カテゴリー:リハビリ(理学・作業療法)用語解説の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

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  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説
カテゴリー:リハビリ(理学・作業療法)用語解説
  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では理学療法士・作業療法士(の学生さん)に馴染み深いボトムアップ評価とトップダウン評価に関して、特徴や違いを記載していく。また、トップダウン評価に関しては、認知バイアスの一つである「確証バイアス」とも絡めながら深堀していく。ボトムアップとトップダウンの評価クライアントの評価をする際の方法としては、ボトムアップとトップダウンの2通りがある。ボトムアップによる評価ボトムアップ評価とは、各種評価を一通り実施し、その結果を総合的に勘案して問題となっている原因やその過程を見極めていく方法だ。この方法のメリットは、データの基礎となる各種評価を一通り行うので、評価測定の経験の浅い理学療法士・作業療法...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    今回はシェイプアップに効果的な運動とされており、尚且つ高齢者でも負荷を調整しながらの筋力増強が期待できるスロートレーニングについて記載していく。※ここでは、若年者が実施可能なトレーニングを中心に記載しているが、高齢者にも応用可能な点は何となく理解してもらえると思う。スロートレーニングとはスロートレーニングは、略してスロトレを呼ばれることもあり、名前の通り「ゆっくりと行う運動」を指す。従って、どんな運動であっても「ゆっくりと行えば」スロートレーニングになる。例えばスクワットの場合、素早く実施するのではなく「5秒かけて下肢を曲げ、5秒かけて下肢を伸ばす」という風に、ゆっくり行えばスロートレーニング...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    筋力の向上は「筋肥大」のみならず、「神経系の調節による筋出力の向上」も関与している。つまりは、どんなに大きな断面積を持った筋でもこの神経系の筋力の調節機構がうまく機能しないと強い力を発揮することはできないということになる。そして今回は、筋出力を調節する神経系の働きについて、「運動単位の動員」を中心に記載していく。スポンサーリンク運動単位とは1個の運動ニューロンが支配する筋のグループを運動単位と呼ぶ。例えば12本の筋線維があり、4本の筋線維を支配する3つの運動単位が存在すると仮定すると以下のイラストとなる。イラストは、脊髄・α運動ニューロン・12本の筋線維、3つの筋グループ(3つの運動単位)を示...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、疼痛を理解するうえで大切な生理学である用語について解説していく。静止膜電位興奮性細胞である神経細胞には、静止状態と興奮状態がある。細胞が活動していない静止状態では、エネルギーを使ってナトリウムイオンを細胞外に輸送し、それと交換してカリウムイオンを細胞内に輸送する仕組みがある。つまり静止状態において、細胞内にはカリウムイオンが多く、細胞外にはナトリウムが多い。このような細胞内外のアンバランスが維持された結果、細胞内に多いカリウムイオンは、カリウムイオンを選択的に透過させるカリウムイオンチャネルが開いている時に、細胞外に拡散する。細胞外に多いナトリウムイオンは、ナトリウムイオンチャネ...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、『捻挫』と『靭帯損傷』という用語について、「果たして違いはあるのか?」も含めて整理していく。捻挫とは捻挫は以下のように定義されている。関節に生理的可動域を超えた運動が矯正されて起こる靭帯損傷で解剖学的乱れの無いもの。具体的な捻挫の分類は以下の通り。Ⅰ度:靭帯部分断裂Ⅱ度:靭帯部分断裂と関節包の損傷Ⅲ度:靭帯完全断裂と関節包の損傷スポンサーリンク捻挫は靭帯損傷も含まれている上記の定義から、『捻挫』という用語は「靭帯損傷(部分断裂や完全断裂)を伴った傷害」を示していることが分かる。また、捻挫の分類でも『捻挫』という用語は靭帯損傷を伴っていることが分かる。にも関わらず、『捻挫』という用...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事ではNYHA心機能分類(にーはしんきのうぶんるい)について記載していく。NYHA心機能分類とは?NYHA心機能分類の「NYHA」は以下の略である。ニューヨーク心臓病協会(NewYorkHeartAssociation:NYHA)つまり、NYHA心機能分類とは、ニューヨーク心臓病協会が作成した心機能分類を指す。身体活動による呼吸困難館や胸痛など自覚の有無によって心機能の重症度をⅠ~Ⅳに分類しており、予後推定や治療効果判定などにも用いられている。スポンサーリンクNYHA心機能分類の詳細NYHA心機能分類の詳細は以下になる。~リハビリテーション医学第4版より引用~class内容Ⅰ身体的活動を...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    今回は、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で大切な、在宅酸素療法に関する基礎知識を記載していく。在宅酸素療法とは在宅酸素療法(HomeOxygenTherapy:HOT)とは、酸素欠乏による症状や病態の改善、予後の延長を図るために過程で酸素吸入を行う治療法を指す。在宅酸素療法により、病院などではなく家庭で過ごすことができ、外出や旅行、仕事を続けることもできる。~HTOより~在宅酸素の適用以下の状態で医師が在宅酸素療法を認めた場合に適応となる。安定した病態にある慢性呼吸不全動脈血酸素分圧(動脈血中の酸素量)が55mmhg以下、もしくは60mmhg以下で睡眠時または運動負荷時に低...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、ヨガとピラティスの特徴について違いも含めて記載していく。ヨガやピラティスは、スポーツ選手のトレーニングや、怪我をした人のリハビリ(理学療法)、健康増進目的のスポーツジムなど、様々な場所で用いられおり、これらについてザックリとでも理解してもらえれば幸いである。スポンサーリンクヨガとピラティス理学・作業療法士の皆さんは、「ヨガ」や「ピラティス」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか?何となく「どちらも同じようなもの」といったイメージを持っていないだろうか?しかしながら、ヨガとピラティスでは、目的や呼吸方法などには違いがあったりする。※東洋のヨガ、西洋のピラティスと言われるように歴史も...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、外傷(打撲や捻挫、骨折など)の直後に行われる処置である『RICE』について記載していく。RICEとはRICEとは以下の4つで構成され、それぞれの頭文字を並べたものである。①R⇒Rest(安静)②I⇒Ice(冷却)③C⇒Compression(圧迫)④E⇒Elevation(挙上)RICE処置は、スポーツ外傷に適用できる最初の処置であり、具体的な外傷としては以下が挙げられる。・筋肉を挫傷したとき・関節を捻挫したとき(靭帯損傷)・骨折をしたとき・・・・・・・・・・・・・・・などなど。早期のRICE処置を実施しつつ、速やかに医師に診察を仰ぎ、適切な対処をしてもらうことが大切となる。スポ...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)分野でなじみ深い「姿勢筋緊張」について、「筋緊張」も含めて記載していく。姿勢筋緊張と筋緊張の違い姿勢筋緊張に関して、筋緊張と対比しながら記載していく。筋緊張とは、随意的にリラックスした状態での伸張に対する抵抗がどの程度かを示す用語として使われる。一方で姿勢筋緊張(Posturalmuscletone)とは、中枢神経系の調節が加わった状態での筋の状態を示す用語として使われる。姿勢筋緊張における「中枢神経系の調節」とは、バランスや体重移動などの姿勢反応や随意運動の際の調節機構のことであり、重心が変化する環境に対応する能力ともいえる。正常での姿勢筋緊張が可...

  • 疾患 - 運動器疾患 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『脱臼』という用語について記載していく。脱臼とは脱臼は以下の3つに分類できる。・完全脱臼・亜脱臼(不完全脱臼)・陳旧性脱臼スポンサーリンク完全脱臼完全脱臼とは「関節が完全にはずれた状態」を指す。完全脱臼には以下の様な場合に分類される。関節包外脱臼:外傷性脱臼のように損傷部から関節包の外へ脱臼するものを指す。関節包内脱臼:関節包の損傷はなく、関節包内で脱臼するものを指す。関節包外脱臼では周囲の靭滞などを損傷するため、治療期間は長期に及ぶ。※関節包内脱臼の例としては、顎関節脱臼が代表的。亜脱臼(不全脱臼)亜脱臼とは「関節がはずれかかった状態」であり、互いの関節面の一部だけが接触している...

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    この記事では、ピラティスの歴史についてザックリ解説しています。ピラティスの歴史に興味がある方は観覧してみてください。ジョセフ・H・ピラティスが創始した虚弱体質克服の方法ピラティス・メソッドの創始者、ジョセフ・H・ピラティス氏(JosephHPilates)は、1880年にドイツ・ドュッセルドルフで生まれた。コアの安定性というプリンシパルを考え出し、運動に適応したのは、他ならぬ彼でした。幼少のころから、くる病や喘息、リウマチ熱などに冒されたことで、ピラティス氏は自分の力で病気を治し、強くて元気な体を取り戻すことに夢中になりました。ですが、医学の知識があったわけではなく、すべてが独学。ピラティス氏...