カテゴリー:リハビリ(理学・作業療法)用語解説の記事一覧

リハビリ(理学療法・作業療法)の素材集

理学療法・作業療法士・リハビリテーションに関する様々な素材を情報発信していきます

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

カテゴリー:リハビリ(理学・作業療法)用語解説

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、免荷・部分免荷(部分荷重)・全荷重という用語について解説していく。免荷(めんか)とは?免荷とは、以下を指す。主として下肢の骨折後などの損傷部位に体重をかけないことただし、手首の骨折(コーレス骨折など)の術後一定期間は手をついてはいけない期間が存在し、それも『免荷』と表現できるので、別に下肢に限った話ではない(ただ、下肢に使用される頻度が圧倒的に高いだけ)。※ちなみに、『免荷』の反対語は『荷重(weight-bearing)』でもって免荷と言われた場合「完全免荷」を指している場合が多いが、厳密には以下の2つに分類される。・完全免荷(nonweightbearing;NWB)・部分免...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ用語(っというより医療用語)の一つでもある『現病歴』と『既往歴』の意味について記載していく。また、『合併症』も補足で記載しておく。病歴とは現病歴・既往歴に触れる前に、病歴(medicalhistory)について記載していく。病歴とは患者の病気に関する歴史であり、一般的に以下が含まれる。主訴現病歴既往歴家族歴社会歴や生活歴(生活背景)カルテには、これら『病歴』に加えて、その他の一般情報や評価が記載されている場合が多い。スポンサーリンク現病歴とは現病歴(historyofpresentillness)とは以下を指す。「(現在問題となっている)疾病・症状の始まりや起こりと、それ...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、『スキャプラプレーン(scapularplane)』と『ゼロポジション(zeroposition)』について記載していく。スキャプラプレーン(scapularplane)とはスキャプラブレーン(scapularplane)とは「肩甲骨面」のことである。肩甲骨は板状の骨で背中の高い位置の左右にあるが、丸みがかった胸郭の表面に乗っているため、肩甲骨の作り出す面は身体の前額面に対して約30°~40°でこの面をスキヤプラブレーン(scapularplane)とよぶ。~『画像引用:プロメテウス解剖学アトラス』~scapularplaneとは:以前は、前額面上より30°前方として規定されてい...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    人体解剖学手で使われる基本的な用語をイラストを用いて解説していく。※ちなみに「猿でも分かる」というのは分かり易さを表現しただけであり、観覧者をバカにしようという意図はない(念のため)。医学領域では、人体各部の位置や方向を明確に示す必要がり、このため用語が定められている。なぜ定められているかというと、用語が統一されていなければ誤解を生み、医療過誤の原因にもなったりするからだ。なので、各用語の定義を正確に把握することは大切となる。ただし、一部どっちつかずな表現法もあったりして、しかも他の表現方法を用いたほうが分かり易いケースもあったりするが(なので、ブログでは厳密にこの用語に準じて作成してはいない...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)で馴染み深い『テノデーシスアクション』という用語について解説していく。テノデーシスアクションとはテノデーシス(tenodesis)あるいはテノデーシスアクション(tenodesisaction)とは以下を指す。「手関節を背屈すると指が屈曲し、掌屈すると指が伸展する」といった固定筋腱作用または動作のこと。例えば頚髄損傷で把持機能が失われている場合、長橈側手根伸筋が残存していればその機能を用いて手関節を背屈すると、手指筋の緊張により母指と示指によりつまみ動作が可能となる。従って、手関節の背屈機能が残存している場合は、手指屈曲の代償動作として活用出来たりす...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)の専門用語であるGCE(generalconditioningexercise)、すなわち全身調整運動(全身調整訓練)について記載していく。GCE(全身調整運動・全身調整訓練)とは全身調整運動(全身調整訓練)は、GCE(generalconditioningexerxise)の訳である。でもって少し古い文献になるのだが『書籍:運動療法』には、全身調整運動(全身調整訓練)に関して以下の記載がある。身体的障害などにより、コンディショニング(conditioning)がくずれた状態、つまりデコンディショニング(deconditioning)の状態を改善して...

  • 評価 - ROMテスト - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、『関節可動域訓練(ROMエクササイズ:rangeofmotionexercise)』について記載していく。リハビリ職種(理学療法士・作業療法士)や看護師さんは是非一度観覧してみてほしい。スポンサーリンク関節可動域訓練(ROMエクササイズ)とは関節可動域訓練(ROMエクササイズ)とは、リハビリ(理学療法・作業療法)の中で使用頻度の高いエクササイズであり、リハビリ従事者(理学療法士・作業療法士)にとって必修の知識と技術である。すべての動作は、筋肉や外力の働きによって行われ、その運動は関節を軸として行われている。なので、この『関節』が種々の原因によって障害を受けると、四肢や体幹の可動性...

  • 疾患 - 脳卒中片麻痺 - リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、『共同運動』と『連合反応』について記載していく。また、記事の最後では共同運動・連合反応をイメージしやすい肢位として『ウェルニッケマン肢位』もイラスト一緒に紹介していく。共同運動とは一般的に言われる『共同運動』は「2つ以上から組み合される作用が、個々のときよりも大きくなる過程」を指し、「相乗作用」とも言われる。一方で、1つの筋を動かそうとするとき、筋は集団(筋群)としてパターン化した運動が起こることがあり、これも『共同運動(synergy)』と呼ぶ。でもってリハビリテーション医学においては、中枢神経性麻痺によって生じた陽性徴候の一つとして(後者の意味で)『共同運動』が用いられる。共...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)で馴染み深い用語である『フィードバック』と『フィードフォワード』に関して記載していく。この記事を観覧することで、フィードバックとフィードフォワードの違いを何となく理解してもらえると思う。フィードバック・フィードフォワードとはフィードバック・フィードフォワードは以下の意味を持つ。~理学療法学事典より引用~フィードバック(Feedback):フィードバックとは、ある目的のために反応を起こし(原因)、結果が目的と一致すれば終了し、一致しなければ修正するということ。すなわち、原因から導かれた結果を、原因に反映させること。フィードフォワード(Feedforwa...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、理学療法士に馴染み深い『肩甲上腕リズム』について記載していく。 肩甲上腕リズムとは肩甲上腕リズム(Scapulahumeralrhythm)とは、以下の動きを指す。『肩関節を外転した際に起こる、上腕骨と肩甲骨の連動した動き』そして、この上腕骨と肩甲骨の連動した動きは、外転時に2対1の割合で起こると一般的には言われている。例えば、「肩関節が90°外転している状態」というのは以下を指すという理屈になる。「上腕骨(肩甲上腕関節)の60°外転」と「肩甲骨(肩甲胸郭関節)30°上方回旋」が起こっている状態以下のイラスト真ん中が、肩関節外転90°を表している。肩関節の運動に関する古典的な研究...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、クラインフォーゲルバッハ(Klein-Vogelbach)が提唱した運動学における『カウンターウェイト』と『カウンターアクティビティー』という用語について記載していく。リハビリ(理学療法・作業療法)の用語の一つとして、興味がある方は参考にしてみてほしい。スポンサーリンクカウンターウェイト・カウンターアクティビティーとはKlein-Vogelbachの運動学では、バランスを取る戦略を基本的に3つに分けられる。・カウンターウェイト(counterweight)の活性化・カウンターアクティビティー(counteractivity)・カウンタームーブメント(countermovement...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『POS』と『POMR(問題志向型診療記録)』について記載していく。POSとは『POS』とは『ProblemOrientedSystem』の略である。Problem⇒問題Oriented⇒それに関心を寄せた・それを志向するつまり、POSとは「問題点に着目しながら考えていくシステム」と表現することが出来る。もう少し専門的な表現としては以下の通り。患者に関わる臨床上の問題点(problem)の一つひとつに焦点を合わせ、その問題の所在を追求(problemoriented)して、その意味づけをし、一つひとつの問題点を患者の全体像の中で把握し、その解決法を計画し、それを実行に移していくシス...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『サルコペニア』と『フレイル』に関して、各々の違いも含めて分かりやすく解説しています。 また記事の最後には、これらの用語と関連深い『ロコモティブシンドローム』や『廃用症候群』についても言及しているので、一緒に観覧すると理解が深まると思います。

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ(理学療法)の対象となる運動器疾患とも馴染み深い「ロコモティブシンドローム」に関して、予防や運動も含めて記載していく。ロコモティブシンドロームとは運動器のことをロコモティブオルガン(locomotiveorgan)といい、それがロコモティブシンドロームという名前の由来とされている。ロコモティブシンドロームとは「運動器症候群」とも呼ばれ、日本整形外科学会が2007年に提唱した概念であり、以下の様に定義されている。運動器の障害により歩行能力が低下などが起こり、「要介護になる危険性がある状態」そして、リハビリ(運動療法)によってロコモティブシンドロームを予防することは、要介護状...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では理学療法士・作業療法士(の学生さん)に馴染み深いボトムアップ評価とトップダウン評価に関して、特徴や違いを記載していく。また、トップダウン評価に関しては、認知バイアスの一つである「確証バイアス」とも絡めながら深堀していく。ボトムアップとトップダウンの評価クライアントの評価をする際の方法としては、ボトムアップとトップダウンの2通りがある。ボトムアップによる評価ボトムアップ評価とは、各種評価を一通り実施し、その結果を総合的に勘案して問題となっている原因やその過程を見極めていく方法だ。この方法のメリットは、データの基礎となる各種評価を一通り行うので、評価測定の経験の浅い理学療法士・作業療法...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    今回はシェイプアップに効果的な運動とされており、尚且つ高齢者でも負荷を調整しながらの筋力増強が期待できるスロートレーニングについて記載していく。※ここでは、若年者が実施可能なトレーニングを中心に記載しているが、高齢者にも応用可能な点は何となく理解してもらえると思う。スロートレーニングとはスロートレーニングは、略してスロトレを呼ばれることもあり、名前の通り「ゆっくりと行う運動」を指す。従って、どんな運動であっても「ゆっくりと行えば」スロートレーニングになる。例えばスクワットの場合、素早く実施するのではなく「5秒かけて下肢を曲げ、5秒かけて下肢を伸ばす」という風に、ゆっくり行えばスロートレーニング...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    筋力の向上は「筋肥大」のみならず、「神経系の調節による筋出力の向上」も関与している。つまりは、どんなに大きな断面積を持った筋でもこの神経系の筋力の調節機構がうまく機能しないと強い力を発揮することはできないということになる。そして今回は、筋出力を調節する神経系の働きについて、「運動単位の動員」を中心に記載していく。スポンサーリンク運動単位とは1個の運動ニューロンが支配する筋のグループを運動単位と呼ぶ。例えば12本の筋線維があり、4本の筋線維を支配する3つの運動単位が存在すると仮定すると以下のイラストとなる。イラストは、脊髄・α運動ニューロン・12本の筋線維、3つの筋グループ(3つの運動単位)を示...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、『捻挫』と『靭帯損傷』という用語について、「果たして違いはあるのか?」も含めて整理していく。捻挫とは捻挫は以下のように定義されている。関節に生理的可動域を超えた運動が矯正されて起こる靭帯損傷で解剖学的乱れの無いもの。Ⅰ度:靭帯部分断裂Ⅱ度:靭帯部分断裂と関節包の損傷Ⅲ度:靭帯完全断裂と関節包の損傷スポンサーリンク捻挫は靭帯損傷も含まれている上記の定義から、『捻挫』という用語は「靭帯損傷(部分断裂や完全断裂)を伴った傷害」を示していることが分かる。にも関わらず、『捻挫』という用語は、『靭帯損傷』という用語と独立したイメージを世間一般に与えている場合も多い。その理由としては、以下の様...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事ではNYHA心機能分類(にーはしんきのうぶんるい)について記載していく。NYHA心機能分類とは?NYHA心機能分類の「NYHA」は以下の略である。ニューヨーク心臓病協会(NewYorkHeartAssociation:NYHA)つまり、NYHA心機能分類とは、ニューヨーク心臓病協会が作成した心機能分類を指す。身体活動による呼吸困難館や胸痛など自覚の有無によって心機能の重症度をⅠ~Ⅳに分類しており、予後推定や治療効果判定などにも用いられている。スポンサーリンクNYHA心機能分類の詳細NYHA心機能分類の詳細は以下になる。~リハビリテーション医学第4版より引用~class内容Ⅰ身体的活動を...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    今回は、訪問リハビリや通所サービス(デイケア・デイサービス)で大切な、在宅酸素療法に関する基礎知識を記載していく。在宅酸素療法とは在宅酸素療法(HomeOxygenTherapy:HOT)とは、酸素欠乏による症状や病態の改善、予後の延長を図るために過程で酸素吸入を行う治療法を指す。在宅酸素療法により、病院などではなく家庭で過ごすことができ、外出や旅行、仕事を続けることもできる。~HTOより~在宅酸素の適用以下の状態で医師が在宅酸素療法を認めた場合に適応となる。安定した病態にある慢性呼吸不全動脈血酸素分圧(動脈血中の酸素量)が55mmhg以下、もしくは60mmhg以下で睡眠時または運動負荷時に低...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、ヨガとピラティスの特徴について違いも含めて記載していく。ヨガやピラティスは、スポーツ選手のトレーニングや、怪我をした人のリハビリ(理学療法)、健康増進目的のスポーツジムなど、様々な場所で用いられおり、これらについてザックリとでも理解してもらえれば幸いである。スポンサーリンクヨガとピラティス理学・作業療法士の皆さんは、「ヨガ」や「ピラティス」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか?何となく「どちらも同じようなもの」といったイメージを持っていないだろうか?しかしながら、ヨガとピラティスでは、目的や呼吸方法などには違いがあったりする。※東洋のヨガ、西洋のピラティスと言われるように歴史も...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、外傷(打撲や捻挫、骨折など)の直後に行われる処置である『RICE』について記載していく。RICEとはRICEとは以下の4つで構成され、それぞれの頭文字を並べたものである。①R⇒Rest(安静)②I⇒Ice(冷却)③C⇒Compression(圧迫)④E⇒Elevation(挙上)RICE処置は、スポーツ外傷に適用できる最初の処置であり、具体的な外傷としては以下が挙げられる。・筋肉を挫傷したとき・関節を捻挫したとき(靭帯損傷)・骨折をしたとき・・・・・・・・・・・・・・・などなど。早期のRICE処置を実施しつつ、速やかに医師に診察を仰ぎ、適切な対処をしてもらうことが大切となる。スポ...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では、リハビリ(理学療法・作業療法)分野でなじみ深い「姿勢筋緊張」について、「筋緊張」も含めて記載していく。姿勢筋緊張と筋緊張の違い姿勢筋緊張に関して、筋緊張と対比しながら記載していく。筋緊張とは、随意的にリラックスした状態での伸張に対する抵抗がどの程度かを示す用語として使われる。一方で姿勢筋緊張(Posturalmuscletone)とは、中枢神経系の調節が加わった状態での筋の状態を示す用語として使われる。姿勢筋緊張における「中枢神経系の調節」とは、バランスや体重移動などの姿勢反応や随意運動の際の調節機構のことであり、重心が変化する環境に対応する能力ともいえる。正常での姿勢筋緊張が可...

  • リハビリ(理学・作業療法)用語解説

    この記事では『脱臼』という用語について記載していく。脱臼とは脱臼は以下の3つに分類できる。・完全脱臼・亜脱臼(不完全脱臼)・陳旧性脱臼スポンサーリンク完全脱臼完全脱臼とは「関節が完全にはずれた状態」を指す。完全脱臼には以下の様な場合に分類される。関節包外脱臼:外傷性脱臼のように損傷部から関節包の外へ脱臼するものを指す。関節包内脱臼:関節包の損傷はなく、関節包内で脱臼するものを指す。関節包外脱臼では周囲の靭滞などを損傷するため、治療期間は長期に及ぶ。※関節包内脱臼の例としては、顎関節脱臼が代表的。亜脱臼(不全脱臼)亜脱臼とは「関節がはずれかかった状態」であり、互いの関節面の一部だけが接触している...