スポンサーリンク肩関節脱臼のタイプ脱臼のタイプとしては以下の2つがある。・前方脱臼・...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では『橈骨遠位端骨折』について記載していく。※橈骨遠位端骨折はの中で、「高齢者が発症しやすい3大骨折(脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折)」として有名で、特に橈骨遠位端骨折の中でも発症頻度の高い『コーレス骨折』にフォーカスして作成している。橈骨遠位端骨折の原因橈骨遠位端骨折は年齢を問わず、高頻度に見られる骨折の一つである。小児では高所(自転・すべり台など)より転落して起きることが多く、また高齢者では転倒して手をついた場合に起きることが多い。橈骨遠位端骨折の分類手をついて転倒した際に発生するが、受傷時の手首の肢位によって骨折のタイプが異なる。すなわち、手関節が背屈位(手首を反っ...

  • 疾患 - 運動器疾患

    この記事では、幼児に多い『肘内障』について記載していく。肘内障とは肘内障と表現されるとピンと来ないかもしれないが、肘内障とは「肘の亜脱臼」の事であり、小児における肘の外傷(ケガ)の中で最も頻度の高い疾患の一つである。※亜脱臼に関しては以下も参照⇒『脱臼とは(完全脱臼・亜脱臼・陳旧性脱臼)を解説』発生機序としては、小児が「親に急に手を引っ張られる」であったり「腕を下にして転んだ際」だったりで発症する。※前腕回内で引っ張られて亜脱臼することが多い。2~6歳に多く、再発を繰り返しながら、いつの間にか加齢とともに発生しなくなる。スポンサーリンク肘内障=上橈尺関節の亜脱臼先ほど、肘内障は「肘の亜脱臼であ...

  • 疾患 - 運動器疾患 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『脱臼』という用語について記載していく。脱臼とは脱臼は以下の3つに分類できる。・完全脱臼・亜脱臼(不完全脱臼)・陳旧性脱臼スポンサーリンク完全脱臼完全脱臼とは「関節が完全にはずれた状態」を指す。完全脱臼には以下の様な場合に分類される。関節包外脱臼:外傷性脱臼のように損傷部から関節包の外へ脱臼するものを指す。関節包内脱臼:関節包の損傷はなく、関節包内で脱臼するものを指す。関節包外脱臼では周囲の靭滞などを損傷するため、治療期間は長期に及ぶ。※関節包内脱臼の例としては、顎関節脱臼が代表的。亜脱臼(不全脱臼)亜脱臼とは「関節がはずれかかった状態」であり、互いの関節面の一部だけが接触している...

  • 疾患 - 運動器疾患

    リハビリ(理学療法)の対象となることの多い、高齢者の『椎体圧迫骨折』についての記事となる。 書籍『カパンジーの機能解剖学』を参考にまとめているので、興味がある方は参考にしてみて欲しい。